「わたしの強み」って何……?
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強みなんてない、これといった取柄もない――。そう感じている方であっても、何かしら得意なことやその人たる特徴はあるものです。まずはそれを「わたしの強み」として認識すること。そうすることで、レベルアップの機会を得たり、能力を発揮するチャンスをつかんだりして、強みをさらに鍛えていくことができるのです。
「わたしの強み」を正しく認識する
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自分では強みと思っていることが、他者からあまり評価されない。強みがないと思い込んでいて、自分の能力に気付いていない――。これらは「わたしの強み」を正しく認識できていないのが原因です。まずは自分にはどんな強みがあるのか、把握するところから始めましょう。
強み=資格や成績ではない
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強みとは何でしょう。取得した資格、仕事の成績、成し遂げたプロジェクト……。これらはあくまでも“結果”でしかありません。自分で思っているほど、他者からは重視されないこともあるものです。この認識のズレがあると、せっかくのあなたの強みを仕事に活かすことができません。
どこでも通用する「わたしの強み」とは
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学んだことをどう生かし、行動したり実践したりしたのか。どんなことを考え、どのように工夫し、どんな苦難をどうやって乗り越えたのか。そういった“プロセス”に、「わたしの強み」が表れるものです。そしてそれは、どこにいっても通用するスキルでもあります。
今までの働き方をチェックしてみよう
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誰しも何かしら得意なことや、その人たる特徴があったりするものです。それはこれまでの働き方から見つけることができます。長く携わった仕事、意欲をもって取り組んだことなど、下記のチェックリストに沿って振り返ってみましょう。課題や目標を立て、結果に至るまでのプロセスから、あなたらしさを見出すのです。
チェックリスト
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・目標に向けてどんな戦略を立てたか
・具体的にどんな行動を起こしたか
・どんな人とどのようにコミュニケーションをとったか
・うまくいかないときにどのように分析し行動したか
・トラブルやアクシデントをどう乗り越えたか
・具体的にどんな行動を起こしたか
・どんな人とどのようにコミュニケーションをとったか
・うまくいかないときにどのように分析し行動したか
・トラブルやアクシデントをどう乗り越えたか
「わたしの強み」を見つけるワーク
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あなたの経験を振り返り、働き方の特徴や得意なことが明らかになりましたね。それを元に、本題である「わたしの強み」を見つけるワークを始めましょう。業種や職種が変わっても、どこでも通用するスキル、「ポータブルスキル」を明らかにしていくのです。あなたの強みは、下記のどのスキルに当てはまるでしょうか。
ヒューマンスキル
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・自分の意見や考えを伝えることができる
・相手の話をしっかりと受け止め、理解することができる
・周囲の人を適切にサポートできる
・チームをまとめ、リーダーシップを発揮できる
・目標に向かって他者と協調することができる
・相手の話をしっかりと受け止め、理解することができる
・周囲の人を適切にサポートできる
・チームをまとめ、リーダーシップを発揮できる
・目標に向かって他者と協調することができる
セルフコントロールスキル
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・秩序を守り、注意深く行動することができる
・リスクがあっても、恐れず行動することができる
・自らの欲求や感情を適切にコントロールできる
・モチベーションを維持し、やる気を出すことができる
・変化に柔軟に対応したり、曖昧さを受け入れたりできる
・リスクがあっても、恐れず行動することができる
・自らの欲求や感情を適切にコントロールできる
・モチベーションを維持し、やる気を出すことができる
・変化に柔軟に対応したり、曖昧さを受け入れたりできる
タスクマネジメントスキル
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・決めたことを継続し、やり遂げることができる
・ものごとに集中し、持てる力を発揮することができる
・予定外のことが起きても、臨機応変に対応できる
・失敗や経験を分析し、それを次に活かすことができる
・古い慣習にとらわれず、新しいことに挑戦できる
・ものごとに集中し、持てる力を発揮することができる
・予定外のことが起きても、臨機応変に対応できる
・失敗や経験を分析し、それを次に活かすことができる
・古い慣習にとらわれず、新しいことに挑戦できる
「わたしの強み」を活かし、自分らしく働くために
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どこでも通用する「わたしの強み」は見つかりましたか。今まで自分で強みと思っていたこと、あるいは弱みだと思っていたことと、ズレがあったという方もいらっしゃるかもしれません。「わたしの強み」を正しく認識できれば、あとはそれを仕事に活かすのみです。ここでは、自分らしく働くためのヒントをお伝えします。
自己理解を深める
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自己理解ができていないと、不本意な仕事で心身をすり減らしたり、自分の人生に心から満足できなかったりします。自分は何が好きで、何をしているときが楽しいのか。自分にとって価値あることとは何か、どうすれば心から満たされるのか。ときどき振り返る時間をもち、自分の内側と向き合います。
インプットと同じくらいアウトプットする
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向上心があって勉強熱心な方は、自己啓発書やビジネス書を読んだり、セミナーや交流会に積極的に参加したりするでしょう。そういったインプットももちろん大切ですが、アウトプットもそれと同じかそれ以上、重要です。記憶を定着し、知識を自分のものにするためには、読書ノートをつけたり、自ら情報を発信したりといった、アウトプットが欠かせません。
強みを知ってもらう
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「わたしの強み」を仕事に活かすには、そのスキルを必要としている人に知ってもらう必要がります。社内の人ならふだんの会話や仕事ぶりで、社外の人ならSNSや名刺でアピールすることもできますね。自分をブランディングする意識で、「わたしの強み」に誇りをもつ。その姿勢が周囲へのアピールになるでしょう。
ゆるぎない「わたしの強み」を見つけて
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取り巻く環境が変化してもゆるがない「わたしの強み」を見つける方法をご紹介しました。これからの時代、同じ場所で同じ仕事を永遠に続けられる保証など、どこにもありません。どこにいても自分らしく働ける、そんな力をあなたも身につけてくださいね。