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マスタードシードで料理に香りと風味をプラス
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カレーや炒め物、煮物・ソテー・ピクルス・ソース…さまざまな料理をひと味違う仕上がりにしてくれる「マスタードシード」。深まる味わいと、広がる香り。ぜひ気軽に使ってみたいですね。自家製マスタードにも、ぜひトライしてみましょう。
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「マスタードシード」とは?
からしとマスタードの違い
からしもマスタードもからし菜の種子を原料に作られます。ただ、からしはオリエントマスタードシード(ブラウンマスタードシード)という種子が使われ、マスタードはイエローマスタードシードなどが使われます。マスタードは、からしに比べて辛みがマイルドなのも特徴です。
効能・効果について
マスタードシードには、鉄分・マグネシウム・リンなどのミネラルが豊富に含まれます。また、辛み成分の中にはポリフェノールで注目されるフィトケミカルの一種も含まれるとか。抗酸化作用などに期待ができそうですね。さらには抗菌にも効果的といわれ、ピクルスなどに加えることもよくあります。
マスタードシードの種類
ブラック・ブラウン・イエロー…マスタードシードの種類と特徴
ブラックマスタードシードは、辛みが強いのが特徴。わさびのようなツーンと刺激的な辛みがあり、肉や魚料理に合います。ブラウンマスタードシードは、ブラックほどの辛みはなく、肉や魚料理のほかカレーなどにも。また、イエローマスタードシードは最もマイルドでピクルスやマリネにも。粒マスタードは、この3種がブレンドされることが多いです。
マスタードシードとマスタードパウダー
マスタードシードを粉末にしたものが、マスタードパウダー。ぬるま湯に溶かして使います。時間をおくと辛みや風味が飛びますので、使う直前に溶かしましょう。辛みの強いものとマイルドなものをブレンドするのもおすすめです。
マスタードシードの使い方
ピクルス(酢漬け)・マリネ・ドレッシングなどの風味づけに
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風味づけとともに抗菌性もあるマスタードシードは、ピクルスやマリネなどに加えるのも一般的。また、マスタードシードには液体をとろっとさせる乳化作用がありますので、ドレッシングやソースにもぴったりです。
カレーや炒め物などのスパイスとして
マスタードシードは、油との相性がいいので、ホールのまま炒め物に加えると、簡単に風味をアップさせることができます。南インドではこうしたマスタードシードの野菜炒めがとても好まれています。
カレーを作るときには、マスタードシードをスタータースパイスとして使うのがおすすめ。マスタードシードをはじけるまで油で熱し、玉ねぎなどを加えて炒めていきます。カレールウを使うときにも取り入れたい方法です。
★マスタードシードを使う際に知っておきたいこと★
ホールスパイスは「テンパリング」で香りを引き出す
ホールスパイスは、油で加熱して香りを引き出すのがおすすめ。この工程を「テンパリング」といいます。インドカレーを作る際には、ぜひ取り入れたいプロセス。ポイントは、フライパンに油とスパイスを入れてから火をつけ(中火)、焦げる直前まで火を入れること。パチパチはじけるのが収まり、香りがすればOK。
テンパリングの方法を動画でわかりやすくご紹介しています。
マスタードシードがないときの代用は?
マスタードシードがない場合の代用としては、クミンシードなどがおすすめ。クミンシードは、マスタードシートと同じく、カレーのスタータースパイスとして使われます。そのほかには、粉からしや市販の粒マスタードなども代用としていいでしょう。
マスタードシードを使った料理のアレンジレシピ
ここからは、マスタードシードを使ったエスニック風味のレシピをご紹介します。
スパイスの風味豊かなラディッシュのピクルス
さっと簡単!にんじんのマスタードシード炒め
南インドの味♪スパイスとココナッツ香る 野菜の蒸し炒め
スリランカ風 キャベツ炒め
スパイシーなインドの漬物・アチャールを筍で
大人の味わいのマサラポテト
南インドの定番!サンバル風スパイシースープカレー
スパイスたっぷり!本場のタンドリーチキン
自家製マスタード(粒マスタード)の作り方
マスタードシードを使って手作りマスタードに挑戦してみましょう。デシジョンマスタード・イギリスマスタードなどいろいろな種類がありますが、自家製ならポピュラーな「粒マスタード」がおすすめです。
用意する材料
イエローマスタードシードやブラウンマスタードシードなど、タイプの違うシードをブレンドして使います。あとは、酢(ワインビネガーでもOK)・はちみつなど。
作り方は簡単!
