紅生姜好きなあなたへ、自家製レシピ&使い切り料理をご紹介
しかし「紅生姜」の食べ方といえばそういった料理が定番すぎて、他に活用レシピを知らないという方は多いのでは?
紅生姜の栄養や保存方法といった基礎知識から、大量消費~少しの使い切り向きレシピまでを網羅しました。ぜひ紅生姜の魅力を再発見してみてくださいね。
はじめに押さえておきたい「紅生姜」の前知識
紅生姜がトッピングとして好かれる訳
紅生姜の栄養について
生姜が紅生姜になったからといって、本来の栄養素が大きく抜け落ちることはなく、生姜と同様にシネオール、ジンゲロール、ショウガオールといった成分を含みます。生姜独特の辛みを持ったこれらの成分は、疲労回復や体を温める効果が期待できます。女性の冷え性にも一役買ってくれますよ。
ただし・・・「温活効果があるから」「生姜だから低カロリー」といって、たくさん食べるのにはご注意を。
栄養価が高く、 カロリー低め。しかし、たくさん食べすぎないようにご注意を!
紅生姜自体のカロリーは100gあたり約19キロカロリーと、ヘルシーではありますが、紅生姜の味付けを果たしている梅酢の汁には、塩分が多く含まれています。食べ過ぎると塩分過多になる可能性が高いです。
また、市販のものの汁にはたいてい、保存料として食品添加物などが含まれているので、一度にたくさん、はやはり避けたいところです。
このような梅酢(画像)を使ってつくる手作りの紅生姜のほうが、食品添加物を抑えることができるので、体にはいいですね。塩分が高いとご説明した赤梅酢ですが、梅干し同様、疲労回復効果や殺菌効果が期待できるクエン酸やポリフェノールも含まれているので、上手に使い切ることをおすすめします。
紅生姜の保存方法(冷蔵・冷凍)や、賞味期限について
一般的に手作りの紅生姜は、しっかり瓶詰めにして冷蔵保存で約1年持つといわれています。
市販の紅生姜は開封後、冷蔵保存で約1週間を目安に食べ切るようにすることが推奨されていますが、実際は、1か月冷蔵保存しても味に変わりは無い、という声が多いです。
冷蔵で保存する方法は、漬け汁ごと保存するのがポイントになります。購入した時の漬け汁ごと密閉容器に入れて、冷蔵保存しましょう。
冷凍保存も可能です。冷凍する場合は小分けにラップし冷凍し、食べる時は自然解凍で大丈夫。多少紅生姜特有のシャキシャキとした食感は薄れてしまいますが、冷蔵よりも長持ちさせることができます。
実際のところ、冷凍保存を推奨している紅生姜のメーカーはありません。しかし一般的には、使い切れないため、冷凍保存をしているという方は多いです。
紅生姜の魅力は、このように鮮やかな色味なので、料理に添えると「食欲増進効果」があること。また単調な味わい・脂っこくて飽きやすい味の料理でも、この特有の酸味で口の中をリセットできることなどが挙げられます。ガリ(甘酢ショウガ)のように、箸休め的な役割を果たしてくれるものです。