お肉が硬い…パサパサ…原因は下ごしらえかも?
やわらかくてジューシーに仕上げたい、肉料理。せっかく作ったのに硬かったりパサパサだったりしたことはありませんか?ちょっとしたコツをマスターして美味しく調理しましょう♪今回は《鶏肉・牛肉・豚肉》それぞれのお肉にするといい下ごしらえと“下ごしらえでおいしいレシピ”をご紹介します。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
「牛肉」「豚肉」の下ごしらえ
お肉を常温に戻す
ドリップ(肉汁)をふき取る
筋切り
たたく
塩こしょうは直前に
塩をふって放置すると肉汁が引き出され過ぎて旨味がなくなり、かたくなる原因に。塩こしょうする場合は調理の直前にふるようにしましょう。
「鶏肉」の下ごしらえ
脂と軟骨を取ってフォークでつく
鶏むね肉は観音開きに
ささみは筋を取る
お肉の切り方や下ごしらえについて、分かりやすく解説してくれているサイトです。
もうひと手間で《牛肉・豚肉・鶏肉》をもっとやわらかく!
フルーツや野菜に漬け込む
出典:pixabay.com
パイナップル、パパイヤ、リンゴ、キウイなどと一緒に15分ほど漬け込むと、果物に含まれる「タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)」が働いてお肉がやわらかくなります。舞茸や玉ねぎにもプロテアーゼが含まれているので、刻んでお肉を漬け込むと◎。
塩麹に漬け込む
炭酸飲料に漬け込む
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炭酸水やビールなどに10分ほどお肉を漬け込むと、炭酸飲料の「炭酸水素ナトリウム」がお肉に含まれるタンパク質を溶かすのでやわらかくなります。
ヨーグルトに漬け込む
ヨーグルトの「乳酸菌」がお肉の筋繊維をほぐして、やわらかくなります。
肉をヨーグルトで漬け込むと、乳酸が肉の筋繊維をほぐして細胞やコラーゲンの成分を含んでふくらみ、肉質をやわらかくジューシーにすると言われています。
霜降りにする
熱湯にサッと通すことで肉の脂や臭みが取れ、身もキュッと引き締まって旨味を閉じ込めることができます。湯引きという下処理ですが、熱湯をかけると食材の表面が白くなるので「霜降り」と呼ばれています。
下ごしらえで美味しい《牛肉・豚肉・鶏肉》レシピ
ローストビーフ
牛すじカレー
豚バラ肉のビール煮込み
豚肉の生姜焼き
ガーリック醤油チキン
タンドリーチキン
ひと手間かけて美味しく調理を
出典:unsplash.com
切ったり漬けたり霜降りにしたり…。ひと手間の“下ごしらえ”で、やわらくてジューシーなお肉料理を楽しんでくださいね。
冷蔵庫から出してすぐのお肉を焼くと、中まで火が通るのに時間がかかったり肉汁が出やすくなったりします。厚みのあるお肉は30分前には冷蔵庫から出すようにしましょう。