マスタードシードに、はちみつなどを加えた酢を注ぐだけ。こちらは、マスタードシードのつぶつぶ感を生かした粒マスタードです。ドレッシングや肉料理などに合います。
自家製マスタードの作り方アレンジ
しょうゆプラスでほんのり和風テイストに
つぶして、ターメリックを加えて風味をアップ!
このように少しつぶして使うのもおすすめ。適度なつぶつぶ感と、ふわっと広がるマスタードの風味が楽しめます。ターメリックを加えることで色も鮮やかに。冷蔵庫で1日以上置くと角が取れてまろやかな味になります。
粒マスタードを使った人気レシピ
自家製の粒マスタードを作ったら、おいしい料理にさっそくアレンジしてみましょう。
粒マスタードとおろし玉ねぎのドレッシング
ローストオニオンの本格ドレッシングで楽しむニース風サラダ
ホームパーティーの前菜にも♪いかと野菜のおしゃれなデリ風マリネ
おしゃれなワインのおとも♪ごぼうの粒マスタード炒め
爽やかなうまみ♪アップルソースのローストポーク
和風の粒マスタードソースでいただく めかじきのソテー
いつもとはちょっと違う さばのおしゃれな煮物
とろとろ、ほろほろ♪手羽元と玉ねぎの粒マスタード煮込み
通販で買えるおすすめのマスタードシード
Amazonでも評判の高いマスタードシードホール
Amazonでも評価が高く、お求めやすい価格のマスタードシードホール。カナダ産。肉料理などにそのままかけたり、砕いてドレッシングやソースに使ったり、さまざまな料理に香りと辛みをプラスします。
マスタードシードホール 100g コウベグロサーズ
530円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
スーパーでもおなじみの「ギャバン」のマスタードシード
こちらは、おなじみのギャバンのマスタードシード。価格もリーズナブルです。スタータースパイスとして、カレーなどの煮込み料理に使えば、市販のルウも本格的な味に。
ギャバン マスタードシードホール 100g袋
191円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
安心の無添加・オーガニック!いろいろ楽しめる2袋セット
安心の無添加・オーガニックのマスタードシード。たっぷり2袋ですので、スパイスとして使うほか、発芽させてスプラウトとして楽しむ方法も(栽培方法はこの記事の最後にご紹介します)。
無添加 オーガニック イエローマスタード・シード 100g×2個 ★送料無料 ネコポス ★発芽させて食べるほかに料理のスパイスとしても使えます。*粘りがでますのでビンでの栽培には不向きです。水を頻繁に代えてあげます。
2,124円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ピリッと刺激的な辛さのマスタードシードパウダー
ちょっと刺激的な辛さの粉末のマスタードシード。炒めると深い風味が生まれます。マスタードシードは水分に反応して辛みを増す性質がありますので、ワインや酢と合わせて自家製マスタードにも。
マスタードシード・パウダー20g
356円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
「マスタードシード」をいろんな料理に活用しましょう!
自家製マスタードを作ったり、スパイスとしていろんな料理に使えるマスタードシード。手軽に使えますので、ぜひお料理に加えて、いつもとは違うテイストにアレンジしてみたいですね。ぷちっとした食感も素敵なアクセントになります。
大量にある場合は、スプラウト(発芽直後の新芽)を栽培する楽しみも♪
そして、マスタードシードは、簡単に発芽させることができます。マスタードシードを一晩水に浸け、容器の湿らせた脱脂綿の上に、重ならないようにまきます。暗い場所に置いて、1日数回霧吹きで水を。双葉が開いてきたら明るいところで緑化させ、食べましょう。大量にマスタードシードがある場合は、ぜひお試しください♪