写真家のきくちよしみさんの運営する「菊地食堂」。日々の生活や人間関係などのエピソードがエッセイ風に綴られ、きくちさんの撮る鮮やかで美しい写真と共に、料理のことやすてきなレシピが紹介されているページです。

大のカレー好きというきくちさんは、さまざまなスパイスをコレクションしているんだそう。数えきれないほどのスパイスを調合するイメージのあるスパイスカレーですが、今回ご紹介いただいた「ニラのドライカレー」のレシピにでてくるスパイスは「クミンシード」「ガラムマサラ」「チリパウダー」「カレー粉」の4種類だけ。その他スパイス以外の材料で香りや味は調整するものの、手軽に挑戦できそうです♪

スパイスカレーの魅力は、「その日の気分で、好きなスパイスを選べるところ！！」と語るきくちさん。スタミナたっぷりのカレーで心も体も元気になること間違いなし。レシピに沿って一緒に手を動かしてみましょう！

▽ 基本の材料 ▽
・オリーブオイル ―――――― 大さじ1
・にんにく／生姜 ―――――― 1片（各みじん切り）
・玉葱 ――――――――――― 1/2個（みじん切り）
・合挽肉 ―――――――――― 150g

▽ スパイスなど1 ▽
・クミンシード ――――――― 大さじ1
・ローリエ ――――――――― 2枚（手でちぎる）

▽ スパイスなど2 ▽
・ガラムマサラ ――――――― 大さじ1
・チリパウダー ――――――― 小さじ1
・カレー粉 ――――――――― 大さじ1
・固形スープの素 ―――――― 1/2個（細かく粉状にする）

▽ 調味料 ▽
・酒 ―――――――――――― 大さじ2
・醤油 ――――――――――― 小さじ1
・ナンプラー ―――――――― 小さじ1

▽最後に▽
・塩 ―――――――――――― ひとつまみ
・ニラ ――――――――――― 1束（みじん切り）

オリーブオイル→スパイスなど1（クミンシード・ローリエ）の順にフライパンに入れ、オリーブオイルに香りがうつるまで、焦がさないようにじっくり火にかけます。

にんにくと生姜を加え、香りがたつまで火にかけます。

玉葱を加え、色が透き通るまで炒めます。

合挽肉を入れ、赤っぽさがなくなるまで炒めます。

スパイスなど2（ガラムマサラ・チリパウダー・カレー粉・固形スープの素）を入れて混ぜ合わせます。

全体の粉っぽさがなくなったら、調味料（酒・醤油・ナンプラー）を加えます。

水分がなくなってぽろぽろになるまで炒めたら火を止めて、ニラを入れて、混ぜ合わした後に塩で味を整えます。

ごはんの上に盛り、お好みで生卵をのっけて完成です！！

所要時間はだいたい30分。コツは「てきぱきと。肉は炒めすぎない。塩味はお好きな加減で。」とのこと。とっても簡単にスパイスカレーができちゃいました◎

王道に食べたくなる「チキンカレー」。鶏の手羽元をヨーグルトなどと一緒に袋に入れて事前に寝かせることで、ほろっほろのチキンに仕上がります。必要なスパイスは「ガラムマサラ」「チリパウダー」「クミンシード」です。

酸味の強いカレーがお好きな方には、「酸っぱいひよこ豆とチキンのカレー」を。カレーと相性のいいひよこ豆を存分に生かしたレシピです。必要なスパイスは「クミンシード」「シナモンスティック」「カルダモンシード」「ガラムマサラ」です。

スパイスを先に油で炒めることで、スパイスを香りを引き出したカレーが、この「香りたっぷりカレー」。材料も少ないので、ちゃちゃっと作りたい時にはぴったりのレシピです。必要なスパイスは「コリアンダーホール」「クミンホール」「マスタードシード」。