煮物だけじゃない!夏はさっぱり&冷んやり「こんにゃく」を満喫*
出典: 暑さや湿気でバテてしまうこの時期は、食欲もなくなりがちですよね。そんな時にはツルッと頂ける「こんにゃく」を使った料理をいただいてはいかがでしょう。
「こんにゃくって煮物に使う食材でしょ」と思いがちですが、美味しいさっぱり&冷んやり料理にアレンジしても、美味しいですよ。
出典: 今回は、そのように、夏バテでも食が進むようなヒンヤリ系のこんにゃくレシピをお届け。
「こんにゃく」といえば低カロリーのダイエット食材としてもお馴染み。たくさん食べても罪悪感がないので、なにかと重宝しますよ*
始めに|知ってるようでしらない「こんにゃく」の疑問を解消!
「いろんな色のこんにゃく/しらたき/糸こんにゃく」は同じこんにゃく?
スーパーのこんにゃく売り場に行くと・・・定番の「黒いつぶつぶが入った、灰色のこんにゃく」をはじめ、「白いこんにゃく」、「しらたき」、「糸こんにゃく」なども並んでいますよね。さら「玉こんにゃく」「刺身こんにゃく」という商品まで・・。
どれが「本物のこんにゃくなの?」と混乱しがちですが、すべて、本物のこんにゃくです。
出典: 白いこんにゃくは、こんにゃく芋の精粉(生芋を製粉化したもの)から作られています。対して黒いこんにゃくはアラメ(又はヒジキ、カジメ)といった海藻が練りこまれています。
丸くてかわいい玉こんにゃくは、サッと茹でて灰汁を抜いたら、味が染み込むような煮物などに向いているこんにゃくですね。お寺やお祭りの屋台でもお馴染みです。
※昔ながらの製法で生芋から作るこんにゃくは、皮ごとすり下ろした芋を使うため、おのずと灰色でツブツブのあるこんにゃくが出来上がります。
ちなみに「糸こんにゃく」と「しらたき」は、ほぼ同じものです
出典: そして、「糸こんにゃく」と「しらたき」、この2つの原料は同じものです。ちょっとした製法の違いで区別されている、とされています。
・「糸こんにゃく」は、板こんにゃくを細い切って、糸のようなこんにゃくにしたもの。
・「しらたき」は、ところてんのように、容器の細い穴から押し出して作るもの。
つまり、「しらたきレシピ」に糸こんにゃくを使ってもOKですよ。両方とも汁物、煮物にもぴったりで、ダイエット中には麺類の代わりとして使うと効果的です。
最近いろんな「味付き」で見かける、刺身こんにゃくって?
出典: 青のり入り、ゆず風味、唐辛子風味など、いろんな味付きタイプもよくスーパーに並ぶ「刺身こんにゃく」。
こんにゃく特有のクセや臭みがなく、下ごしらえ(臭みを抜くための下茹で)不要。“刺身”と謳うだけあって、そのまま食べられるタイプのこんにゃくです。
精粉(こんにゃく粉)を加工してつくられており、柔らかい食感で水分が多くなるよう仕上げられています。みずみずしさを楽しみたいサラダや和え物とも、相性抜群。
こんにゃくの原料は、里芋の仲間である「こんにゃく芋」です。
このこんにゃく芋には、カルシウムをはじめ、グルコマンナンを含んだ食物繊維がとっても豊富です。ダイエットだけでなく、腸活にも一役買ってくれる食材なんですよ。
調理をする前に|「こんにゃく」の下処理・下ゆで方法
最初に、基本的なこんにゃくの下茹で方法をマスターしておきましょう。
下茹でをする理由は、こんにゃくの原料である、こんにゃく芋の持つ独自の臭みや灰汁を抜くため。この機会に下茹で方法をしっかり覚えておきましょう!
