風邪予防に役立つと言われている「ネギ」。薬味として使うことが多く、たくさん食べるのって難しいですよね。そこで今回は、風邪の季節におすすめの“ネギが主役のレシピ”をご紹介!毎日取り入れやすいよう、おかずや副菜、お鍋、ごはんなど、いろいろなレシピを集めました。
ネギは、緑の部分が長い青ネギと、茎を包んだ白い部分のある白ネギに分けられます。青ネギは緑黄色野菜に分類され、葉ネギや万能ネギとも呼ばれています。種類は色々ありますが、京都府の「九条ネギ」が有名です。香りや独特の辛みが特徴で、お料理の薬味や彩りに欠かせません。
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一方の白ネギは淡白食野菜に分類され、長ネギや根深ネギとも呼ばています。群馬県の「下仁田ネギ」が有名です。火を通すと甘味が出るのが特徴で、鍋や煮込み料理、串焼きなどに向いています。刻んで薬味にしてもおいしいです。
ネギ独特の風味や香りをもたらす成分「硫化アリル」は風邪の予防に役立つと言われています。抗菌・静菌作用があり、疲労物質の分解や消化液の分泌を促す働きもあるそうです。「風邪を引いたらネギを食べなさい」という古くからの教えは、理にかなっていたんですね。
新鮮なネギを見つけてまとめ買いしたときには、保存レシピも上手に取り入れて余すことなく長く満喫しましょう。まずは、ネギの保存方法&作り置きレシピ、大量消費に役立つ情報からご紹介していきます。
1.よく洗って根元を切り落とし三等分にする
2.白い部分と青い部分に分け濡らしたペーパータオルで包む
3.別々の保存袋に入れ冷蔵庫に立てて保存する
ネギを長持ちさせるコツは保湿です。青い部分の方が傷みやすいので、白い部分に傷みが移らないよう分けて保存しましょう。ペーパータオルは週1回交換してください。青い部分は約2週間、白い部分は約3週間保存可能です。
みじん切りや小口切りなどに切ってから保存すると便利
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冷凍の場合は、使いやすい大きさに切って保存しておくと便利ですね。水分を拭き取ること、しっかり空気を抜くことが保存のコツです。刻まずに使いたい場合は、冷蔵保存と同じように、三等分にしてラップに包んでおけばOK。使う時は予め解凍せず、冷凍のまま切って調理しましょう。
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長ネギや刻みネギの切り方については、白ごはん.comさんを参考にしてみてください。ひとつひとつの工程を写真付きで丁寧に解説しています。今まで自己流だったという方も、基本の切り方を知っておいて損はないはず!
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ネギの保存や大量消費に役立つタレのレシピをご紹介しておきましょう!こちらは長ネギ1本で作るネギ塩ダレのレシピ。青い部分も白い部分も無駄なく使えるところがいいですね。おかずのトッピング、ごはんのお供、いろいろ使えて便利そう!
