長崎県・波佐見町で作られている「波佐見焼」。実は400年以上もの歴史がある伝統的な食器ですが、その名前が知られるようになったのはここ数年のこと。それまでは有田焼として扱われてきたのが、産地厳格化のために「波佐見焼」と呼ばれるようになったためです。「波佐見焼」として扱われるようになってからはその人気は絶大なものに。おしゃれな人のSNSにもよく登場するので、目にしたことがある人も多いはず。そんな波佐見焼の魅力と人気ブランド4選をご紹介します。2017年08月14日作成
長崎県・波佐見町で生み出される「波佐見焼」。とても人気が高いので、一度は見たり聞いたりしたことがある人も多いのでは?近年人気の波佐見焼ですが、誕生したのは慶長4年(1599年)と実に歴史ある伝統工芸品なんです。
人気の秘密はそのモダンさ。透き通るような白磁に「呉須」と呼ばれる藍色の顔料で絵付けをするのが波佐見焼の特徴ですが、そのデザインが北欧に通ずるものがあり、北欧デザイン人気も相まって、注目を集めています。
シンプルなデザインのものが多いので、和食はもちろんのこと、洋食やスイーツにも合わせやすい、という使い勝手のよさも魅力の一つ。波佐見焼の中には伝統工芸品とは思えないほど、現代的で洗練されたものがあります。毎日の食卓への取り入れやすさは、元々庶民の日常使い用に作られていた、という波佐見焼の歴史に裏打ちされています。
1779年(安永八年)創業の老舗「白山陶器」。その人気シリーズがこちらの「Bloom(ブルーム)」。北欧風デザインで何を乗せてもおしゃれに見えます。
和食にも洋食にも合うから、活躍する場面は多数。色々なサイズやアイテムがあるので、揃えると食卓に統一感が出ますね。もちろん、単一で使っても◎
「グッドデザイン賞」や「ロングライフデザイン賞」を受賞しているほどの優れたデザイン性を誇るのが、こちらの「平茶碗」。何と約100種類ものデザインがあるのだとか。
お茶碗ですが、ご飯以外のものをよそっても素敵。おかずやスイーツにも使えるのでとても便利ですよ。
こちらはモダンな角皿。2パターンに分かれた図柄が現代的な印象を与えてくれます。何気なく料理を盛り付けるだけで何だかおしゃれな雰囲気に。
白と青のコントラストが爽やかで、和食以外にも色々な使い道ができます。いつものサンドイッチも何だか新鮮に見えますね。
麺類や丼物に便利などんぶり。ささっと手軽に食べる昼食でも、洗練された器を使えば贅沢なひと時に。
「これが伝統工芸品?」と思わず驚いてしまうほどの現代的なデザインが魅力の「HASAMI」。こちらは1960年代のアメリカのダイナーをイメージしたシリーズ。カラーバリエが豊富なマグは、カフェで見たことがある人も多いのでは?
スタッキングできるので、収納にも便利。無造作に積み重ねたって、おしゃれに決まるから嬉しいですね。あえて見せる収納をするのもおすすめ。
まるで子供のおもちゃのようなカラフルさが楽しいオーブンウェアのシリーズ。フランスのおままごとセットがイメージされています。
色鮮やかで、料理をよりおいしそうに引き立ててくれます。オーブン料理以外にも、サラダやデザートを盛り付けても意外とマッチしますよ。固定概念にとらわれず、色々な使い方をしてみてください。
打って変わって、こんなシックで落ち着いた色合いのシリーズも。イギリスのパブで使われるような食器をイメージして作られています。「鋳込み成形」という技術で薄く作られているから、軽くて取り扱いしやすいんですよ。
六角形のプランター。蜂の巣のように、連結することができます。同色の受け皿も販売されているので、多肉植物以外の植物にも利用できます。
シンプルで飽きが来ないデザインが人気の「東屋」。こちらは伝統的な小紋柄がかわいい小皿。古風な柄のはずなのに、スイーツを乗せてもしっくりきます。
「東屋」で人気が高いのが蕎麦猪口(そばちょこ)と豆皿。蕎麦猪口は、めんつゆを入れるだけでなく、湯のみとしても使えます。上記の小皿と合わせれば、立派なおもてなしセットに。「マルチカップ」として色々活用してみてください。豆皿はデザイン豊富で、ちょっとしたお茶菓子を盛り付けるのにもぴったりです。
コロンとした丸みがキュートなお茶碗。「印判染付(いんばんそめつけ)」という手作業ならではのぬくもりがあります。
幾何学的な模様ですが、白磁に呉須という伝統的なデザインは守っているから、食卓にすっとなじみます。丸みを帯びた形が、ご飯をよりおいしそうに見せてくれますね。
日々の暮らしに寄りそう食器を生み出す「馬場商店」。実は「HASAMI」と同じ、「有限会社マルヒロ」のブランドの一つです。こちらは、人気シリーズの「いろは」。江戸時代から庶民の食器として親しまれた「くらわんか椀」のデザインが再現されています。
一本ずつ手描きされたボーダー柄の「藍駒」。シンプルなデザインなので、どんな料理にも使いやすいのが魅力。少しずつ濃さや太さが違うので、手描きならではの温もりと味わいを感じることができます。
南天模様のシリーズ。伝統的な白磁に呉須の手法ですが、北欧を感じさせるデザインで、こんな風にパンやフルーツを盛り付るのにもぴったり。サイズやデザイン違いで集めたくなりますね。
和食はもちろんのこと、あらゆるジャンルの料理に使用することができ、しかもおしゃれに見せてくれる波佐見焼。人気が突出しているのもうなずけます。ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。きっと使い勝手のよさに驚くはずですよ。
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長崎県・波佐見町で生み出される「波佐見焼」。とても人気が高いので、一度は見たり聞いたりしたことがある人も多いのでは?近年人気の波佐見焼ですが、誕生したのは慶長4年(1599年)と実に歴史ある伝統工芸品なんです。