楽しくて美味しい燻製づくり
燻製というと、なんだか難しそう…特別な道具が要りそう…と考えがちですが、身近な食材と道具を使って意外とお手軽に出来ます。普段食べている食材が、燻製するだけで高級感ある風味に変わりますので、ぜひ挑戦してみるのはいかがでしょうか?
覚えておきたい。燻製の3つの工程
2.「乾燥」
食材を風に当てて乾かす工程です。保存性を高めるとともに、食材表面の水分を乾燥させて煙をつきやすくしたり、燻製の仕上がり色や美味しさに大きな効果をもたらします。直射日光を避け、ほこりの少ない戸外で行う「風乾」と、スモーカーで行う「温熱乾燥」の2つの方法がありますが、外気温が高い季節は腐敗を避けるため、夜間に風乾したり、冷蔵庫で乾燥させるのがよいでしょう。
燻製にすると美味しい!おすすめ食材
いちばん身近な食材「ゆで卵」
ビギナーさんにおすすめ「チーズ」
ガツンと美味い「豚バラ」
おつまみにぴったり「ホタテ」
上級者さんは「サーモン」に挑戦!
燻製の中でも人気のスモークサーモン。塩漬けに1日、塩抜き5時間、乾燥は12時間、燻製は2時間と、手間と時間がかかりますが、自分で作ったスモークサーモンは食べるとき喜びもひとしおでしょうね。
手作り派は燻製器を自作してみよう!
用途で選ぶ燻製器おすすめ8選
SOTO(ソト)のいぶし処シリーズ
初心者にもおすすめ「お手軽香房」
スモーカーとしての機能、使いやすさをとことん追求していった結果、行き着いた形がこの「おかもち形状」。正面がフルオープンするので、大きな食材も入れやすい。本体がフラットに広がるので、内側の隅々まで楽々洗えて清潔。小さく畳めて持ち運びも簡単と、うれしいことづくめ!
IH タイプもある「スモークポット」
「スモークポット」は自宅のコンロで手軽にスモーク料理を楽しむことができる鍋型のスモーカー。さくら&ブレンドのスモークチップが付いているから、スモーク料理が食べたいと思ったら、すぐに調理することができます。
ダンボールスモーカー モクモグ
かわいいログハウス型の、ビギナーさん向けのダンボールスモーカー。工作感覚でお子さんと一緒に作っても楽しいですね。付属のシールを貼ってオリジナルの燻製ハウスにも。
Coleman(コールマン)
キャンピングオープンスモーカー
スモークにも使えるツーバーナー用折りたたみ式オーブン。スモークに加えて、ピザやパン、ローストチキン作りも楽しめます。扉に温度計がついているので、オーブン内の温度が一目でわかり便利。未使用時は折りたたんでコンパクトに収納でき、ケースに入れれば持ち運びも簡単です。
ステンレススモーカー
熱燻製にも対応した本格派のスモーカー。温度計付きだから熱燻製の温度管理も完璧。蓋上部に開閉できる空気口付き。ふた裏に付属のフックで魚などを吊るしスモークすることが可能です。
2段棚式の内部は一度に十分な量の食材をスモーク可能。大人数でのアウトドアシーンに活躍しそうですね。
APELUCA(アペルカ)
テーブル トップ スモーカー
金物の街・新潟県の燕三条で作られるAPELUCAのスモーカーは、品質はもちろん、デザインもコンパクトでスタイリッシュ。
本体に加えて、燻製チップ皿、食材を入れるメッシュ皿、スモークウッド、スモークチップが付属でついているので、ほかにあれこれ必要なものを揃える必要はなし。フタのつまみ部分は木製なので熱くなりません。食卓にそのまま出して置けるおしゃれなデザインもうれしいですね。
THERMOS (サーモス)
キッチンで使える家庭用「イージースモーカー」
商品名の通り、家庭のキッチンで誰でも簡単に燻製が楽しめるスモーカー。サーモスならではの技術で真空断熱された魔法びん構造の保温容器と、超耐熱セラミックス鍋の組み合わせによる今までにない燻製方法。
従来のスモーカーに比べて加熱時間が短く、出る煙の量も少ないから、自宅で気軽に簡単に、燻製作りを楽しめます。
お洒落な家電「GLUDIA」で本格燻製を
グルーディア燻製器は、手間や時間のかかる燻製を手軽に楽しむことのできる製品です。使い方はいたってシンプル。チューブの先から出る燻煙を食材に吹きかけて密閉するだけ。3~10分、お好みの香りがつくまで待てば完成です。
電池式なのでコンセントを必要とせず、室内・屋外問わず使用可能。燻煙は熱くないので、様々な食材の鮮度を保ったままスモークできます。本体サイズは500mlのペットボトルよりも小さく、女性でも片手で軽々持てる重さなので、日々のお料理に活躍しそうですね。
1.「塩漬け(味付け)」
殺菌や味付けの役目を果たす工程です。生の肉や魚を燻製する場合は、この下処理が必要。塩漬けしたままの食材をそのまま燻製にすると塩辛いので、乾燥させる前に塩抜きすることが必要です。味のついているチーズなどはこの工程を省略できます。