仕事ももっと頑張りたいけど、家事もしなくちゃいけないし、子育てだって今しかできない。全てが大切で、タイミングが被ってしまうことが「あれもこれもやりたいのにできない」という葛藤を生みますよね。
過ぎたことより今が大事
葛藤しながらの毎日で、「あの時こうしておけばよかった」と過去を悔やむこともあるでしょう。あの時一本電話入れておけばよかった、もっと早く買い物に行けばよかった、もっと早く寝かしつければよかった…。思い返せばきりがありません。
後悔よりも今できることは何か、考える
あの時こうしていれば、と考え始めるとイライラが募り、考えてもどうしようもないと分かっているだけにストレスを強く感じてしまいます。そんな時には考え方を変えてみましょう。
「過去を悔やんでも仕方がない。今できることはなんだろう。」後悔ではなく、前に進むためにはどうしたら良いかについて考えると、沸々として止まっていた時間がまた動き出します。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
理想より今を楽しむことが大事
起こってしまった事だけでなく、これから先のことについても同じことが言えそうです。これもしたい、あれもしたいとたくさんの理想はあっても、実際に使える時間やかけられる手間は限られていますよね。
やりたいことの中から今できることを、探す
「やりたいことはいっぱいあるのに、自分の時間が全然ない。一息つく時間もない。」という思いを毎日のように抱いてイライラしていませんか?たしかに思い描く全てのことを"今"やるのはとても難しいでしょう。
でも、「やらなきゃいけないことはあるけれど、それらはすぐにやらなくても大丈夫。"今"は自分の時間にしよう」と気持ちを切り替えられれば、短い時間の中でも幸せを感じられると思いませんか?
完璧ってなんだろう
仕事や家事、育児について、その全てを完璧にこなすことは難しいですよね。あるいは、完璧にこなせていたとしても、そのために気持ちが疲れ切ってしまうのは…どうでしょうか。
完璧にしたいという思いは、誰かに言われたから?それとも自分の考えなのでしょうか。もしかしたら「完璧にやりたいな」という自分の思いが、いつしか「完璧であらねば」に変化してしまったのかもしれません。
"当たり前"の基準を見直そう
ところで、家事や子育てにおける完璧とはなんでしょう。家事や子育てについては、基準が人によって本当に様々ですよね。例えば洗濯は二日に一回という人もいれば毎日する人もいます。お総菜を買うことが当たり前の人もいれば、お料理はすべて手作りがいいと思う人もいますよね。
洗濯や料理に限らず、すべての家事において自分にとって当たり前という“基準”を一度疑ってみませんか?本当に今自分がやっていることの全ては必要なのかどうか、頻度はどうか、全てを見直す価値がありそうです。
その時の100%で生まれる笑顔
完璧を追い求め、頑張ることが悪いわけではありません。でも、どうしてもできない時やどうしても叶わない時があると思います。そんな時、笑顔でいられますか?
完璧の基準が自分の中にあるのなら“ここまでで良い”という基準も自分次第。思い通りにできなかった…と悩むより、その時の自分にとって100%力を尽くしたと思えるのなら、それが一番ではないでしょうか。
「100%力を尽くす」の中には、自分をいたわる時間も含まれて然るべきです。日々変わる体や心の状態の“今”を知ることは大事ですよね。そして「これが今の私の100%よ」と胸を張って、笑顔でいる方が素敵ではありませんか?
おわりに
「これが完璧だから、ここまでやってね。」と言われたのならともかく…自分の中にある完璧像に近づくために頑張りすぎてはいませんか?必死になるあまり、笑顔を忘れていませんか?
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、の全てが本当に必要なのか、今やるべきことなのか、見直しましょう。完璧を求めるよりも、今できることを100%やることで生まれる笑顔はとても素敵なはずです。たったひとつでも、「今日はこれができた」と満足して、そして笑顔で1日を終えたいですね。
仕事に家事に子育てにと、30代40代の女性は何かと忙しいものですね。その全てを自分でしっかりこなそうとすると時間的にも体力的にも難しいことが多いのではないでしょうか。