人気のアメリカンスイーツを手作りしよう
アメリカで親しまれているスイーツはチョコチップクッキーやカップケーキなど馴染み深いお菓子が多く、バターがたっぷりでしっかりとした甘さが特徴です。おうちで気軽に作ってみませんか?
アメリカの定番焼き菓子&伝統スイーツレシピ
アメリカンクッキー
アメリカのクッキーは天板に生地を落として作るドロップタイプが多く、生地を休ませたり成形したりする手間がないのが特徴。ザクザクとした食感としっとりとした食感の2種類があり、特に柔らかいタイプのクッキーは“チューイークッキー”と呼ばれています。
アメリカンチューイークッキー
ダブルチョコレートクッキー
ウーピーパイ
ウーピーパイはケーキのような生地にクリームやアイシングを挟んだ、アメリカの伝統的なお菓子です。“Whoopie”とは“わーい!”という喜びを表す言葉で、ランチボックスの中にウーピーパイを見つけたときに思わず歓声を挙げて喜んだことが由来だそう。しっとりふわふわボリュームがあり、1個でも満足感たっぷりです。
カラフルウーピーパイ
キャラメルのウーピーパイ
コブラー
コブラーは英領北米植民地を起源とし、イギリスのスエットプディングの代わりとして作られた歴史を持つスイーツ。アメリカではフルーツなどのフィリングをパイ生地で挟んだものが多く、オーブンで焼き上げて作ります。アメリカ南部のディープサウスでは、ブルーベリーコブラーやピーチコブラーなど、1種類のフルーツだけを使ったものが一般的です。
アップルコブラー
ピーチコブラー
マラサダ
マラサダは、外側はカリッと、中はふんわりした食感が美味しい揚げパンのようなスイーツ。もともとの発祥はポルトガルで、ポルトガル人たちが移民としてハワイに来たときに伝統的な食事を持ち込んだのが始まりとされています。今ではハワイの人気スイーツとして、たくさんの専門店があります。
ホットケーキミックスで作るマラサダ
グルテンフリーのマラサダ
カップケーキ
アメリカのカップケーキはデコレーションに着色料が使われたものが多くとってもカラフル。デコレーションにバタークリームがたっぷり使われているため、食べ応えがあるのが特徴です。アメリカではバニラやチョコ、ピーナッツバターのフレーバーが人気!
デコレーションカップケーキ
チョコミントのカップケーキ
レッドベルベットケーキ
レッドベルベットケーキは、ココア味のスポンジケーキにクリームチーズやバタークリームを挟み重ねて作ったケーキ。昔のココアパウダーにはアントシアニンが含まれており、重曹の酸に反応して生地が赤くなったことや、ブラウンシュガーのことを“レッドシュガー”と呼んでいたことから、そして、ケーキの口当たりがベルベットのように滑らかであることからその名が付けられました。現在では、ココアパウダーを入れた生地に着色料やビーツを加えて赤い色にするのが定番です。
レッドベルベットカップケーキ
レッドベルベット・チーズケーキ・ブラウニー
ハミングバードケーキ
ハミングバードケーキは、バナナやパイナップル、ナッツがたっぷり入ったスイーツ。アメリカ南部が発祥で、直訳すると“鳥が歌い出すほど美味しいケーキ”という意味で、クリームチーズを挟んだり、フロスティングを塗ったりしていただきます。
柔らかハミングバードケーキ
豆腐アレンジのハミングバードケーキ
デビルズケーキ
「デビルズフードケーキ」とも呼ばれるデビルズケーキは、ココアをたっぷり入れてチョコレートバタークリームを挟み、チョコレートのフロスティングをかけたチョコ尽くしの甘いケーキ。真っ黒な色だけでなく、悪魔に魂を売ってでも食べたいほど甘くて美味しいことが名前の由来になっています。どっしりとした食感で、甘党さんにはたまらないスイーツです。
ブラウニーミックスで作るデビルズケーキ
抹茶の濃厚デビルズケーキ
アメリカンスイーツを手作りしてみよう♪
アメリカの定番焼き菓子や伝統スイーツは、材料や工程がシンプルで気軽に作りやすいものばかり。ふんわり軽い食感のものからどっしりと甘いものまで揃っているので、シーンや気分に合わせて作れるのも◎ぜひおうちで手作りして、アメリカンカフェ気分を楽しんでみてください♪
ブラウンシュガーと薄力粉、溶かしバターをベースに作る、チューイータイプのアメリカンチョコチップクッキー。焼成の時間を少し短めに工夫すると、より柔らかくしっとり食感に仕上がります。