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ネギ油を使って炒め物を作ると、いつもよりぐんとおいしくなるんですよ!ニンニクを入れて作ることも多いですが、においが気になる方も多いと思うので、ニンニクを使わないレシピをご紹介します。用意するのは、サラダ油とネギの白い部分のみ。ネギをたっぷり使って作ってみてください。
とにかくねぎがたっぷり!大量消費にもおすすめのレシピ
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まずは、寒い季節の定番メニュー・お鍋のレシピから。たっぷりのネギと豚肉、大根を昆布だしで煮て、ごま油で仕上げるお鍋。ただ具材を入れるのではなく、長ネギに豚肉を巻き付けたり、大根をピーラーで細切りにしたり、ひと工夫加えるところがポイントです。仕上げには刻みネギをたっぷりと。
豚肉、ネギ、大根たっぷりで栄養満点♪白菜やもやしを加えてアレンジしても◎
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長ネギや大根、水菜、豚肉などを、市販のつゆにくぐらせて食べるしゃぶしゃぶ鍋。しっかり味のつゆなので、付けダレ要らずで食べられます。野菜を豚肉で巻いて食べるのがおすすめ!シメはごはんと卵を入れて、雑炊にして召し上がれ。
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具材は、手羽中とじゃがいもとネギのみ!手羽中は、手羽先や手羽元を代用してもOKです。昆布だしや鶏がらスープで出汁を作り、ニンニクやしょうがで味を調えます。ゴロゴロじゃがいもと手羽中で、お腹いっぱいに。風邪予防だけでなく、疲労回復にも期待できるレシピです。
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ガッツリメニューにしたい時は、白ネギの肉巻きに決まり!使うお肉は、脂の甘味がおいしい豚バラ肉がおすすめです。ネギのおかげで豚肉の脂もしつこくなく、食べやすいですよ。豚バラ肉はカリっと焼き上げるのがポイントです。
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同じくガッツリメニューなら、ネギ巻きメンチカツもおすすめ。中に白ネギが入っている、ユニークなメンチカツです。ネギをチーズで巻いてから揚げてもおいしそう。お子さまにもウケること間違いなし!お弁当にもおすすめです。
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手早く作れる炒め物レシピもおさえておきたいですよね。焼き鳥の「ねぎま」イメージで作られた炒め物レシピ。醤油とみりんを使って、甘辛く味付けてあります。材料はネギと鶏肉だけでOK!忙しい日の晩ごはんにぜひ。
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甘辛炒めから味付けを変えれば、うま塩焼きに大変身!塩こしょうやみりん、中華スープの素で味を調えます。シンプルな味付けなので、鶏肉やネギの旨味が感じられる一品。作り置きできるところもいいですね。
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晩ごはんやお休みの日のお昼には、ネギを使って作るお好み焼き=ネギ焼きがおすすめ!レシピでは青ネギが使われていますが、お好みで白ネギを加えてもOK!チーズや餅を加えてアレンジしてもいいですね。おいしく作るコツは、具材を一度に焼かないこと。レシピ通り順番に重ねて焼くことで、それぞれの具材の味が立ち、おいしく焼き上がります。
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お弁当の主役として活躍してくれる卵焼きレシピも必見です。少ない材料かつ短時間で作れるので、あと一品ほしい時にもおすすめですよ。レシピでは刻みネギが使われていますが、長ネギをみじん切りしたものでもOK!おつまみにもぜひ。
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ネギで作るおつまみは、チヂミがおすすめ。たっぷり入れることで、和の風味が高まります。火を通すことで甘味が増すネギの良さが活かせる一品です。外はカリカリ、中はもちっりに仕上げましょう!
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シンプルな味付けでいただく、ホイル焼き。旬のネギをいただくには、最高のレシピです。味付けは白だしのみで、とっても簡単。ほんのりとろけたネギと、香り高いまいたけに、お酒が進むこと間違いなし♪バターや醤油などでアレンジするのもいいですね。
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長ネギとちくわを炒めるだけの簡単おつまみ。冷蔵庫にあるもので作れるところがいいですね。ごま油で炒めて、香りよく仕上げましょう。お好みで一味や七味をトッピング。晩ごはんにもう一品欲しい時にも役立つレシピです。
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ネギとキャベツをたっぷり使ったおつまみサラダです。ネギを電子レンジで加熱して、辛みを取ることがポイント。ツナも入っていて、お子さんも食べやすいサラダとなっています。ポリ袋で簡単に作れるところも魅力的ですね♪
生ならシャキシャキ、焼けばとろとろの食感が楽しめる長ネギは気軽に手に入る野菜のひとつ。毎日のおかずや、お酒のおつまみとしても楽しめる簡単な人気レシピをたっぷりご紹介します。保存方法のコツも必見です!
