古くから愛され続けてきた伝統の味
ちなみに欧米では「ジンジャービスケット (ginger biscuit)」、主にアメリカでは「ジンジャースナップ(gingersnap)」などと呼ばれています。
地域によって薄型と厚型がある⁉
「ジンジャーシン(ginger thin)」とは薄く焼いたジンジャークッキーのこと。厚型のアメリカ風に対し、薄型のジンジャージンは北欧風となります。
ジンジャークッキーといえば人型クッキー♪
ジンジャークッキーと聞いて多くの人が連想するのは、こちらの人型クッキーではないでしょうか。ちなみにこの形は「ジンジャーブレッドマン(Gingerbread men)」と呼ばれています。
ジンジャーブレッドマンは、杖の形をした飴「キャンディケイン(Candy canes)」とともにクリスマスツリーの飾り付けに使われるのは有名ですよね。
ちなみに、生姜が入っていない人型クッキーのこともジンジャーブレッドマンと呼ぶことがあります。
諸説あるのですが、生姜を病気予防のため食べることを広めたイギリスのヘンリー8世を表しているという説や、クリスマスのごちそうを買えない人がクッキーでごちそうをかたどったものを作った説などが挙げられています。
ジンジャーやシナモンといった香辛料は食べ物に入れると日持ちがするため、クッキーをはじめ、パンやパイなどに使用されています。ちなみにクリスマスシーズンに飾られるようになった理由は、「強い香りが魔除けの効果を発揮するため」と言われています。
ジンジャーブレッドハウス
もう一つ、クリスマスを彩るお菓子として有名なのが「ジンジャーブレッドハウス」です。グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』に登場する「お菓子の家」は、このジンジャーブレッドハウスがモデルとなっています。
ジンジャークッキーを焼いてみよう!基本レシピ
また、スパイス効果で日持ちするので、クリスマス前に作り置きができて便利です。
楽しんでつくろう♪ジンジャークッキーのアレンジレシピ
クリスマスのジンジャークッキー
ジンジャーマンのHUGナッツクッキー
素朴な味でとまらない。黒蜜ジンジャークッキー
ホットケーキミックスde簡単ジンジャークッキー
チョコレートジンジャークッキー
ジンジャーコーディアルクッキー
炒り玄米のジンジャークッキー
【白砂糖・乳製品・卵・バター不使用!】簡単★ジンジークッキー
X'masにはコレ!参考になるデコテーション特集
ジンジャーブレッドマンをはじめ、ツリーにサンタ、ゆきだるまなど・・クリスマスを彩る可愛いクッキーの形や、アイシングを使ったデコレーション。おもいおもいにクッキーをキャンバスにしてアイシングを施せば、みるみるうちにクッキーの表情が変わって行きます。ここでは、アイシングの作り方と、いろいろなデコレーションアレンジをご紹介したいと思います!
アイシング(英: icing:砂糖衣がけ)とは、焼き菓子を覆う甘いクリーム状のペーストである。
アメリカでは主にフロスティング(frosting)と呼ばれる。
アイシングの作り方はこちら♪
ホワイトカラーのアイシングの作り方はとっても簡単!粉糖にレモン汁を少しづつ加え混ぜあわせるだけ。あとは絞り袋などに入れて好きな模様を描きます。絞り袋が無い場合は、クッキングシートを袋状に丸めて使えば代用出来ますよ!
アイシング用のカラーで色付けすれば、クリスマスらしい、こんなカラフルなデコレーションが楽しめます。あれこれ考えながらデコレーションするひとときもいいものですね!
クッキーに穴を開けて焼けば、ツリーのオーナメントになります。可愛らしくて、なんだか食べちゃうのが勿体ないですね!
ホワイトカラーのアイシングとアラザンで可愛くドレスアップ♡素朴なクッキー生地を生かしたシンプルなデコレーションも素敵です。
ジンジャークッキーにチョコレートをプラスして!ちょこんとのったチョコレートがなんだかとんがり帽子みたい♪
アイシングはお子さんと一緒に楽しむと、良い思い出になりますね。食べられるクッキーに自由に絵を書くという作業は、きっと良い体験にもなるのではないでしょうか…自分で絵を書いたクッキーを食べる時の子供の笑顔が思い浮かびます♪
ジンジャークッキーでX'masをハッピーに☆
古くから愛され続けてきた伝統のジンジャークッキー。スパイシーで素朴な味わいは、どこか懐かしく、食べた人の心をほっと癒してくれることでしょう。
可愛らしく型抜きしたり、おもいおもいにデコレーションを描いたり、家族みんなでワイワイ楽しみながらジンジャークッキーを焼いて、幸せなクリスマスシーズンをお過ごしください♪
ジンジャークッキーはその名の通り、生姜入りのスパイスクッキーです。古い伝統を持つジンジャークッキーの歴史は中世にまでさかのぼり、多くの文化と深く関ってきました。