とりあえずで購入した包丁やまな板。なんとなくこのままでも不便はないけれど、せっかくなら上質で、使えば使うほど自分に馴染み、一緒に成長していってくれるような、愛され続けている調理道具が欲しくなりますよね。

そこで今回は、毎日の暮らしにぴったりと寄り添ってくれる、こだわってつくられた上質な調理道具をご紹介したいと思います。これからもっともっと料理を楽しみたい人、これからお料理を始める人におすすめしたい、長く使えて上質な料理道具たち、ぜひ参考になさってみてくださいね。

見た目もおしゃれで衛生的なオールステンレス一体構造のグローバルの包丁は、海外のメーカーと思われがちですが、日本が誇る金属メーカー、吉田金属工業が作る世界中で愛され続けている万能包丁です。

三徳包丁は、肉、魚、野菜なんでも多様に使えるので、最初に手にしたい便利な一本です。切れ味も良く、グリップも握りやすいので長時間の作業も疲れ知らずです。千切りが気持ちよくできますよ。

オールステンレスなので、お手入れしやすいのも嬉しいですね。三徳包丁の他にもパン切り包丁や文化包丁など種類も豊富です。徐々に揃えていきたい包丁です。

最近日本のキッチンでも出番が増えてきているキッチンバサミ。PAULのキッチンバサミは100年以上の歴史を誇るドイツのハサミメーカーが作るおしゃれで万能なキッチンバサミです。

分解できるので細部まで綺麗に洗うことができ、清潔感を保つことができます。万能ネギやわけぎを細かくカットする時など、キッチンバサミがあればササッと切れちゃいます。ハサミを使うことで洗い物も手間も減ります。お料理初心者さんにもオススメのキッチン道具です。

東屋のまな板は大小2種類のサイズ展開で、小さいサイズは、歯当たりが均一になる柾目材を使用し、大きいサイズは板目が使用されています。ヒノキは伊勢神宮の柱の建材としても利用されているため、大きいサイズに関しては高値を防ぐために、この製法が使われているそうです。どちらも継ぎ目のない一枚板。それはとても贅沢なことなんです。そして、職人さんの手により、丁寧にカンナをかけられ私たちの手元に届きます。

天然素材の逸品なので、お手入れ方法は合成洗剤などを使わずに、粗塩を使いサッと洗い、立てて乾かすことで天然素材の持つ威力を長く発揮してくれます。自分が歳をとっていくのと同じように、このまな板も丁寧に優しく手入れをしてあげることで、一緒に年齢を重ねていくことができる愛すべき台所道具なのです。

イチョウ材は、他の木材に比べ油分が多く、水はけが良いのが特長です。柔らかい素材なので弾力性があり、トントン刻んでいても疲れ知らずのまな板です。このまな板もヒノキ同様、合成洗剤はなるべく使わず、洗ったあとは水気を拭き取り、木目にそって立てて保存します。

せっかくなら同素材のイチョウの木で出来たまな板立てで保管したいですね。一枚板でできたイチョウの木で出来たまな板。こちらも大切に丁寧に使って、一緒に年齢を重ねていきたい台所道具です。

使ったぶんだけ育ってくれる、まるで自分を反映したようなフライパン。それが1792年創業の日本の台所を支えてくれている木屋の打ち出しフライパン。

鉄製で継ぎ目がなく、他のフライパンに比べて1.6mmという絶妙な薄さで出来ているので、熱伝導率も高く、何より軽く使いやすいフライパンなんです。女性でも片手で持ってもストレスフリー。お料理タイムが楽しくなるフライパンです。

持ち手の部分が楕円形なので、握った時手に馴染み、炒め物でも気持ちよくフライパンを持つことができます。お手入れは、洗剤を使わず、使ったあとサッとお湯で洗い流します。回数をこなせばこなすほど油が馴染み、一緒に成長していけるフライパンです。

煮物や汁物、ちょっとした一品を作る時にも重宝するのがアルミを叩いて作られた鍋工房姫野工作所が世に送るアルミ手打ちの行平鍋です。

アルミを叩いて作られた行平鍋は、打ち込まれた鎚目により熱伝導率もよく、食材の美味しさをさらに引き出してくれるのもポイントです。耐久性もあり、とっても軽い素材なので女性でも、お料理初心者の方でも片手で使えて調理時のストレスフリー。持ち手の使いやすいのがとっても便利なお鍋です。