やっぱり夏はトマトをとことん味わいたい!
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夏野菜の代表トマト。色鮮やかなトマトはおいしいだけでなく、夏にうれしい栄養を含み、料理を華やかにしてくれる食卓の心強い味方です。少しトマトのことを知るだけで、よりおいしくいただけ、より効率的に栄養を摂ることができます。豆知識から大量消費レシピまでトマトの魅力を丸ごとお伝えしますね。
身近な野菜トマトの魅力を再確認!
トマトのルーツ
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トマトの原産地はペルーやエクアドルなど中南米のアンデス山脈に沿った地方です。太陽がサンサンと降り注ぐ赤道直下の乾燥した高冷地帯で栽培されていました。16世紀にはヨーロッパに伝わりますが、最初は観賞用だったとか。日本には17世紀に観賞用として持ち込まれ、食用として注目されたのは明治時代以降です。
トマトの栄養情報
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トマトに含まれる成分で注目したいのが赤い色素成分のリコピン。リコピンは太陽に当たって熟すに従って作られ、人の体内では生成できない成分です。特徴は強い抗酸化力。紫外線などでダメージを受けた細胞の修復をする働きで、肌の健康や美しさを気にする方には積極的に摂ってもらいたい成分です。
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一方、漢方ではトマトは熱を収め、消化を促進し、解毒を助ける食材とされ、夏バテ予防にピッタリ。ただ、水分をため込みやすく、胃腸に負担をかけることもあるので胃腸の調子がすぐれない、夏バテをした方は控えめにしましょう。
おいしいトマトの見分け方
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同じように見えても、トマトを手に取ってみると意外と個体差があります。選ぶときの参考にしてみてください。
〈おいしいトマトの特徴〉
・全体に丸くかたく締まっている
・丸みがあって赤くツヤがある
・お尻に星状の白い線がある
・ヘタが緑色でピンとしている
・ヘタの周辺にひび割れがない
トマトはデリケートな食材です。店頭では優しく持つようにしてください。
〈おいしいトマトの特徴〉
・全体に丸くかたく締まっている
・丸みがあって赤くツヤがある
・お尻に星状の白い線がある
・ヘタが緑色でピンとしている
・ヘタの周辺にひび割れがない
トマトはデリケートな食材です。店頭では優しく持つようにしてください。
トマトの上手な保存方法
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トマトを冷蔵保存するときは1つずつラップに包みヘタを下にして保存袋に入れ、野菜室で保存します。上手に保存すると10日~2週間はおいしく食べることができますが、栄養価は徐々に下がるのでなるべく早く食べられるといいですね。
トマトのおすすめレシピ16選
「生」で簡単に
丸ごとトマトのだし漬け
だしジュレたっぷり!冷やしトマト
簡単トマトサラダ
トマトと長ねぎのナムル
「煮る」でコクを引き出して
丸ごとトマトのみそトマトチーズ鍋
牛肉とトマトの炒め煮
卵のトマト煮込み「シャクシュカ」
トマトとオクラの夏豚汁
「焼く・炒める」でボリューム満点
なすとトマトのラザニア風
ラタトゥイユ風ズッキーニとひき肉の重ね焼き
アヒージョ風さばとトマトのオイル炒め
トマトの旨味が引き立つ♪ふわたまトマト炒め
「保存食」大量消費にも
パスタにもピザにもお肉にも使えるトマトソース
自家製トマトケチャップ
発酵トマト
冷凍トマトのすりおろしシャーベット
トマトを知って楽しみつくそう!
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トマトは太陽に負けない成分をもち、生でも、煮ても焼いてもおいしい食材です。きっとあなたの知らない魅力がトマトにはまだ隠れているはず。旬のトマトを思う存分楽しんでくださいね。
湯むきしたトマトを丸ごとだし汁に漬けるだけ。梅干しの酸味がアクセントになり食欲が刺激されます。残っただし汁はそうめんやうどんにかけてどうぞ。