秋が旬の「根菜」は？
根菜は特に食物繊維が豊富。さらに根菜に含まれる食物繊維は「不溶性食物繊維」と呼ばれ、便秘の改善も促してくれます。秋は美味しいものが多く食べすぎてしまいがちなので、根菜をたっぷり摂ってお通じもスムーズにしていきたいですね。
そしてせっかく旬のものを食べるなら、選ぶポイントや美味しさを長持ちさせる保存方法をしっかりおさえて美味しくいただきましょう。
シャキシャキ感が美味しい【れんこん】
【選ぶポイント】
【おすすめの保存方法】
①皮をむき、好みの厚さに切る
②酢水に数分漬ける
③酢を少しいれたお湯で軽く茹でる
④キッチンペーパーで水気を取り、保存袋に入れて冷凍保存
「れんこん」を美味しく食べるレシピ
基本のれんこんのきんぴら
れんこんとひじきのデリ風サラダ
和食のイメージが強いれんこんを、おしゃれで華やかなデリ風サラダに♪
にんじん、枝豆、コーンが入ることで見た目も楽しいサラダに仕上がります。煮物やきんぴらが苦手な方でも食べやすいはずです◎
れんこんのから揚げ
ありそうでなかった！？れんこんのから揚げ♪
聞くだけでビールが進みそうなレシピです。切ったれんこんを調味液に漬けて、片栗粉をまぶしたら揚げ焼きにするだけ。にんにくがきいた味わいは、手が止まらない美味しさです。
れんこんのペペロンソテー
カリカリに焼いたれんこんを、にんにく・塩・コショウ・唐辛子でペペロン風に味付け。れんこんは、ところどころきつね色になるまでしっかりソテーしてください。最後にチーズとパセリで仕上げればおしゃれなおつまみの出来上がり♪ゆったりワインが飲みたくなりますね。
ねっとり感がたまらない【里芋】
【選ぶポイント】
【おすすめの保存方法】
また、里芋は生のままでも冷凍保存が可能。皮をむいて適当な大きさに切ったら、塩をまぶしてぬめりを取り水洗いします。水気を取りバットなどに広げて冷凍庫へ入れ、凍ったら保存袋へ移すと◎
「里芋」を美味しく食べるレシピ
里芋といかの煮物
どこか懐かしく、ときどき無性に食べたくなるおふくろの味です。里芋は、下茹でせずにそのまま使いましょう。じっくりと煮ることで里芋にいかの旨味がたっぷり染み込みます。
里芋ときのこのジャーマンポテト
里芋で作るジャーマンポテトは、さっくり＆ねっとりが食欲をそそります。ポイントは里芋をレンジで加熱して、ある程度柔らかくしてから炒めることです。味付けはとてもシンプルですが、それだけに里芋の美味しさをたっぷり楽しめる一品♪
里芋ごはん
旬だからこそ作ってみたい、里芋ごはん。里芋は大きめにカットするのがポイントです。炊きあがったときも里芋を崩さないよう気をつけて混ぜてくださいね。余ったらおにぎりにするのがおすすめです♪
里芋のクリームグラタン
里芋は、ホワイトソースとの相性も抜群なんです♪肌寒くなってくると恋しくなるグラタンを里芋で作ってみるのはいかがでしょうか？材料は里芋と鶏肉、玉ねぎ、きのこでシンプルに。ねっとりほっくりがたまらない美味しさです。
黄金色の旬の味【さつまいも】
【選ぶポイント】
【おすすめの保存方法】
さつまいもを美味しく食べるレシピ
さつまいもごはん
黄色と紅色が白いごはんによく映える、さつまいもごはん。これぞ秋！なレシピの一つですね。まずは基本のさつまいもごはんを覚えましょう。ちょっぴり塩をきかせることで、さつまいもの甘味が存分に引き立ちます。食べるときに黒ごまを振ってもいいですね♪
さつまいもと鶏肉の甘辛焼き
甘いさつまいもとジューシーな鶏肉の見事なコラボレーション♪さつまいもを炒める前にレンジでしっかり加熱することで時短になります。鶏肉も皮目をパリッと焼き上げると食感も楽しめる一品になります。
さつまいもと水切りヨーグルトの和え物
サラダ風にいただけるさつまいもレシピ。マヨネーズだとこってりしてしまいがちですが、ヨーグルトだと意外なほどさっぱりと食べることができます。材料も至ってシンプル。さつまいもと無糖ヨーグルト、塩、コショウのみ。思い立ったらすぐ作れる簡単レシピです。
さつまいもの豚汁
寒い季節に特に食べたくなる豚汁に、さつまいもをプラス♪大きくカットすることでさつまいもの存在感たっぷりの汁物になります。きのこや玉ねぎ、にんじん、ねぎなど他の野菜もたくさん入れて具だくさん豚汁の完成です。
