出典: 一年を通して人気が高い観光地・京都。誰もが知っているような有名寺院は、見応えはあっても人が多過ぎて京都らしい風情あまり感じられない…なんてことも。
今回は、京都観光を心静かに楽しむことができる穴場スポットをご紹介!季節ごとに分けているので、ぜひ旅行の計画の参考にしてくださいね。
【春】ゆっくりお花見できる!春のおすすめ穴場観光スポット
出典: 桜の季節は特に人出が多くなる京都。少し時期を早めることで、人混みを避けましょう。JR東福寺駅から徒歩20分ほどの雲龍院では、3月から梅と共に早咲きの桜を同時に楽しむことができますよ。
出典: 境内に植えられている河津桜は、2月下旬頃から開花し始め、3月上旬頃に見頃を迎えます。ソメイヨシノよりも1ケ月ほど早い見頃で、ソメイヨシノよりも濃いピンクで花自体も大きいのが特徴です。
出典: 梅や桜以外にも見どころはたくさん。例えば、書院には禅の世界観を感じられるような「悟りの窓」があります。この悟りの窓からは紅梅を見ることもできますよ。
出典: また、追加料金を支払うことで抹茶とお菓子をいただくこともできます。梅や桜を眺めながら、ゆっくりとした時の流れを感じられるはず。
4月に桜を船で見られる「びわ湖疎水船」と「十石船」
出典: 桜が見頃を迎える頃には、桜の名所は大変な人出になり、入るだけで長い行列に並ばなければならないことも。
それを回避できるのが、「びわ湖疎水船」。琵琶湖疎水と呼ばれる水路を船で巡ります。ネットから事前予約をすれば、行列に並ぶことなく桜をゆったりと堪能できますよ。
出典: 運航ルートのうち、桜が植えられているのは「蹴上」から「山科」間。桜の下には菜の花も咲いているので、ピンクと黄色の華やかな景色を楽しめます。船には乗らず、水路沿いを散策するのもおすすめです。
出典: また、京都の南部・伏見の「十石船」も、同様に水路沿いの桜を楽しむことができます。こちらも事前予約が可能ですよ。
出典: 京都で桜の名所として有名なのは寺院や神社。しかし、観光客で混みがちでもあるのが悩ましいところ。そんな中で、クラシカルな建物を背景に桜が楽しめるのが、京都府庁旧本館です。
出典: 中庭には、枝垂れ桜など6種類・7本の桜が植えられています。様々な種類の桜を一度に見られるのも魅力。
出典: 館内に入ることもできるので、桜だけでなくレトロ建築を楽しむこともできます。ルネサンス様式ならではのアーチに納まる桜は格別な趣が感じられますね。
梅の見頃を終えるといよいよ待ち焦がれていた春の到来ですね。少しずつ気候も穏やかになり、お出かけ日和が増えている毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。春といえば、やはり日本古来より愛されていた「桜」の開花を楽しみに待っている方も多いことだと思います。日本全国各地が淡い桜色に染まる風景は絶景そのものです。今回は、お花見にぴったりな全国各地にある桜の名所のうち、京都市東山区・左京区での桜の名所をご紹介します。
桜の名所を知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
6月・7月は蛍も見られる!「高雄観光ホテル」の川床
出典: 京都の夏の風物詩である川床料理。有名なのは貴船の川床や鴨川の納涼床ですが、神護寺がある高雄にも川床料理が楽しめるお店がいくつかあります。そのうちの一つが高雄観光ホテルです。
