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乾燥パスタよりも小麦の風味が豊かで、もちっとした生パスタは、ファンが多いですね。生パスタの麺をいちから手作りするのもいいですし、いろんなパスタソースに合わせてそのおいしさを極めるのもよし。レストランのような本格的な生パスタをおうちで楽しんでみませんか?
パスタとは、小麦粉や水を練り合わせて作った食品のこと。生パスタは、練った材料に熱も加えず、乾燥もさせない生麺を指します。もちもちとした独特の食感や小麦本来の風味、そしてソースのからみやすさが特徴で、うまみを吸いやすいともいわれます。
生パスタと乾麺の違いは、乾燥させているかどうか。生パスタは、パスタマシーンや押し出し機などで生のまま麺にしますが、後者はそのあと加熱して水分を飛ばしながら乾燥させます。そのため、水分の多い生パスタの保存期間が短いのに対して、乾燥パスタは3年ほど長期保存がきくのも大きな違いです。
さらに、生パスタと乾燥パスタでは合うソースも異なります。うまみをよく吸う生パスタには、クリーム・トマト・ミート系のコクのあるソースが合い、オイル系のソースは乾燥パスタに合うといわれます。ただ、一般的にいわれていることなので、好みで生パスタ+オイル系ソースもおいしくいただけます。
リングイネ・フェットチーネ・ファルファッレ(リボン)など形もいろいろ
市販の生パスタは、乾麺同様にリングイネ・フェットチーネ・フジッリなどさまざまな種類があります。また、自家製でパスタマシーンを使う場合も、刃を替えることでいろいろな種類の生パスタを作ることが可能です。
乾麺に比べて生パスタの方がカロリーが少し低いのですが、乾麺の材料であるデュラムセモリナ粉は、生パスタの材料の小麦粉よりもGI値が低いので、太りにくさにおいては結果的に大差はないようです。小麦粉は糖質も高いので、食べすぎには要注意。ただ、市販の生パスタの中には糖質を控えたものもあるようです。
ここからは、生パスタの基本の材料や作り方です。パスタマシーンを使う方法(Ⓐ)と使わない方法(Ⓑ)の2パターンのやり方をご紹介します。
材料:強力粉と薄力粉(もしくは中力粉)・塩・卵など
出典: 強力粉が多ければコシが強くもちもちした生パスタになり、薄力粉が多ければ歯切れのいい生パスタに。まずは半々で試して、好みで配合を変えていくのがおすすめです。薄力粉など軟質小麦を使う場合は、卵を加えて生地がべチャッとするのを防ぎますが、強力粉やデュラムセモリナ粉だけで作るときは卵なしでもOKです。
本格派を目指すなら、デュラムセモリナ粉100%も!
デュラム小麦を粗挽きにしたデュラムセモリナ粉は、パスタに適した小麦粉。イタリアでは、乾燥パスタはデュラムセモリナ粉100%であることが厳格に規定されています。自家製の生パスタは、好きな小麦粉を使っていいのですが、このデュラムセモリナ粉を使うのも本格的でおすすめです。
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※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
STEP1:材料をパラパラの小さな粒になるまで混ぜる
出典: 強力粉と薄力粉(もしくは中力粉)をふるい、卵・塩・水などと合わせたら、写真のようなパラパラとした小さな粒になるまで混ぜます。
