季節の変わり目や新しい生活が始まったときなど、とかく体調を崩しやすいものです。すこしずつでも、食べられるものを食べてはやく元気を取り戻したいですよね。食べやすく、栄養も摂れると一石二鳥。弱った体にも優しく染みわたる看病レシピをご紹介していきましょう♪

胃に負担がかからないように、あたたかいものややわらかいものを基本に看病食を作っていくといいですね。体が辛いときには、栄養バランスはひとまず置いて、炭水化物だけでもいいので、すこしずつ胃に入れるようにしましょう。

とろみがついていると喉を通りやすいので、おかゆやあんかけうどん、とろみのあるポタージュスープなどがおすすめです。

まずは基本のおかゆを覚えておくといいですね。これさえ覚えておけば、いかようにも展開レシピを考えていくことができます。最後にすこし塩をプラスするのが美味しさの秘訣です。

塩味のおかゆは味気なくて、あまり好きではないという人でも、しっかりかつおだしの効いたあんかけおかゆなら美味しくいただけます。体調が悪いときだけではなく、普通の朝ご飯にもおすすめのレシピです。

大根とキノコをアレンジした食感の楽しいおかゆです。溶き卵を仕上げに加えるので、栄養バランスもアップしています。焦げつかないように、じっくりと炊き上げるのがポイントです。

鶏の旨みが染み出した中華風のおかゆ。パクチーとクコの実をアレンジするとより、中華なイメージに仕上げられます。体調が悪いときは、クセの強いパクチーは三つ葉に変えると食べやすくなります。

雑炊は、おかゆよりも短時間で作ることができ、具材もたっぷりとアレンジできるのが魅力的ですね。おうちに残っている野菜を刻んで入れるだけで、栄養価の高い一食を作ることができます。

こちらの雑炊は、レンコンやしょうが、大根といった喉の不調によく効くといわれる食材をたっぷりと使っています。お薬をたくさん飲むのには抵抗がある方も、自然の食材から病を癒す力をもらえると安心ですね。

体調が悪いときは、うどんのように、するりと喉を通るものが食べやすいですよね。最近は冷凍うどんも美味しいものが増えたので、いざというときのために、冷凍庫にうどんを買い置きしておけば、ささっと食べることができますね。

鶏と卵を入れた京風の親子うどんです。青ネギもたっぷりと入って、風味よく体がじっくりと温まります。

買い置きのクリームコーン缶であっという間に作ることができるクリームコーンうどん。子どもも大好きなお味なので、子ども用看病レシピとして覚えておくと重宝します。

シンプルなかぼちゃのポタージュは、生クリームを使わずあっさりとした仕上がりで、体調が悪い時でもするする飲めてしまいます。ほんのすこし、小麦粉を炒めていれているので、舌触りが滑らかになっています。

定番のジャガイモのスープは、最後に網を通すとより滑らかに仕上がります。夏場は冷やして飲んでも美味しいですが、体調が悪いときは軽くあたためていただく方が胃に負担がかかりません。

ベーコンとキャベツにミルクという相性抜群の素材を使ったやさしいお味のミルクスープです。ミキサーなどがいらないので、手軽に作ることができます。

お野菜が苦手な子どもでも美味しくいただけるコーンスープ。カリフラワーと玉ねぎをじっくりと煮て、ミキサーにかけ、コーンクリームと合わせています。クルトンを散らすと、食感のアクセントができて見栄えもよくなるのでぜひプラスしてあげたいですね。

里いもをミキサーにかけることで、ふんわりとした食感に仕上げたジンジャースープです。しょうがもたっぷりと入っているので、体が芯から温まります。

体調が悪いと、どうしても考えまで暗くなってしまいがち。そんなときは、美味しいものを食べて、たっぷり寝るに限ります。お腹が満たされると、心もほっこりと温まりますよ。体調が悪い家族には、声をかけ、様子を見て、安心させてあげましょう。ささっと作れる看病レシピはぜひ、メモに残しておいてくださいね♪