出典: 川床料理だけではなく、舞妓さんの舞も楽しめるのが魅力。ただし、お昼は基本的にはツアーの場合にしか舞妓さんはいないので注意しましょう。また、6月上旬から7月上旬にかけては、夜、食事の後に源氏蛍が川を飛び交う様子を鑑賞することもできます。
出典: もちろんお料理も◎
焼き鮎や生湯葉、鱧など夏の京都を感じられるメニューが並びます。高雄は京都盆地から外れたところにあり、さらに川からの風があるので、市内に比べて気温が約5度低く過ごしやすいですよ。
トロッコ保津峡 / 料理旅館
- 住所
- 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
- 営業時間
- 定休日
- 平均予算
- ¥10,000~¥14,999
データ提供: “三尾”と称される、京都北山の高雄(尾)・栂尾・槙尾の三地域は、京都観光の隠れたスポット。緑深い山中には、世界遺産の名刹があり、清流が流れる山裾には、美林の続く街道が走っています。四季折々に美景が広がる“三尾”を訪ねれば、名所巡りをしながら、森林浴、渓谷美も楽しめます。今記事では、名所や国宝、お勧め飲食店や散策ルート等など、三尾の魅力を多彩に紹介します。
高雄のその他の観光スポットについては、こちらの記事でご紹介しています。
出典: 「京の奥座敷」とも呼ばれる大原。高雄同様、市内中心部よりも3~5度気温が低く、古くから避暑地として親しまれてきました。そんな大原で、名前の通りひっそりと佇んでいるのが「寂光院」です。
出典: 秋には紅葉の名所として賑わいますが、夏は苔むした境内を心静かに散策することができます。
出典: また、平清盛の娘・建礼門院徳子が平家滅亡後に余生を過ごし、平家物語のラストに登場する寺院でもあります。
6月中旬~下旬頃には、平家物語の冒頭に出てくる「沙羅双樹(さらそうじゅ)の花」も見頃を迎えますよ。
出典: 非常に蒸し暑い京都盆地の夏。それでも市内中心部を観光したい!という場合は、寺社ばかりを巡るのではなく、空調が効いた屋内で過ごせるスポットを間に挟むと涼を得られます。
出典: 清水寺や南禅寺などがある人気の東山エリアでおすすめなのが、2020年5月にリニューアルオープンした「京都市京セラ美術館」です。平安神宮の大鳥居の傍に建っているので、平安神宮への参拝の前後に立ち寄るのもおすすめ。
出典: 公立美術館としては最古の1933(昭和8)年に開館し、館内はレトロで重厚な雰囲気。天井のステンドグラスも素敵です。
出典: 美しい日本庭園も見どころの一つ。2021年1月末まで、写真家・現代アート作家として活躍する杉本博司さんの「硝子の茶室」も展示されています。
出典: 館内のカフェでは、京野菜や京もち豚、奥丹波鶏などの地元食材を使ったランチがいただけます。こちらは「京の素材のおかずプレート」。野菜を中心にしたヘルシーな内容で、色々なメニューをちょっとずつ楽しめるのも嬉しいポイント。
京都の夏は盆地特有の厳しい暑さで有名ですが、夏だからこそ楽しめる“涼スポット”や“涼グルメ”が京都には沢山あるのをご存知でしょうか?京都市街だけでなく、宇治市・伏見区にもスポットを当てて、夏から初秋にかけて楽しめる名所や、京都通がだけ知るまだ広く知られていない穴場スポットなどをご紹介いたします。今年の夏は京都でゆったりと涼やかなひとときをすごしませんか?
