心がほっと落ち着くカフェラテ
カフェラテとは?
カフェラテと【カフェオレ】との違い
両者は根本的に、コーヒーそのものが異なります。カフェオレに通常のコーヒーが使われているのに対し、カフェラテは濃度の高いビターな『エスプレッソ』を使用しているんです。
また以下のように、ミルクの量も違うと言われています。
・カフェオレ コーヒー50%:ミルク50%
・カフェラテ コーヒー20%:ミルク80%
一般的にカフェラテの方がほろ苦くクリーミーな味に仕上がるんですね。一方カフェオレは、マイルドで子どもでも飲みやすいのが特徴です。
カフェラテと【カプチーノ】の違い
簡単にいうと、たっぷりの泡を含んだフォームミルクを使うのがカプチーノ。あまり泡立てないフォームミルクを使うのがカフェラテです。一見同じようにも思える2つのドリンクですが、ここで注目したいのは『ミルクの泡の量』なんです。
ちなみに、泡の少ないミルクの方がエスプレッソとの混ざりが良いんだとか。混ざり具合は風味などに直結するため、この場合カフェラテの方がミルクの甘味を感じることができます。
美味しいカフェラテ、基本の作り方
カフェラテに最適な豆の選び方
基本的には中〜深煎りがおすすめ
カフェラテの豆は基本的に、ミルクの甘味に負けないほろ苦さが出る中煎り〜深煎りがおすすめです。少し淡い味が好きな方は、もちろんライトな煎り具合の豆を使うのも◎。
体調によってはカフェインレスも
体調が優れない場合や妊娠中の方は、カフェインレスの豆を選びましょう。味に大きく変化はないため、いつも通りの風味を味わうことができますよ。
ちなみにカフェインは熱を加えると消えていく性質を持っています。そのため、浅煎りのほうがカフェインが多く、深煎りのほうがカフェインが少ないのです。
エスプレッソを抽出する方法
ドリップ
ドリップで抽出する際は、10gの粉に100mlのお湯を3回に分けて注いでいきます。このとき、濃くしようとして粉の分量を多めにしすぎてしまうとえぐみが出てしまうので注意が必要。多くても1.5倍程度を目安とすると良いでしょう。
フレンチプレス
フレンチプレスは、誰でも簡単に美味しいコーヒーが作れる優れもの。エスプレッソの場合は、粉10gに対し110〜120mlのお湯を注ぎ、3分待つだけでOKです。
豆の油分まで抽出してくれるので、とても濃厚でまろやかな仕上がりになりますよ。
フォームミルクの作り方
自宅にあるもので簡単フワフワ泡
ミルクフォーマーできめ細かい本格泡
きれいな2層の作り方
とにかく静かにゆっくり注ぐ
アイスでもホットでも、基本的にとにかく静かにゆっくり注ぐことが大切です。一番上の層になる泡の部分は、スプーンですくって置くようにのせると◎
アイスの場合は氷にゆっくり沿わせて
白いお砂糖以外で甘みを調整
はちみつでやさしい風味のハニーラテ
お砂糖の代わりにはちみつを加えると、柔らかな風味が広がるハニーラテに。疲労回復効果もあるため、疲れた日や忙しい日々にはぴったりのドリンクです。
ブラウンシュガーで濃厚な味わいに
濃厚な味わいが特徴のブラウンシュガーは、クリーミーなカフェラテと相性抜群です。ひとさじでやさしいコクのある味わいを楽しむことができますよ。
おうちでラテアート
ステンシルシートでささっと簡単に
フォームミルクの上にそっとのせて、ココアなどのパウダーを振りかけることで模様ができるステンシルシート。とても簡単にかわいらしい柄を描くことができる優れものです。
エッチングなら細かく繊細なデザインが叶う
本格派の方はこちらをチェック
フリーポアに挑戦しよう
フリーポアとは、その名の通り道具を使わずにミルクを注ぐラテアートのこと。一見難しそうに見えるプロの技ですが、少しのコツで上達も期待できます!ぜひおうち時間の合間に挑戦してみてください。
カフェラテ発祥の地は、水の都として知られているイタリアのベネツィア。世界最古のカフェ「カフェ・デ・ナット(1720年〜)」で生まれました。
世界中の芸術家が愛するこのカフェで生まれたカフェラテは、濃厚なミルクの味と深みのあるエスプレッソの香りが存分に楽しめる逸品なんだとか。