夏は楽しいイベントが盛りだくさん！でも家族のうち1人でも体調を崩してしまうと、その予定は変更しなければいけません。そうならないために、お部屋や外出先で気をつけたいことなど、家族みんなで日頃から心がけたい夏の体調管理法をご紹介します。

真夏の外出先から戻って、涼しいエアコンの中そのまま寝てしまい、体が冷えて夏風邪をひいたという方もいると思います。まずは家の中でどのように過ごしたらいいのか見直してみましょう。

手洗いとうがいは冬の風邪だけではなく、夏の風邪にも有効です。外から帰ったらエアコンの前に立つよりもまずは手洗い&うがいをしに洗面所に行くことを心がけてみましょう。

トイレや洗面所のタオルは1枚だけですか？家族の中でもなるべくタオルは使い回しにせずに、新しいタオルを使うようにしましょう。また、タオルの洗濯はなるべくその日のうちに行うといいですね。

夏は冷たいうどんやそうめん、そばなど炭水化物に偏ってしまいがちです。もちろんしっかり食べることは大切ですが、ほかにもお肉、お魚、野菜類なども食べて色々な栄養素を体に取り込むことを考えましょう。

特にパパさんは仕事先などであっさりしたものだけではなく、「スタミナ」を付けるためにこってりしたものもよく食べています。そのため、家では野菜を中心としたビタミン類をきちんと摂ることをおすすめします。

冷えた体には熱いお湯がいいと思っていませんか？実は少しぬるめの40度程度のお湯の方がリラックス効果と共に、胃腸の調子を高めてくれて消化が良くなるので、おすすめです。

エアコンの設定温度は低くし過ぎないように気をつけましょう。最初は快適かもしれませんが、冷え過ぎると体がだるくなり、食欲がなくなり、風邪をひきやすい原因となります。

寝ている時も熱中症になるので、エアコンはしっかりと使いましょう。ただし、温度、風量、風向き、タイマーなどを調節して冷風に頼り過ぎないようにしましょう。

体の冷えは血流が滞ることからもくると言われています。でも、ただでさえ暑いのに外での運動というわけにはいきませんよね。

そこでエアコンを付けて家の中でできる、簡単なストレッチやヨガのポーズなどで、体の中から血流を促進して代謝をあげましょう。お子さんもずっと寝ていたり、ゲームばかりしている時は、ママから片付けなどを頼んで動いてもらいましょう。

暑い外でもエアコンのきいた部屋の中でも、こまめに水分を取ることはとても大事です。特に子供は熱中症にもなりやすいので遊びに夢中になっていても声をかけて水分をとるように心がけましょう。

冷たいドリンクばかりでお腹が冷えてしまうと、下痢や免疫力の低下など、様々な症状が出てしまいます。そのため、冷蔵庫から出して、少し置いて適度な温度になったら飲むのがおすすめ。常温であっても氷は入れ過ぎないなど、温度に気をつけましょう。

タオルを濡らしたおしぼりを用意して、首の後ろや脇、肘の内側などにあてて軽く汗を拭きます。保冷剤ほど冷たすぎず、でもひんやりととっても気持ちがいいです。さらに、汗も拭き取ることができるので、あせもができにくくなります。

1日のうちで1番暑い12〜14時頃を避けて出かけてみませんか。早起きして朝のお散歩に行ってみる、夕方17時頃からみんなで夕涼みに出かけてみる、など、少し時間をずらすだけでだいぶ暑さを凌ぐことができます。

いかがでしょうか。家族のうち1人が風邪をひいてしまうと、次々と家族全員が順番に風邪になってしまう、というのはよくある話です。少し気をつけるだけで、体調管理はできます。ぜひ家族全員でお互い気をつけながら楽しい夏を過ごしましょう。