世界最古の甘味料「はちみつ」
はちみつの起源とは?

砂糖とはちみつは全くの別物

砂糖もはちみつも甘味料として使われますが、成分が違います。砂糖はショ糖で、はちみつはブドウ糖と果糖です。ブドウ糖と果糖は体に入ると素早く吸収されるので、体への負担が少ないんです。また、はちみつは半分の量で砂糖と同等の甘みを感じることができるので、カロリーを抑えることもできるんです。
はちみつを食べるとどんな体にいいことがおこる?
身体を抗菌してくれる

はちみつは強力な抗菌作用があります。水を加えることで過酸化水素が発生し、菌の繁殖や炎症を抑える効果があります。昔は世界中で消毒薬として使われていました。
ビフィズス菌が増える

はちみつを摂取すると、腸内のビフィズス菌や善玉菌が増加するといわれています。腸内環境を整えることで、消化吸収が良くなるなど嬉しい効果も。
はちみつを選ぶときのヒント
非加熱・無添加のもの

はちみつに含まれる酵素は、高温加熱することで死んでしまいます。はちみつの効果を最大限に取り入れたいなら、非加熱のものを選びましょう。また、市販のはちみつは砂糖など添加物が入っているものが多くあります。無添加のものを選びたいですね。
はちみつには様々な味があります

はちみつは、ミツバチが蜜を採取した花によって味が変わります。レンゲやローズマリーからとれたはちみつは甘みが強く、アカシアのはちみつはクセが少なく食べやすい味です。好みに合わせて選んでみてください。
定番の食べ方~アレンジレシピ
はちみつは美容アイテムにも
はちみつを毎日のくらしに取り入れよう

美味しいだけじゃなく、健康や美容にも良い効果があるはちみつ。毎日の料理に取り入れたり、美容アイテムとして使ってみてくださいね。嬉しい効果をたくさん実感できるはずです。
はちみつは、5000年ほど前からヨーロッパ・エジプトなどで採取されていたとされています。3500年ほど前には、薬としてはちみつが使われていたという文献が残っています。古くから、はちみつは人々の暮らしに欠かせない身近なものだったのですね。