京都の夏を涼しく楽しめる観光スポットについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
【秋】景色をじっくり堪能できる。秋のおすすめ穴場観光スポット
11月・12月は拝観の予約で紅葉がゆっくり見られる「醍醐寺」
出典: 桜の時期と共に、大変な人混みとなるのが紅葉シーズン。紅葉の名所では、なかなか自分のペースで紅葉を眺められないですよね。
出典: 「醍醐寺」も紅葉の名所として知られ、土日は境内に入るまでに長い行列に並ぶことになります。しかし、夜間は特別拝観の予約をすることで、通常よりも15分早く境内に入ることができます。
出典: 夜間はライトアップがされてより幻想的な光景に。水鏡も美しく目に映ります。
観光客でごった返す紅葉シーズンの京都。なるべくゆっくりと紅葉を楽しみたいですよね。混雑を避けて、比較的人が少ないお寺に行きませんか。山科・醍醐エリア、左京区エリア、洛北エリア、嵐山・嵯峨野エリアから、おすすめの寺院をご紹介します。
紅葉の穴場スポットについては、こちらの記事でもご紹介しています。
秋の行楽シーズン、「京都に出かけたいけれど、人が多そうだな・・」なんて思っていませんか?国内外の観光客で賑わっているイメージのある京都ですが、実はまだまだ隠れた名所がたくさんあるんです。そんな京都の穴場スポットのうち、特に庭園が美しい寺院をご紹介します。ゆっくりと時間が流れる空間で、日本の美に触れることができますよ。少し早めの紅葉情報と周辺グルメも合わせてご覧ください。
こちらの記事では、紅葉が美しい穴場のうち、特に庭園が素晴らしい寺院をご紹介しています。
10月はコスモスが満開!子供との旅行にもおすすめの「京都府立植物園」
出典: 紅葉には少し早い10月には、コスモスが見頃を迎える「京都府立植物園」へ。観光客は寺社を訪れることが多く、また敷地が広大なので子供連れでもゆっくり過ごせます。
出典: 広大なバラ園では10月中旬から11月初旬にかけて秋薔薇も見頃に。約250品種もの薔薇が咲き乱れています。
出典: 11月中旬になると紅葉も。モミジだけでなく、アメリカハナノキやヨーロッパカエデなど海外の木々の紅葉も楽しめますよ。
出典: 秋の七草の一つである萩。その萩が9月に境内いっぱいに咲き誇るのが「常林寺」です。無料で拝観できるので、気軽に訪れてみましょう。
出典: 萩は小ぶりな花ながら、背が高く色とりどりで見ごたえがあります。境内の通路の両脇からこぼれるように咲く様は圧巻!
出典: 萩の横にはススキも。まだ暑さが残る9月でも、秋の訪れを感じることができますよ。
【冬】寒い季節ならではの京都を発見。冬のおすすめ穴場観光スポット
1月下旬~2月上旬にライトアップされる「美山かやぶきの里」
出典: 京都府のほぼ真ん中にある美山町。その「かやぶきの里」には、昔ながらのかやぶき屋根の古民家が39棟も残っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
昔話に出てきそうな風景は、ノスタルジックな気持ちにさせてくれそうですね。
出典: 京都市内よりも気温が低いため、冬は積雪量が多く、雪化粧をした姿が見られます。
1月下旬~2月上旬にはライトアップイベントの「雪灯廊」が行われ、2020年は1月25日~2月1日の日程で開催予定です。
京都府のほぼ中央にある美山町は、豊かな自然に囲まれ、日本の原風景を今に残しています。美山町には250軒以上もの茅葺屋根の民家が現存しています。この昔ながらの茅葺屋根の民家は、長老ヶ岳や三国岳などの標高800メートルの山々、美山町中心部をとうとうと流れる由良川と融和し、日本昔話の世界そのままの景色を私たちに見せてくれます。豊かな森、きれいな空気、とうとうと流れる清流、古き良き日本の原風景を残す茅葺屋根の集落など、魅力あふれる美山町についてご紹介します。
こちらの記事では、美山かやぶきの里について詳しくご紹介しています。
駅周辺でありながら美しい庭園を散策できる「渉成園」
出典: 京都駅から徒歩10分というアクセス至便な立地ながら、見学できることがあまり知られていないため、1年中穴場となっているのが「渉成園」。東本願寺の飛地境内で、東本願寺のすぐそばにあります。駅からだと、途中までは地下道を通っていけるので、寒くて移動が辛い冬も安心。