出典: 生地をまとめ、踏んで揉み込むを繰り返します。広げた生地を踏んで揉み、写真のようにたたむ…この作業を3~4回行ううちに、なめらかにまとまってきます。まとまったら、しばらく生地を休ませます。
STEP3:生地を分割してパスタマシーン用に伸ばす
出典: 休ませた生地を4分割して麺棒で伸ばし、パスタマシンを通るくらいの厚み(1㎝弱くらい)にします。
STEP4:パスタマシーンに数回かけてコシのある麺帯にする
出典: 生地をパスタマシーンに通して麺帯にしたら2つ折りにし、さらにマシーンにかける…この作業を数回繰り返します。これを行うことでコシとなめらかさが生まれます。一気に薄くしようとすると生地が破れやすくなりますのでご注意を。好みの薄さに伸ばしたら、25~30㎝程度の長さに包丁でカットします。打ち粉はしっかりした方がいいようです。
STEP5:好きな太さにできるカッターを取り付けて麺を切る
出典: 好みの太さにできるカッターを取り付け、ハンドルをゆっくり回しながら麺を切ります。早く回すと麺がカッターにつきやすいので、あわてずそっと行うのがポイント。麺がマシーンにくっつく場合は、マシーンの方にも打ち粉をしましょう。
出典: 切った麺は、ハンガーなどに吊るして表面を乾燥させます。干した形が残るくらいまで乾燥できればOK。その後は、冷蔵庫で寝かせましょう。
出典: 生パスタは、できてすぐに食べると柔らかいのですが、冷蔵庫で寝かせて2~4日くらい経つとちょうどいい硬さで食べ頃に。待ちに待った自家製生パスタの完成です。いろんなソースで楽しみましょう。
出典: パスタマシーンを使わない手打ち生パスタの場合も、生地のまとめ方やこね方は同じです。ただ、生地を伸ばすときには向こうが透けるくらい薄く伸ばします。
こちらの動画に、伸ばした生地のたたみ方や切り方が紹介されています。パスタマシーンがなくても、気軽に生パスタ作りに挑戦できますよ。
乾燥パスタが7~9分ほど茹で時間がかかるのに対して、生パスタは2~4分程度で茹で上がります。その分、生パスタは小麦の風味が豊かでパスタ好きにはたまらないおいしさです。ただし、のびやすいので茹でおきせず早めに食べましょう。
乾燥パスタは1人前が100gですが、生パスタは110~120g程度が目安といわれています。ただし、食べる量は個人差がありますので、お好みで調節してください。
生パスタの賞味期限は、10日程度。自家製生パスタは、乾燥・熟成後は早めに食べ切るのがおすすめで、保存はタッパーなどに入れて冷蔵庫へ。麺にオリーブオイルをからませておくと、くっつき防止になります。また、作り過ぎた場合などは冷凍もできますが、その際も5日程度で食べきるのがおすすめです。
生パスタによくからむ、定番人気のソースをご紹介します。
出典: トマトソースは、パスタソースの代表格。もちろん、生パスタにもぴったり。こちらは、フライドオニオンを入れることでコクを増したトマトソースに仕上げています。茹であがった生パスタに、たっぷりからめて召し上がれ♪
出典: 大人も子供も大好きなミートソース。ひき肉は、すぐにほぐさず塊のまま焼き付けることで、うまみが増します。作り置きもできて、パスタ以外にもオムレツやグラタンなどいろいろな料理に活用できる万能ソースです。
出典: カルボナーラは、チーズ・パンチェッタなどの肉・卵を使うパスタソース。ニンニクを素揚げするように炒めて油に香りを付けたら、ベーコンを炒めて火を止めます。あとは、卵やチーズなどを加えてかき混ぜましょう。加熱しすぎないのが、なめらかさのコツ!
