蕎麦猪口はもともと17世紀に佐賀県の有田で初めて作られたものだそうです。その誕生地である有田の伝統技術と「amabro（アマブロ）」の表現力によって実現したシリーズ、CHOKU。

蛸（たこ）の足のようにツル草が渦巻いている蛸唐草模様や、縁起の良い松竹梅など、10種類もの柄が多彩に揃っています。

金彩が施されるものもあり、ギフトパッケージも金色が使われているエレガントなデザイン。内祝いや引越し祝いなどのギフトにも向いているアイテムです。

長崎県で生まれ、江戸時代から愛されてきた波佐見焼。この器は、麻の葉や菊などをモチーフにした文様が深い藍色で絵付けされています。昔ながらの古典柄ながら、どこか北欧ヴィンテージ食器のような趣があるので洋食にも馴染むアイテムです。

こちらは唐草や籠目など縁起のよい文様が赤色で表現されているシリーズ。モダンなテイストを漂わせ、伝統的な和柄でも新鮮さのあるデザインです。5つの柄をそれぞれ単品で購入できます。

夫婦円満のシンボルである“おしどり”の絵柄が入っている紅白の蕎麦猪口セット。波佐見焼の磁器製品で、透き通るような白磁と鮮やかな赤のコントラストが美しくテーブルに映えます。桐箱入りで結婚祝いにおすすめです。

東屋（あづまや）の人気シリーズは、いかにも蕎麦猪口らしい安心感のある佇まい。蛇の目高台と呼ばれる古くから続く技法によって作られたもので、麺つゆを入れて使うのに最適であるといわれているサイズです。

どこか懐かしさを感じさせてくれる5つの絵柄。すべて白地に藍色の染付のため、バラバラの個性を並べてもしっくり落ち着きます。

蕎麦の歴史は奈良時代から続いているそうです。そんな日本の食文化を食卓の上で雰囲気よく演出できる鳥獣戯画の絵付け。漫画の原型といわれる絵巻から、兎や蛙などが登場する5つの名場面が再現されています。

強弱のある筆のタッチや躍動感のある描写が大胆にあしらわれているデザインです。伝統的ながらも遊び心が感じられ、食卓が楽しい雰囲気になりそう。

この器の模様は麦藁手（むぎわらて）と呼ばれているものです。風に揺れる麦の穂に似ていることから名付けられ、素朴さのある縦縞模様が特徴。赤みを帯びた土の褐色が活かされ、温もりが滲んでいます。

麦藁手よりも細い線が描かれているこちらの模様は、二色十草。道端の片隅で生きる野草の穂がモチーフになっています。蕎麦ゆつ以外にも、コーヒーの濃い色が似合うカラーです。

呉須（ごす）と呼ばれる藍青色で絵付けされている九谷青窯の器。高原真由美さんによるシリーズ作品で、デザート用としても湯のみや酒器としてもおしゃれです。余白が効いたデザインがセンスのよさを感じさせてくれます。

蕎麦猪口とお揃いの豆皿も販売されているので、併せて揃えるのもおすすめです。蕎麦には薬味を添えて、または湯のみとして使うなら豆皿にはお茶菓子を乗せて。セットで使うと素敵ですよ。

こちらのガラスは日本製の工芸品です。大正時代に用いられていたという“あぶり出し”の成型技法で作られた文様が魅力。絵付けで描かれているのではなく、職人さんの巧みな温度コントロールによって生み出されています。

とろみのある乳白色の模様に光が注ぐと、儚く美しい影がテーブルに映ります。模様は市松や波などの5タイプ。全種類を揃えた5つセットは結婚祝いや母の日のプレゼントなどにもおすすめです。

よくある蕎麦猪口よりやや口径が広いスクエア型。このように形が少し違うだけで、定番とは異なるちょっとしたこだわりを演出できます。模様は水玉、斜め十草、十草の3種類。三重県菰野町（こものちょう）を拠点とする藍窯 堀内製作所とTODAY'S SPECIALが手がけた焼き物です。

色彩豊かで華やかな古伊万里様式の器は、背筋が伸びるような気品を食卓にもたらしてくれます。1つだけで十分に存在感があり、小鉢として利用してもOK。こんにゃくの煮物やほうれん草のおひたしなど単色の副菜を料亭の一品並みに盛り付けられます。

縦縞の十草（とくさ）模様とドット柄が描かれ、伝統的な趣とポップさがミックスされたシリーズ。十草はまっすぐ上に伸びることから成長や繁栄の象徴とされています。和洋どちらの食卓にも馴染む、デザイン性が高く縁起がいい器です。

デンマークのデザイナー、セシリエ・マンツさんが有田焼で表現したシンプルな逸品。ティーカップやエスプレッソカップなどサイズ違いのデザインが揃っているシリーズです。この写真の真ん中にあるのが蕎麦猪口タイプ。シンプルなので、ドリンクカップや小鉢としも活用できます。

テーマはCLAY＝土。有田焼は本来透明感のある白さが美しいとされていますが、あえて鉄分を含んだ土を使い優しいグレー色をしているのがこの器の特徴です。別売りされている小皿Stack flat79は蓋のようにスタッキングが可能で、薬味皿になります。