出典: ちょうど橋の真ん中に京都タワーが見えるのも、駅近の庭園ならでは。冬に咲く椿も数種類植えられています。
出典: 敷地は広大で、他にも池のすぐそばに立つ「臨池亭」や茶室の「縮遠亭」など「渉成園十三景」と呼ばれるほど見所があります。新幹線の時間まで1時間ほど余ってしまった、という場合に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
何度訪れても、また行きたくなる。人々を魅了してやまない古都「京都」。今回は京都駅をスタート地点にして、バスや徒歩15分圏内で楽しめる神社仏閣や観光スポットなどをご紹介します。さぁあなたも一緒に、コンパクトに巡る癒しと感動の京都旅行にでかけませんか。
京都駅周辺の観光スポットについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
出典: 1868(明治元)年、日本初の洋菓子専門店として創業した「村上開新堂」。2017年春に、築90年の古民家をリノベーションしたカフェが併設されました。京都らしい中庭を眺めながら、お茶をすることができます。
出典: こちらは名物の「好事福盧(こうずぶくろ)」。みかんをたっぷり使った柔らかいゼリーで、池波正太郎が愛したことでも知られています。11月~3月までの冬季限定の商品です。
出典: 店頭で予約をすることで買えるクッキーも人気。バターの香りが良い11種類のクッキーが詰め合わせになっています。
旅行から帰った後にクッキーが届くのを楽しみに待つ時間も素敵ですね。
京都市役所前 / 洋菓子
- 住所
- 京都市中京区常盤木町62
- 営業時間
- [月]
10:00 - 17:00(L.O. 16:30)
[火]
10:00 - 17:00(L.O. 16:30)
[水]
10:00 - 17:00(L.O. 16:30)
[木]
10:00 - 17:00(L.O. 16:30)
[金]
10:00 - 17:00(L.O. 16:30)
[土]
10:00 - 17:00(L.O. 16:30)
[日]
定休日
[祝日]
定休日
■ 営業時間
販売 10:00~18:00
※カフェは改装工事中でしばらくお休みされてます。
■ 定休日
第3月曜
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 京都といえば紅葉の季節に訪れる方が多いことでも知られる、言わずと知れた観光スポット。今回ご紹介するのは、今回は京都在住のキュレーターがオススメする、母娘で楽しむ冬の京都。朝食から、観光名所、カフェ、そしてお土産まで、魅力あふれる素敵な冬の京都旅プランをご紹介します♪
こちらの記事では、母娘での旅をテーマに冬の京都をご紹介しています。
出典: 有名な観光名所以外にも、たくさんの見所に溢れている京都。穴場スポットで、ぜひ新しい京都を感じてみてくださいね。
金閣や天橋立、伏見稲荷大社など、素敵な観光名所にあふれる京都。だけど、そろそろ定番スポットを離れ、キナリノ女子らしい素敵な穴場スポットに出かけてみませんか?面白体験のできる場所や、京都らしさも残したモダンなショップなどご紹介します。
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情緒豊かな景観を楽しめる古都「京都」。歴史古い町並みと、新緑や紅葉といった四季折々の自然が織り成すコントラストはとても美しく、いつ見ても心に響くものがありますよね。ぜひ京都を訪れて、思い思いの休暇を楽しんでみてはいかがでしょう。今回は、そのような京都旅行にぴったり。京都の伝統美や文化を体感できる、素敵な宿泊施設をまとめてみました。リーズナブルに泊まれる「ゲストハウス」から、「一棟貸切」の施設まで幅広くピックアップしましたので、ぜひ旅行する際の参考にしてみてくださいね。
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一年を通して人気が高い観光地・京都。誰もが知っているような有名寺院は、見応えはあっても人が多過ぎて京都らしい風情あまり感じられない…なんてことも。
今回は、京都観光を心静かに楽しむことができる穴場スポットをご紹介!季節ごとに分けているので、ぜひ旅行の計画の参考にしてくださいね。