仕事・資格・趣味・所用…日常には「目標」がいっぱい
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目標というと「資格を取る」「○kgやせる」というような結果や数字ではっきり見える物もありますが、暮らしの中には「○日までに郵便物を出しに行く」「明日役所に手続きに行く」など具体的な名前のない目標もたくさんあります。
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仕事であれば期日、資格取得であれば試験日など、それに合わせてスケジュールを組み行動する事になりますね。「これができなければ困る」という目標は、それの達成だけでなく「リスクを回避する」という動機づけがプラスされるため、スムーズに動ける人も多いはず。
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ところが、プライベートなどで「達成できなくても困らない目標」の場合、「やろうとは思っている」の段階から動けない、始めたけれど数回で続かなかった…というささやかな挫折が起こりがちです。
目標は「動機づけの理由」がポイント
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仕事などで「前年度110%の売上」という目標が用意された場合、純粋に「その数字を超えたい」という気持ちで仕事に向かえる人ばかりではないと思います。これはプライベートでも同じで、「目標を達成」するためより「した方がいい」という動機づけが強いときの方がスムーズに行動できる事が多いのです。
「~しなければならない」は上手く使えば動機づけになる
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例えば、ダイエットのために運動しようと思った場合、自宅でできるフィットネスやウォーキングなどよりスポーツジムに通った方が捗るのは、「お金を払って予約している」という動機づけが上手く機能しているからです。他の人の手を借りたりお金を上手に使うのは動機づけとして有効です。
「一人で頑張る」方法で目的を達成するには
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とはいえ、私的なスキルアップの資格の勉強やダイエットにお金や人手がかけられない事も多いもの。そんなときは目標に向かうための考え方や動けない理由を考えて対処してみましょう。
「やらないと」がもたらすデメリットを知る
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勉強やダイエットに限らず、何らかの申込み期限や現金での支払などで期日に猶予があると「行かなくちゃ」「やらなくちゃ」と思うばかりで、何もしないまま時間が過ぎてギリギリになってから慌てて行動してしまう事はありませんか?この行動と、立てた目標に向かって「やろう」と思ったまま行動せずにいるのは同じデメリットがあります。
無意識の「やらなくちゃ」は脳にとって大きなストレス
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期限が存在する物や「やらなければ」という目標を抱えたままでいると、そのタスクは処理待ちの状態でずっと意識のすみっこに存在しています。これは無駄なアプリが起動したままのスマホと同じで、「やらなければ」というストレスを自分にずっと与え続けている事になります。
「すぐに処理できない」と思ったら一度白紙にする癖をつける
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例えばメールの返信は、受信してすぐに返信する習慣があれば受け取ってすぐにその用事が完結します。ところが特に理由もないのに「後で返信しよう」と保留してしまうと、返信するまで「返事をしなくちゃ」と意識し続ける事になります。そして、その間に別の作業が入ると「予定を覚えておく」という無駄なタスクがある分集中できません。
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初めは「やってみたい!」というプラスの感情が、取り組むまでにかかった時間のせいで「やろうと思ってはいるけれど」という風にマイナスの感情の原因となってしまった場合、「今はそれができる時期ではないからやめておこう」と一度リセットしてみましょう。
そもそも「余裕」がある状態か振り返ってみる
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日常のささやかな雑事をやろうと思ってできなかった場合は、単純に時間的な余裕がない事も多いものです。何かやってみようと思ったときは「何日のどの時間にできるのか」をイメージしてみましょう。始められない&続かないときは、時間的余裕がないだけ、という事もよくあります。
ルーティンに組み込める物は一日のスケジュールを意識してみる
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例えば「鉢植えを育てる」という目標の場合、「朝、コーヒーメーカーをセットしてコーヒーが入るまでの時間にベランダに出て水をやる」というように、日常生活の具体的なタイミングと所要時間を考えてルーティンに組み込む事で行動がしやすくなります。
「思い立ったらすぐ行動」を癖付けすると暮らしがスッキリ
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「行動するとき」ではなく「思いついたとき」に動く癖をつけるのもポイントです。例えば、コンビニへ支払いに行こうと思って忘れてしまいがちな場合は、気づいたその場で次に出かけるときに持って出るバッグに支払い用紙を入れておきましょう。さらに、ささいな用事もスマホのスケジュール登録してリマインダーで通知するなど、「忘れず処理する」のうち「忘れず」の部分は機械に任せて自分への負担を軽減するのもおすすめです。
「手段」が目的になりがちな場合は考え方を変える
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趣味で「始めるまでは勢いがあるのに、道具を揃えたら飽きてしまった」という事もよくありますね。これは目標が「○○を作る」「○○の勉強をする」ではなく、「新しい事を始めるワクワクを楽しみたい」という気持ちの方が目標になっているからかもしれません。
「目標が達成できなかった」と卑下しなくても大丈夫
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道具を揃えたり基本を少しかじったら満足する事が多いのであれば、「好奇心が満たされた」と納得できればそれでOKです。
・道具を揃える場合は最小限にする
・「いつかまたやるかも」と未練を持たない
こういった風に趣味を始める事でかかったコストが最小限ですむルールなどを自分で決めて楽しむのも、人生が豊かになります。
・道具を揃える場合は最小限にする
・「いつかまたやるかも」と未練を持たない
こういった風に趣味を始める事でかかったコストが最小限ですむルールなどを自分で決めて楽しむのも、人生が豊かになります。
あまりにやる気がでない場合は体からアプローチしてみる
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気持ちの問題ではなく、睡眠不足で疲れているなどで体が何かを頑張れる状態にないために「やろうと思ったのに」が続いている場合、それがさらにストレスの原因になってしまう事も。ゆっくり休む他にもやる気が起きない原因になりがちなマイナートラブルがあります。
ビタミンBの不足も「やろうと思ったのに」の原因に
特に頭を使う作業で「やる気が出ない」「集中できない」場合、ビタミンBが不足している事があります。そのため「集中できる」という効果を謳ったエナジードリンクはビタミンBが含まれている物も多いのです。なるべくサプリやドリンクに頼らないようにするには、豚肉、卵、ナッツなどをしっかり食べるのがおすすめです。
豚肉、卵、ニラの入った疲れに効く手軽で美味しいメニューです。
「冷え」も「やろうと思ったのに」を引き起こしがち
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冬に限らず、冷房が効きすぎる事の多い夏も体が冷えて血行が滞る場合ばあります。また、夏は外が暑いので体の表面が火照るためシャワーで済ませがち。そうなると体は、酸素が行き渡らない、体が冷えで凝って硬くなる、というようにさっと動けるコンディションになれない事も。ゆったりお風呂に浸かってコリをほぐし、体を柔らかく動きやすい状態にしてあげましょう。
「やろうと思ったのに」は頑張ろうとしているサイン
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思い立ってから行動に移すまでの時間は個人差があります。習慣を継続できるかも、環境との組み合わせでスムーズにできない事も少なくありません。「やろうと思ったのに」というのは行動しようとしたサインですから、できなかった事を必要以上に悔やまなくて大丈夫。
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「目標」がストレスにならないためにはどうしたらいいのか、考え方を変える事で少し楽になります。「やろうと思ったのに」が重荷になっているときは、一休みするつもりで気楽に考えてみましょう。