ネギ1本でささっと作れるおつまみレシピを他にもいろいろご紹介しています。是非ご覧ください。
食べ方いろいろ!ネギを使った【ごはん・汁物・麺】レシピ
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たっぷりのネギを入れて煮干しだしで炊き上げるネギご飯。まさに、ネギが主役のレシピです。ポイントは、白ネギと青ネギに分け、別々のタイミングで入れること。両方使うことで、ネギの栄養を余すことなくしっかりとることができます。
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ネギみそを塗って焼き上げたおにぎりもおいしそう♪レシピでは小ネギが使われていますが、青ネギを細かく刻んで使ってもOK。もちろん白ネギを加えてもいいでしょう。ネギみそはおにぎり以外に、和え物やソースなどにアレンジすることも可能!いろいろ使えるので、作り置きしておくのがおすすめです。
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ネギをたっぷり入れたチャーハンなら、食べ盛りのお子さんや男性も満足してくれること間違いなし!手軽に作れるので、簡単に済ませたいひとりランチにも良さそうですね。具材を分けて炒めることが、パラパラチャーハンにするコツです。
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ネギを使った汁物と言えば、やっぱりみそ汁ですよね。ワカメと白ネギで作るみそ汁は、定番だからこその安心感があります。豆腐やお麩が相性抜群。具材を工夫すれば、毎日飽きることなくネギを食べられますよ。
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豆乳を使ったクリーミーなスープもおすすめ。炒めたベーコンの旨味とネギの甘味がおいしいスープです。生姜も入っているので、体もポカポカになり、寒い季節にぴったりですね。風邪の引きはじめにも◎ごはんを入れて雑炊風にしてもおいしいですよ。
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ネギとラーメンの相性は言うまでもないですね♪疲労回復が期待できるネギ、ニンニク、ショウガを使ったラーメンです。スープから作るレシピですが、時間をかけずお手軽に作ることができます。もちろん、いつものラーメンにたっぷりネギをプラスするだけでも◎
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ネギはお蕎麦との相性も抜群です。こちらは寒い季節に嬉しい、長ネギを使った温かいお蕎麦のレシピ。鶏肉とネギは一度フライパンで焼くことで、香ばしくジューシーな味わいに。年越しそばにもぜひ!
簡単おいしい、ネギだけで作る料理【副菜・常備菜】レシピ
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長ネギをタレにからめて焼くだけの簡単常備菜。おかずが足りない日や、お弁当のすき間埋めに活躍するレシピです。ネギは焦げ目が付くくらいまで焼くのがポイント。素材と簡単な味付けのみのシンプルな料理を、よりおいしく見せるためのコツです。
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タレ以外であれば、ポン酢もおすすめです。しっかり甘味が出たネギを、ポン酢とみりんに漬け込みます。一晩くらい漬けてからが食べごろ。余ったネギの消費にも役立つレシピです。焼くところまでは照り焼きと同じ作り方なので、半分に分けて、2種類の常備菜を作っても良いでしょう。
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さっぱりマリネにしてみるのもいいですね!火を通したネギを、出汁や酢などを混ぜ合わせた調味料に漬け込むだけでOK。こってり系料理の箸休めにぴったりです。そのまま食べる以外には、生ハムやサーモンと混ぜてサラダにしたり、脂の多いお料理の付け合わせにしたり…。いろいろ試したくなりますね。
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薄く斜め切りしたネギに、鶏がらスープの素やごま油、ニンニクチューブなどを入れて作るネギサラダ。ネギそのものを味わう、シンプルな常備菜です。そのまま食べたり、炒め物に添えたり、ラーメンやお鍋に入れたり、楽しみ方はたくさん!ポリ袋に入れて揉み込むだけでOKなお手軽さも魅力です。
脇役になりがちなネギも、今回ご紹介したようなレシピなら、毎日飽きずにおいしく食べられますよ。ぜひ、いろいろなネギレシピに挑戦して、風邪に負けない身体を作り、寒い季節を乗り越えていきましょう!
素敵な画像とレシピのご協力ありがとうございました。
ネギは、緑の部分が長い青ネギと、茎を包んだ白い部分のある白ネギに分けられます。青ネギは緑黄色野菜に分類され、葉ネギや万能ネギとも呼ばれています。種類は色々ありますが、京都府の「九条ネギ」が有名です。香りや独特の辛みが特徴で、お料理の薬味や彩りに欠かせません。