出典: 生クリームたっぷりのクリーズソースも、生パスタにはよく合います。ベーコンやきのこのうまみが溶け出した濃厚なソースがからんで、シンプルな材料なのにリッチな味わいです。
酸味とまろやかさが絶妙バランス!「トマトクリームソース」
出典: クリームソースにトマトを合わせたトマトクリームも人気のパスタソース。クリーミーでまろやかな味わいの中に酸味が感じられ、パスタを贅沢なひと皿にしてくれます。
出典: ボロネーゼは、ミートソースよりもひき肉が多く、トマトが少ないのが特徴。その分、肉のうまみが強く、濃厚な味わいになります。生パスタとしっかりからめて盛り付けて。育ち盛りのお子さんやがっつり食べたい男性にも喜ばれそうです。
出典: 昔懐かしい味でファンが多いナポリタン。ケチャップやソースなどが味付けのメインで、大人にも子供にも好まれる味です。こちらでは乾麺を使っていますが、もちろん生パスタにもぴったり。
レンジで簡単!明太子(たらこ)の「和風クリームソース」
出典: 和風のパスタソースも定番ですね。こちらは、明太子やめんつゆなどを使った簡単ソース。レンジで時短調理できますので、忙しいときに。スライスチーズは溶けないタイプを使うと、牛乳にとろみがついてパスタによくからみます。
出典: オイル系のソースは乾麺に合うといわれますが、生パスタでもひと工夫で美味しく!ソースと生パスタを合わせてから乳化させる(茹で汁を少し加えてとろみをつける)ことで生パスタとよくなじみます。爽やかなジェノベーゼソースは、これからの季節にも合いそうですね。
食材を工夫してひと手間加えたアレンジや生パスタのアイデアレシピをご紹介します。
暑い日のランチに!もちもちの生パスタで冷製トマトパスタ
出典: もちもちの生パスタを冷製にするのも楽しいアイデア。ポイントは、パスタもソースも一気に冷やすことだそう。暑い日にいただきたいですね。
出典: ラグーとは、イタリア語で“煮込む”という意味。お店などでお肉のラグーソースをよく見かけますが、本場では魚介のラグーソースもよく作られます。こちらは、タコのラグー。ヘルシーで、噛み応えもあっておすすめです。
出典: 濃厚なのに爽やかなレモンクリームパスタ。生クリームは使わず、牛乳でクリーミーな味わいを出しているので、見た目よりもさっぱりした口当たりです。
うまみたっぷり!イワシとショート生パスタのトマト風味
出典: イワシのうまみがしみ出したトマトソースをショート生パスタが吸って、たまらない美味しさ。おもてなしのメインディッシュになりそうな贅沢な一品ですね。
出典: 渡り蟹の身や蟹味噌、内子などがトマトソースと混ざり合い生パスタに濃厚にからみます。風味抜群でスペシャルディナーなどにもおすすめの生パスタです。
出典: 豆乳とだしで作るので、さっぱりヘルシーな味わいの和風カルボナーラ。最後におだしの味を感じる上品な生パスタは、年齢問わず喜ばれそうです。
出典: アスパラやトマトなどのみずみずしい野菜やパストラミビーフなどを生パスタとともににぎやかに盛り付けたサラダ風。女子会などにもおすすめのおしゃれさですね。
出典: 山椒を練り込んだユニークな生パスタに、柚子香る和風ソースを合わせています。こちらでは鱧を使っていますが、うなぎや穴子、白身魚などでもよさそうですね。
市販の生パスタ(カルディ)+レトルトカレーで簡単ランチ
出典: カルディの生パスタとレトルトカレーを組み合わせた簡単ランチ。もっちりした生パスタを使えば、お手軽とは思えない本格的な味になります。
出典: タジンで作る生パスタ鍋。タリアテッレの生パスタをはじめ、野菜やきのこ、鶏肉などがたっぷり入っています。魚介を加えるのも美味しいです。
通販で人気のおすすめ「生パスタ&ソースセット」専門店の味をおうちで食べ比べ♪
ここからは、手軽に本格的な生パスタを楽しめる、通販で人気の「生麺&パスタソース」のセットをご紹介します。お取り寄せして、食べ比べるのも楽しいですね。
パスタ 2種(太麺 ・ 平麺 生パスタ)と ボロネーゼソース(無添加)セット|BIGOLI (ビゴリ )
Amazonでも人気!プロの味をおうちで楽しめる、本場イタリアの味を再現した逸品!
日本初のボロネーゼ専門店の特製生パスタ&ボロネーゼソースのセット。お店で話題の北イタリア名産の太麺“ビゴリ”と伝統の平打ち麺“タリアテッレ”の2種が楽しめます。ソースは、アメリカのミーソース系ではなく、本場イタリアの味を再現した本格派です。
セット内容:太麺・平麺生パスタ2種、ボロネーゼソース(2人前×2種/計4食)
内容量:セットひとつ当たり 生パスタ240g、ソース140g
配送状態:箱なし簡易包装
BIGOLI ビゴリ パスタ 2種( 太麺 ・ 平麺 生パスタ )と ボロネーゼ ソース ( 無添加 ) セット
2,500円〜(税込)
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Oliveto(オリベート)冷凍パスタ 選べる7種セット |ヤヨイサンフーズ
温めるだけで、お店の味!好きな7種類が選べる(業務用)
レストランなどに販売されている業務用生パスタ。パスタとソースがいっしょになっているので、温めるだけで本格的な味が楽しめます。お好みで7種類選べるのがうれしいですね。
セット内容:ソース&生パスタ7食(蟹のトマトクリームソース・カルボナーラなど7種からチョイス)
内容量:260g~300g(種類によって異なる)
配送状態:冷凍
冷凍パスタ 選べる7種セット Oliveto ヤヨイサンフーズ
渡り蟹のトマトクリームソース&生パスタ110gのセット|生パスタとピザのお店 デュラム
Amazonなどで人気!渡り蟹の贅沢なソースがからむ、こだわりの卵パスタ!