こちらの「白ごはん.com」さんのページも参考になります。あわせてご参照ください。
先述のとおり、しらたきも、こんにゃくです。こちらの動画を参考に、こんにゃくも下茹でして、クセなくいただきましょう。
━ 夏におすすめ!サッパリ美味しい《こんにゃく料理》レシピ ━
こんにゃく/糸こんにゃく/しらたきで作る【サラダ・和え物】
出典: 糸こんにゃくにヒジキにカイワレなど具沢山で食べ応えのあるヘルシーデトックスサラダ。作り置きも可能なので小腹が空いた時などにもオススメです。
出典: 糸こんにゃくをナンプラーで和えるとタイ風のサラダの完成です。レタスも一緒にライスペーパーで巻いてもおいしそうですね。
出典: 可愛く型抜きしたこんにゃくにイタリアンドレッシング風のジュレをかけた、キラキラでおしゃれな一品。冷やして美味しく召し上がれ。
出典: ワカメとこんにゃくをわさびマヨネーズで和えただけの簡単レシピ。あと一品欲しい時にも、冷やした日本酒のお供にもオススメです。ワサビが効いて暑い夏でもペロリと頂けますよ。
出典: ボイルタコと切り込みを入れたこんにゃくをポン酢で和えた、夏の晩酌に喜ばれる爽やかレシピ。ポン酢に柚子胡椒を加えることで一気に大人テイストに!夏のビールのお供に是非。
出典: 味をしみこませるため軽く炒める工程がありますが、和えもの感覚で食卓で味わいたい「鮭フレークしらたき」。
材料は、しらたき、鮭フレーク、昆布茶、料理酒のみ。それなのに、鮭と昆布茶の旨みが効いていて、やみつきになります。もちろん冷えても美味しいですよ。
出典: 上でのご紹介に続き、こちらも炒める工程がありますが、「糸コンニャクめんたい」も、和えもの感覚で美味しい、さっぱり料理です。
さっぱりしたタラコパスタのような感覚で、ツルツルッと食が進みます。お弁当おかずにしても喜ばれそうですね。
出典: 夏に食べたい冷たい麺「冷麺」。この冷麺も牛肉ダシダのスープに糸こんにゃくを合わせれば、ヘルシーでツルツルおいしい一品に仕上がります。夏バテにはこれですね。お酢をたっぷりかけて召し上がれ!
出典: ピリ辛で汗をかきつついただきたい、韓国生まれのビビン麺。麺を糸こんにゃくにすることでカロリーダウンできます◎。
味付けは焼肉のたれとキムチの素なので、簡単に作れますよ。切り干し大根を入れることで栄養価も上がり、食感もしっかりか見応えが出るので、まさにダイエットにぴったりのレシピです。夏のランチにオススメ。
出典: ツルツルと低カロリーのしらたきを麺にして、こってり甘辛味のひき肉を絡めていただく「ジャージャー麺」風のレシピ。小口ネギをたっぷり載せて彩りもよく頂きましょう。
出典: しらたきを米粉の麺代わりにした、ベトナムのフォーレシピ。刻みザーサイが味に広がりを出してくれます。これならいくらでも食べられちゃいますよ!
糖質オフなので、食事制限のある方やダイエット中にもオススメ。スープを濃いめに作って氷を入れて冷やしても◎
出典: ピリ辛肉味噌、キュウリに長ネギを卵黄に絡めていただく「麻婆肉味噌のうま辛麺」。しらたきを絡めていただいくださいね。しっかり味の肉味噌がヘルシーなのに食べ応えありのレシピに変えてくれます。
出典: しらたきにバジルソースを絡めた涼やかでおしゃれな一品。自家製でも市販でも、バジルソースがあれば簡単に作れることができますよ。おまけに糖質もカロリーもオフ。食べたい時に食べられる嬉しいレシピです。
出典: とっても便利な「刺身こんにゃく」。すでに切れているのでお皿に並べてドレッシングをかけるだけ。暑い夏は食欲も、お料理する気もなくなりがちですが、これならパパッと作れます!夏の定番にしたいレシピです。
出典: 刺身こんにゃくをスライス玉ねぎやハムと一緒にマリネ液に漬けた簡単レシピ。暑い夏は疲労回復に酢の物もオススメです。こんにゃくで作るので低カロリーなのでいくらでも食べられちゃいます。
出典: お刺身コンニャクに黒糖ときな粉をかければ、あっという間に蕨餅のようなデザートに大変身!ちょっと暑さでしんどい時に、これを食べれば心機一転、気分も晴れますよ*
出典: とってもシンプル!お醤油ベースのみたらし餡を玉こんにゃくにとろりとかけた一品です。こんにゃくはしっかりとした食感があるのでこんな新しい食べ方もできますね。
出典: ダイエット中にどうしても甘いものが食べたくなったら、こちらのレシピがオススメです。
こんにゃくにココアパウダーとお砂糖を絡めれば、見た目はチョコ、食べるとしっかり食感のスイーツが完成です。甘いものを欲した時の救世主レシピです。
出典: 白いこんにゃくを四角く切って、フルーツ缶詰をかければしっかり食感でちょっぴり懐かしい、ナタデココ風のデザートになります!アイデア光る一品です。
夏バテで食が進まない時…さっぱり美味な「こんにゃく」を味方に
出典: 煮物や炒め物でもお馴染みのこんにゃくですが、冷やしても美味しく頂けます。今年の夏はかなり暑くなりそうです。冷たいこんにゃくレシピで乗り切りましょう!
白いこんにゃくは、こんにゃく芋の精粉(生芋を製粉化したもの)から作られています。対して黒いこんにゃくはアラメ(又はヒジキ、カジメ)といった海藻が練りこまれています。
丸くてかわいい玉こんにゃくは、サッと茹でて灰汁を抜いたら、味が染み込むような煮物などに向いているこんにゃくですね。お寺やお祭りの屋台でもお馴染みです。