また、ナツメグは乳製品の臭み消しにも使われ、クリームシチューやチーズフォンデュ、ホワイトソース、ポタージュスープなどにも入れたりします。さらには、クッキーなど焼き菓子の香りづけに使ったり、チョコレートドリンクなどの風味アップにも効果的です。

ナツメグは、大量に摂取すると中毒症状を起こすといわれますが、通常の使い方なら問題はありません。一応、知識として覚えておいてくださいね。適量は、ハンバーグなら肉200gに対して、ひとつまみかふたつまみ。瓶入りなら、ひと振りかふた振りが目安です。

ナツメグがない場合は、オールスパイス・シナモン・ターメリックなどでもOK。そのほか、しょうがやニンニク、ワインなどで肉の臭み消しをするのも効果的です。

ひき肉料理以外はなかなか使い方が見つからないといわれるナツメグ。でも実際はいろいろな使い道がありますのでご紹介していきましょう。これなら、一瓶使い切れそうですよ。

ナツメグの使い方として最もポピュラーなのが、ハンバーグ。肉の臭みを消し、うまみを引き出します。また、ナツメグは玉ねぎの甘みもアップさせますので、よりおいしいハンバーグができあがります。

ハンバーグと似ていますが、テリーヌ型などでパンのように形作られたミートローフは、ホームパーティーなどにもおすすめ。なお、ミートローフは豚肉の割合を多めにするといいとか。

骨付きチキンを使ってじっくり煮込んだカレーは、本格的な味わい。ナツメグは、ひき肉料理以外にも、さまざまな肉料理に使われます。

あの有名店の味をおうちで。ナツメグなどさまざまなスパイスを使って、風味豊かに仕上げます。きっとみんなが大喜びの自慢の一品になりますよ。

ディナーのリッチなメイン料理、ビーフストロガノフ。ナツメグを加えることで、ワンランク上の深い味わいになります。

パーティーメニューとしてもおすすめのチーズフォンデュ。ブロックチーズや白ワインを使ったものは、本格的な味です。乳製品によく合うナツメグを少しプラスすることで、おいしさがより際立ちます。

ナツメグには野菜の青臭さを消す効果もあるのですが、とくにおすすめなのがじゃがいも料理。ポテトサラダやマッシュポテト、コロッケなどに加えると、素材の甘みがより引き出されます。

こちらは、ほくほくじゃがいものグラタン。フライパンで気軽にできますので、忙しいときにもいいですね。もちろんナツメグは、乳製品のチーズにもよく合います。

やみつき必至のおいしさだとか。どんなシーンにも合うので、ぜひ作り方を覚えておきたいですね。顆粒コンソメをプラスするのもおすすめだそうです。

かぼちゃも、じゃがいもと並んでナツメグとの相性がいい野菜。コロッケやグラタン、スープなどいろいろ試してみたいですね。

アボカドクリームをホワイトソース代わりに。バターも小麦粉も使わないのでヘルシーです。ナツメグがチーズなど乳製品となじんでいい香り。

ナツメグが、きんぴらなど和風のお惣菜に少しプラスしても、いい香りづけになります。ちょっと意外ですね。新しい味を求めて、試してみてはいかが？

乳製品と相性のいいナツメグは、ホワイトソースにぜひおすすめ。こちらのレシピは、ダマができにくく、まろやかに仕上がるホワイトソースだとか。重宝します。

マッシュルームのクリームスープに、ブリオシュのクルトンをトッピング。クリーミーな味わいに、ナツメグがいいアクセントをきかせます。

ワインのおつまみにもなるスパイシーなクッキー。ザクザクした食感も魅力的です。ナツメグなどを使ったスパイスクッキーは、ドイツのクリスマス用クッキー「レープクーヘン」でもおなじみです。

ナツメグを使ったスパイスケーキのいいですね。シナモンやジンジャーパウダーなども合わせて、香り高く仕上げます。

ナツメグをドリンクに入れて、スパイシーに仕上げるのもいいですね。ナツメグは、ミルクなど乳製品にも合いますが、チョコレートドリンクに加えると、カカオの香りが引き立ちます。