少し前になりますが、5月に開催された益子陶器市に行ってきました。
春と秋、年2回開催される栃木県・益子の恒例行事。販売店約50店舗のほか、約600テントが並び、伝統的な益子焼から作家もののうつわや日用品、美術品まで販売される、うつわ好きには夢のような場所です！

今回訪れようと思ったきっかけは「よしざわ窯」のうつわ。友人からプレゼントで頂いて、シンプルでナチュラル、暮らしにそっと寄り添ってくれる佇まいに惹かれました。「よしざわ窯」は益子の中でも人気が高い窯元で、陶器市では朝から整理券を配るという盛況ぶり。始発の電車を乗り継いで向かったのですが、読みが甘く、到着と同時に整理券配布終了…。とんでもない人気ぶりに驚きつつ、そんなうつわが自宅にあるなんて嬉しい気持ちにもなりました（益子陶器市では他の作家さんのうつわや窯元を巡りました◎）。

友人から頂いたのは、日本の家紋「木瓜（もっこう）」のかたちをモチーフにした「木瓜皿」です。マットな質感で、一見白色にも見えますが細かいそばかすのような鉄点や釉薬のムラがあり、温かい風合いが感じられます。リムがあるので、私はシチューやカレーなど汁物料理を食べるときによく使っていますが、和菓子や洋菓子をのせている方もSNSでいらっしゃいました（おしゃれ！）。和洋中なんでもあうので、日常使いにぴったりです。

そんな素敵な「よしざわ窯」のうつわが、今年の春からキナリノモールでも購入できるようになりました◎
シンプルなものはもちろん、動物や果物をかたどったモチーフのかわいらしいうつわがたくさん。おうちに居ながら益子に訪れたような気分で、「よしざわ窯」さんのうつわを眺めてはいかがでしょうか？