蟹のうまみたっぷりのトマトソースに生クリームを合わせた濃厚なソースが、生パスタによくからみます。卵やセモリナ粉などを使う、こだわりのエッグパスタ。毎日2回生パスタを作るお店だから、できたての味を届けられます。
セット内容:生パスタ、蟹のトマトクリームソース
内容量:生パスタ 110g、ソース150g
配送状態:冷凍
渡り蟹のトマトクリームソース&生パスタ110gのセット
980円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
生パスタ オリベート クリーミィボロネーゼ スパゲティ|FBクリエイト
もちもち生フェットチーネに、上品な味わいのボロネーゼがぴったり!
もちもちの生パスタ(フェットチーネ)と、牛あらびき肉の上品なボロネーゼソースをいっしょにパッケージ。湯煎などで温めて、そのまま食べられるので忙しい方にもおすすめ。
セット内容:ボロネーゼソースの生パスタ(1人前)
内容量:260g
配送状態:冷凍
生パスタ OLIVETO クリーミィボロネーゼ スパゲティ
200円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ディナーセット イタリア料理 コース 2人前|リストランテ デュラム
楽天でも人気!生パスタを含む本格イタリアンコースがうれしい価格で
2種のソースが選べる生パスタのほかにも、前菜からメイン料理・デザートまで贅沢なイタリアンがコースで届きます。特別な日のディナーにぴったりで、楽天でも人気の商品。おうちがレストランになります。価格もお手頃。
セット内容:3種から選べる前菜、生パスタ2個、パスタソース2種、鶏もも肉の煮込み料理 2人前、ベイクドチーズケーキ2個、黒トリュフ1個(メインのトッピング)、フランスパン2個、シチリア島の海塩、グラナパダーノチーズ
内容量:生パスタ110g×2、前菜のモッツアレラ・生ハム100gなど
配送状態:冷凍
ディナーセット イタリア料理 コース 2人前 前菜 生パスタ 鶏もも肉 煮込み 黒トリュフ パン デザート
ソースが選べる極上の生パスタ3食セット|リストランテ デュラム
ソースが3種選べる極上生パスタのセット!ピザも選べます
3種のソースが自由に選べる極上生パスタの3食セット。厳選した材料と高い技術で作る生パスタは、プリプリもちもちの独特の食感です。ピザを選ぶことも可能で、その場合は生パスタは2食分になります(ピザは4種からひとつチョイス)。
セット内容:生パスタ3食分(ピザも選べるがその場合は生パスタは2食)、9種から3種が選べるソース、フランスパン3個、シチリア島の海塩、グラナパダーノチーズ
内容量:極上の生パスタ110g×3、ソース70~160gまで各種
配送状態:冷凍
生パスタ3食セット10種類のソースから選べます ピザも選べる ピザは3品目のみ選択可
出典: 麺から手作りするのも楽しい生パスタ。相性のいいソースやアレンジレシピをいろいろ考えるのもわくわくしますね。また、通販で人気の生麺&パスタソースもお取り寄せして、手軽に楽しむのもおすすめ。おうちでレストランのような本格的な生パスタを味わってみてください。
トマトソースは、パスタソースの代表格。もちろん、生パスタにもぴったり。こちらは、フライドオニオンを入れることでコクを増したトマトソースに仕上げています。茹であがった生パスタに、たっぷりからめて召し上がれ♪