イタリアンスイーツを手作りしよう
イタリアにはそれぞれの地方で古くから愛されてきた伝統的なスイーツがたくさん!生クリームをたっぷり使ったものよりも、素材の風味を活かした素朴なものが多く、特産品の果物やナッツをふんだんに使っているのも特徴です。おうちで気軽に作ってみませんか?
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
人気イタリアンスイーツ&焼き菓子のレシピ
ティラミス
日本でもお馴染みの「ティラミス」は、北イタリア生まれのデザートです。エスプレッソを染み込ませたフィンガービスケットとカスタードソース、マスカルポーネチーズのクリームを重ね、冷やし固めて作ります。イタリアのティラミスはコーヒーが強めで、お酒が風味づけに使われているのが特徴。カカオパウダーとチーズクリーム、コーヒーの組み合わせが受け、アメリカや日本でも大ブームとなりました。
本格ティラミス
カップティラミス
アールグレイのティラミス
ビスコッティ
「ビスコッティ」は、“2度焼く”という意味を持つシンプルな定番おやつ。生地にバターを使わず、2度焼きしてしっかりとした硬さに仕上げているのが特徴で、コーヒーやミルクに浸して食べるのが一般的。フィレンツェ郊外が発祥といわれており、イタリアの庶民的な伝統菓子として親しまれています。
チョコビスコッティ
ホットケーキミックスで簡単!ココアビスコッティ
セミフレッド
“半分凍った”という意味のセミフレッドは、アイスケーキのような食感を楽しめるひんやりスイーツです。基本の作り方は、フルーツやナッツを混ぜたクリームを凍らせるだけ!空気をたくさん含んでいるため凍らせてもカチカチにならず、冷凍庫から取り出してすぐに食べられるのが嬉しいポイント。
苺チョコレートのセミフレッド
コーヒー&チョコのセミフレッド
バーチ・ディ・ダーマ
「バーチ・ディ・ダーマ」は、“貴婦人のキス”を意味する北イタリア・ピエモンテ州の伝統菓子。アーモンド風味の丸いクッキーにチョコレートクリームが挟んであり、食後の軽いデザートとしても親しまれています。形がキスをしている唇のように見えたり、食べるときにキスするように小さくすぼめた口になることが名前の由来といわれています。(諸説あり)
基本のバーチ・ディ・ダーマ
抹茶のバーチ・ディ・ダーマ
カンノーリ
「カンノーリ」は、もともと謝肉祭のお祝いで食べられていたシチリアの郷土菓子です。ロール状のクッキー生地にクリームがたっぷり詰められており、単数形で「カンノーロ」と呼ばれる場合も。水切りリコッタチーズを加えたクリームにはさっぱりとした甘みで、エスプレッソやカプチーノと好相性です◎
雑穀カンノーリ
レモンクリームカンノーリ
クロスタータ
「クロスタータ」は、イタリア全土で愛されている昔ながらの素朴なケーキ。タルトと似ていますが生地の空焼きはせずフィリングと一緒に焼き上げるため、しっとり&ほろほろとした食感に仕上がるのが特徴です。フィリングはジャムやフルーツなど甘めのものが一般的で、おうちで気軽に作れます。
レモンのクロスタータ
あんずのクロスタータ
ズコット
ドーム型のスポンジの中にセミフレッドやクリーム、ムースを詰めた「ズコット」は、フィレンツェ発祥のケーキ。15~16世紀に兵士が使っていた金属兜やカトリック教会の聖職者の頭巾が名前の由来になっています。時代の経過とともに長く忘れられていましたが、1950年代にフィレンツェの洋菓子店が当時のレシピを再現し、レストランやトラットリアのデザートメニューとして好まれています。
フルーツズコット
ズコットモンブラン
イタリアンスイーツでおうちカフェ♪
イタリアの伝統菓子は、気軽に作れるスイーツとして古くから人々の暮らしに根づいてきました。ティラミスやビスコッティなど日本でも馴染み深いものも多く、お菓子作り初心者さんでも挑戦しやすいのも魅力。おうちで手作りして、旅気分を味わってみてください♪
細かく砕いてコーヒー液に浸したビスケットを敷き詰め、マスカルポーネクリームをたっぷり重ねるだけのシンプルなレシピです。冷蔵庫で冷やし、仕上げにココアパウダーを全体に振ったら完成です。大きなスプーンでざっくりすくっていただきましょう。