素朴な味わいにほっこり【ごぼう】
【選ぶポイント】
ひげ根が少なく、先まで太さがあるものを選びましょう。
【おすすめの保存方法】
ごぼうを美味しく食べるレシピ
たたきごぼう
ごま和えとは一味違うたたきごぼう。冷蔵で3～4日日持ちするので、ヘルシーな常備菜としてもおすすめです。麺棒などでごぼうを叩き繊維を潰すことで味が染みやすくなります。たたきごぼうはおせち料理にも使われる料理なので、練習しておくのもいいかもしれません。
ごぼうときのこのバルサミコマリネ
ごぼうはどうしてもきんぴらや煮物など昔懐かしいレシピが多くなってしまいますが、こちらはデリにもありそうなおしゃれなレシピ。ごぼうを揚げ焼きでパリッと仕上げるのがポイントです。旬のきのこもたっぷり入れて秋のマリネの完成です♪
ごぼうとしらすのごまマヨサラダ
根菜はどうしても下茹でが必要で面倒…と思い込みがちですが、レンチンでできる簡単レシピもあるんです。こちらはささがきごぼうをレンジで3分程度加熱しマヨネーズで和えるだけ！これならごぼうもモリモリ食べることができそうです。
ごぼうのから揚げ
居酒屋などで出てくるとあっという間になくなるごぼうのから揚げ。お家時間が増えた今、せっかくなので作ってみませんか？おいしさのポイントは鶏肉で作るから揚げのように下味をしっかりつけてから揚げること。これだけで箸が止まらないおいしさに♪
自然な甘みを存分に味わう【かぼちゃ】
【選ぶポイント】
カットタイプは実が濃いオレンジ色で厚みがあり、種がふっくらとしているものがおすすめです。
【おすすめの保存方法】
カットタイプはワタと種を取り除き、ラップでくるんで冷蔵庫で保存します。この場合は1週間以内に使い切るようにしましょう。
かぼちゃを美味しく食べるレシピ
かぼちゃのそぼろ煮
甘いかぼちゃの煮物も美味しいですが、もう少し「ごはんのおかず」要素が強いそぼろ煮。ひき肉が入ることで食べごたえが増し、甘い煮物が苦手な男性にもおすすめです。生姜をきかせてひき肉の臭みを抑えるのもポイント。
かぼちゃとベーコンのデリ風サラダ
電子レンジを使って作る簡単かぼちゃサラダ。色がきれいなので、盛り付け次第でカフェやデリのような雰囲気を楽しめます。相性抜群のクリームチーズの他にレーズンやナッツなどを加えるとさらにおしゃれな雰囲気に♪おもてなしにもおすすめの映えレシピです。
かぼちゃのコロッケ
かぼちゃを丸ごと買ったらぜひ試していただきたい、かぼちゃのコロッケ。ホックホクのサックサクでお口いっぱい秋を堪能できます。ひき肉を炒める際にスパイスをプラスするので、ちょっぴり大人なコロッケに仕上がります。
かぼちゃと豚肉のごま照り焼き
かぼちゃでもがっつり系のごはんのおかずになるんです。お肉との相性もいいので、ごはんの進む甘辛の味付けがおすすめ。かぼちゃはあらかじめ電子レンジで加熱しておくと時短にもなりますよ。
いろいろな食感が楽しめる【かぶ】
【選ぶポイント】
【おすすめの保存方法】
かぶを美味しく食べるレシピ
かぶの葉ふりかけ
買ってきたその日にまずは葉の部分をふりかけにしてみては？調理後は3～4日冷蔵保存が可能なので、葉のまま保存するよりも長く楽しめます。ごはんに混ぜ込んでおにぎりにしても◎
かぶのサラダ
大根と違って苦味や辛味のほとんどないかぶは生のままサラダで食べるのもおすすめです。ドレッシングもさっぱり系からこってり系までなんでも合いますよ♪また、かぶはビタミンCを豊富に含んでいるので、風邪予防や美肌効果も期待できます。
かぶとウィンナーの和風スープ煮
和風だしを使った優しいスープ。ウィンナーのだしもかぶに染みて絶品です。かぶは煮るとトロトロ食感になって、生食とはまた違った味わいを楽しめますよね。他の根菜も一緒に煮て、秋の根菜ポトフにするのもおすすめです。
今年はおうちで秋を楽しみましょう♪
定番人気といえば、やはりきんぴらですよね。れんこんは、繊維に対してどう切るのかによって食感がかなり変わります。同じ味付けでも食感が変わると違った料理のよう♪ぜひ2パターンのきんぴらを試してみてくださいね。