シンプルライフ3つの「リセット習慣」
暮らしをシンプルに整える「リセット習慣」。その三本柱となるのが、以下の3つの習慣です。
□ついで習慣
□がんばらない習慣
□やめる習慣
□がんばらない習慣
□やめる習慣
全部をする必要もありませんし、どこから始めても問題ありません。大切なのは、自分の暮らしにフィットするかどうか、ということです。
ついで習慣
わざわざ時間をとってするでもないことは、ついでに片づけてしまいましょう。心理的負担がぐんと軽くなります。
「ついで習慣」が当たり前になれば、時間短縮になったり、段取りがよくなったり、いいことずくめです。
「ついで習慣」が当たり前になれば、時間短縮になったり、段取りがよくなったり、いいことずくめです。
同時進行がポイント!
出典:unsplash.com
「ついで習慣」は同時進行がポイントです。何かをしながら、他のちょっとしたことをぱぱっと片づけます。
身支度をしながら、洗面のちょこっと掃除をしておく。朝食の準備をしながら、夕食の野菜も切っておく、というように。
身支度をしながら、洗面のちょこっと掃除をしておく。朝食の準備をしながら、夕食の野菜も切っておく、というように。
待ち時間を有効に使う
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料理を煮込んでいる間、お湯はりをしている間、子どもが着替えている間、洗濯機をまわしている間……。そんな待ち時間は、絶好の“名もなき家事タイム”です。
洗濯物を取り込む、消耗品を補充する、ゴミを集める、買い物リストを作る、お風呂を洗う、植物の水やりなど、できることはたくさんあります。
洗濯物を取り込む、消耗品を補充する、ゴミを集める、買い物リストを作る、お風呂を洗う、植物の水やりなど、できることはたくさんあります。
今ある習慣にくっつける
新しく習慣化するコツは、今ある習慣にくっつけること。日常生活の動作のついでに、習慣化してしまうのです。
キッチンに立ったついでに、出ているものを片づける。トイレを使ったついでに、さっと拭く。新聞を取りに出たついでに、土間を掃く、というように。
キッチンに立ったついでに、出ているものを片づける。トイレを使ったついでに、さっと拭く。新聞を取りに出たついでに、土間を掃く、というように。
がんばらない習慣
出典:unsplash.com
暮らしのすべてを、自分ひとりで抱え込まないことです。できないことを認めてしまえば、ずいぶんと気持ちが楽になります。
家族に任せたり、便利なものに頼ったりしてもいい。きげんよくいるためには、「がんばらない習慣」も時には必要なのです。
家族に任せたり、便利なものに頼ったりしてもいい。きげんよくいるためには、「がんばらない習慣」も時には必要なのです。
タスクを仕分ける
暮らしのあらゆることに気が付くと、どんどんタスクが増えていきます。そのすべてを自分でこなすのは無謀です。
すぐにできること、後回しでいいこと、家族に任せられること……。タスクを優先順位で仕分け、体力を温存するのが、がんばらないということです。
すぐにできること、後回しでいいこと、家族に任せられること……。タスクを優先順位で仕分け、体力を温存するのが、がんばらないということです。
メリハリをつける
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時間も体力も有限ですから、メリハリをつけることが大切です。ずっと集中しっぱなし、ずっと気が張りっぱなしでは、到底もちません。
家事に集中する時間と、リラックスする時間。子どもと遊ぶ時間と、自分ひとりの時間。暮らしに緩急をつけるのです。
家事に集中する時間と、リラックスする時間。子どもと遊ぶ時間と、自分ひとりの時間。暮らしに緩急をつけるのです。
“これでいい”と声に出す
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妥協は必要だとわかっていても、納得できない。完璧にこなさないと落ち着かない……。そんな方は、“これでいい”と声に出してみることです。
頭の中でぐるぐると堂々巡りしていたら、自分でストップをかける。がんばらないためにも、必要なことなのです。
頭の中でぐるぐると堂々巡りしていたら、自分でストップをかける。がんばらないためにも、必要なことなのです。
面倒なことはルーティン化する
毎日の献立に買い物、家計のやりくりに毎回頭を使うのは、エネルギーを使います。そんな面倒に感じてしまうことこそ、ルーティン化してしまうのです。
平日は定番メニューだけ。買い物は週一回、ほぼ同じものだけ。家計簿は現金支払いのものだけ。というように、ルーティン化していくのです。
平日は定番メニューだけ。買い物は週一回、ほぼ同じものだけ。家計簿は現金支払いのものだけ。というように、ルーティン化していくのです。
やめる習慣
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やるべきことと、やらなくていいことを整理しましょう。重要でないことに、時間や体力を割くのは終わりにするのです。
そのぶん、大切なこと、やりたいことに、リソースを配分します。「やめる習慣」で、毎日をすっきりと気持ちよくすごすのです。
そのぶん、大切なこと、やりたいことに、リソースを配分します。「やめる習慣」で、毎日をすっきりと気持ちよくすごすのです。
考えすぎるのをやめる
考えすぎるのをやめると、ずいぶんと楽になります。ランチに何を食べるか、どんなコーディネートにするか、日用品はどれを買うべきか……。
毎日は選択の連続です。これらを定型化してしまえば、迷うこともありません。そのぶん、脳のパフォーマンスが高まり、もっと大事なことに集中できるのです。
毎日は選択の連続です。これらを定型化してしまえば、迷うこともありません。そのぶん、脳のパフォーマンスが高まり、もっと大事なことに集中できるのです。
欲張るのをやめる
出典:unsplash.com
欲張ってたくさんの物事を抱え込もうとしないことです。数が少なければ管理しやすく、コントロール感が得られます。
あれもこれもと欲張るのをやめれば、物質的にも精神的にも身軽になれるのです。その結果、“足りている”“満たされている”と実感でき、自己肯定感も高まります。
あれもこれもと欲張るのをやめれば、物質的にも精神的にも身軽になれるのです。その結果、“足りている”“満たされている”と実感でき、自己肯定感も高まります。
やりたくないことをやめる
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やりたくないことはつまり、苦手なことや不得手なこと。人には向き不向きがあり、いくら努力してもうまくいかないこともあるものです。
やりたくないことをやめるのは、やりたいことをやるのと同じ。大切な時間を無駄にしないためにも、「やめる習慣」が必要なのです。
やりたくないことをやめるのは、やりたいことをやるのと同じ。大切な時間を無駄にしないためにも、「やめる習慣」が必要なのです。
「リセット習慣」で暮らしを整えよう
暮らしをシンプルに整える「リセット習慣」をご紹介しました。
「リセット習慣」を一度やってみたからといって、暮らしががらりと変わるわけではありません。こつこつ続けていくことで、じわじわと効果が感じられる。習慣とはそういうものです。
小さな積み重ねが、後々の暮らしを大きく変えていきます。暮らしをシンプルに整える「リセット習慣」を、あなたも試してみませんか。
「リセット習慣」を一度やってみたからといって、暮らしががらりと変わるわけではありません。こつこつ続けていくことで、じわじわと効果が感じられる。習慣とはそういうものです。
小さな積み重ねが、後々の暮らしを大きく変えていきます。暮らしをシンプルに整える「リセット習慣」を、あなたも試してみませんか。