シンプルでナチュラルな暮らしを送りたい人にぜひ知ってほしい、陶芸家かとうようこさんの作品。和紙を切り抜いて下絵の具を染み込ませるという和紙染で木の実が描かれています。他の器と個性がぶつからない優しいデザインで、暮らしにそっと寄り添ってくれる器です。

一般的な概念にとらわれない、感性豊かなデザイン。まるでハイブランドの洋食器のような高級感にあふれているこの器は、栃木県益子で活躍されている久保田健司さんの作品です。

イッチンと呼ばれる技法で唐草模様が描かれており、独特の立体感によって視覚と感触も楽しめます。カラーは全部で3種類から選べます。

蓋が付いた「スタイルストア」の蕎麦猪口は、機能性が抜群。蕎麦やそうめんを食べる時には蓋が薬味皿になり、普段の食卓でちょっとだけ副菜が残ってしまった時には保存容器に。茶碗蒸しを作る時にも蓋付きの器が便利です。

積み重ねて省スペースで収納が可能。シンプルな無地なので、フリーカップとして幅広く使えます。カラー展開はホワイトとカーキグレーの2種類。

薬味皿とのセットで定番らしさのあるのが「昭和製陶」の器です。比較的値段が控えめで、家族分のセットを揃えやすい商品。洋食や中華メニューとの相性もいいので、日常的にレギュラーで使えます。

薬味皿、醤油皿、または漬物皿に、さらには箸置きにもなります。場所を取らず収納できて、一人暮らしの人にもおすすめのセットです。

「そメや」の白磁は、うっすら青みがかっていてアンティークのような趣があります。微小な石が混ざった原料が使われていることで、土が持つ自然の温もりが表現されているのも特徴です。

うず文や格子柄など古くから親しまれている伝統文様がひとつずつ手描きで仕上げられています。不規則な線や形の違いこそが手作りの味わいです。

「SAKUZAN（作山窯）」の猪口は、釉薬の色味が美しく、惚れ惚れする姿。自然に生まれた個性がそのまま表現されています。直径が9.5cmあり、サイズは少し大きめ。質感に温かみがある陶器製で、小鉢や湯のみとしても使い心地のよい器です。

よくあるツルッとした蕎麦猪口とは異なり、ぽってりとしたほどよい重厚感がある陶土製。益子焼と並ぶ焼き物の産地である茨城県笠間市で作陶されている酒井敦志之さんの作品です。丁寧に作られた手仕事の味わいと奥深さを感じられる縞模様。焼き色が美しく、料理の器としてはもちろん酒器にもふさわしい風格があります。

豊かな自然の美や土地柄が表れている沖縄の焼き物やむちん。青、緑、茶色といった色に奥行きがあり、落ち着いているものの渋すぎず、ポジティブな陽気さを呼び起こしてくれるような魅力があります。貫入（かんにゅう）と呼ばれる細かなヒビが入っているのが、釉薬を使った陶器ならではの特徴です。

氷雪で覆われるツンドラの自然をモチーフにしているという「iittala（イッタラ）」のガラスシリーズ。小さめのタンブラーで、ワインやビールを注ぐカップにもなります。透明なデザインは清涼感があり、冷たいおそうめんやうどんのつゆ用にうってつけ。デザートやフルーツの盛り付けも華やかに見え、おもてなし向けです。

器作家のイイホシユミコさんと老舗のガラスメーカーである木村硝子店のコラボによって生まれた評判のシリーズ。ナチュラルなニュアンスカラーが料理を引き立ててくれます。全5色のうちサンドベージュとモスグレーはマットな質感で、その他はツヤのある釉薬で仕上げられています。

サイズは一般的な蕎麦猪口に比べて少し小ぶりです。女性の手に馴染みやすく、コーヒーカップにもちょうどいいデザイン。お子さん用のスープカップにもなります。

マリメッコのラテマグも蕎麦猪口として使えます。かわいいデザインを探しているなら、ぜひチェックしてみてください。一番人気のウニッコ柄はカラーバリエーションが豊富で、色違いを揃えてもおしゃれですよ。この写真のカラーはメタリックゴールドとネイビーブルーを組み合わせた日本限定品です。

女性ファンが多い松尾ミユキさんのイラストをまとったフリーカップ。麺つゆの器には落ち着いた雰囲気のものが多いですが、こんな可愛いデザインを合わせてみると食卓が楽しくなりますね。

絵柄は鳥、猫、植物の3種類。ブラックとグレーの2つのカラーバリエーションがあります。スープや飲み物、アイスクリームやプリンなど、気軽に盛り付けてみて。

「POTPURRI（ポトペリー）」から展開されているこのティーカップは、蕎麦猪口用にぴったりのサイズ。ノスタルジックな北欧テイストのデザインと丸みのあるフォルムが可愛らしく、おしゃれに食卓を飾れます。九谷焼から着想を得ているというもので、奇をてらわず日常使いできるカップです。