忙しい日々のごはんに市販のドレッシングが稼働中。
でも、変わり映えしない味わいのローテーションに何となく飽きがきていませんか？
マンネリ気味のサラダに新鮮な風味が欲しくなったら、すし酢の出番です。
寿司飯(すしめし)を作るために炊き上がったご飯に混ぜる、砂糖や塩などと混ぜ合わせた
酢のこと。
混ぜるだけ☆〈すし酢〉でマリネやドレッシングを作ろう
酢に砂糖や塩がバランス良く配合された〈すし酢〉なら、オリーブオイルやごま油、スパイスなどを
適宜混ぜることによって、さまざまなドレッシングが時間をかけずに完成します。
野菜を少しの時間漬けるだけでも、本来の持ち味を生かしたおいしいマリネが作れますよ☆
どんなに忙しくてもこれなら。すし酢×《調味料1つ》
※塩・コショウの記載は省いています。
×醤油⇒「みょうがでさっぱりトマトサラダ」
×レモン汁⇒「キャベツのシンプルサラダ」
千切りにしたキャベツ、シャキシャキのレタスと水にさらしてトロリとさせた玉ねぎのトリオによる爽やかな歯触りを楽しみたい。
×オリーブオイル⇒「すし酢DE人参マリネ」
「寿司酢オンリーだと甘めになります。（子供向け）」（作成したりょーーーこさん）。おとな向けにはにはすし酢の他に酢を加えて酸味をプラス。また、黒胡椒をふっても♪
お弁当やサンドイッチにも使えます。
サンドイッチにする時は水気を切って下さい。
×顆粒コンソメ⇒「たたききゅうりと新玉ねぎとツナのマリネサラダ」
ジップロックで作成します。小さなお子さんと一緒のテーブルでは、おとなだけブラックペパーをふっても。
「ツナの油はお好みで、切っても切らなくても大丈夫です」（作成した松山絵美さん）。
×ブラックペパー⇒「トマトのすし酢かけ」
縦にカットしたトマトをすし酢と和えたら、ブラックペパーを利かせて。すし酢がトマトの甘さを引き立て、手間いらずの美味しさに。
×ゆかり⇒「長芋のゆかり漬け」
ジップロックに長いも、すし酢とゆかりを入れて空気を抜き、15分待ってからうつわに盛り付けます。
漬けている15分で簡単なひと品がつくれちゃいますね♪
×にんにく⇒「すし酢de簡単ピクルス」
ローレルとにんにくで香り付けした調味液をひと煮立ちさせ、冷ましてからジップロックへ。大根・きゅうり・ミニトマトの三色で彩り鮮やかなおかずに。
ビールやワインのお供にも♪
×塩⇒「紫キャベツのマリネ」
「酸に反応する紫キャベツの性質で、作りたては紫、次の日には鮮やかなピンクになります！」（作成した早崎知代さん）。きれいな彩りはお弁当にもサンドイッチにも◎。
×マヨネーズ⇒「コールスロー」
おとなも子どもも大好きなコールスローをジップロックで♪マヨネーズの増減はお好みで。
ポイントは、ジップロックからサラダボウルに移す際、すし酢でマリネした野菜の水分をしっかり絞ること！
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すし酢でマリネするっていうのが重要ポイント
ドレッシングみたいにして使うと野菜からどんどん水分が出て時間がたつと
ベチャベチャになって味がぼやけます。
マリネして水分しっかり切っておくことで、時間がたっても水が出ず、
おいしさそのままですよ～
×ごま油 ⇒「トマトと香草の簡単サラダ」
冷蔵庫から出したトマトをざく切りにしてボウルに。好みのハーブとともにすし酢・ごま油で加え、フライドオニオンを散らして。
ピーナッツやカシューナッツを粗く砕いてかけても美味しいと思います。
ささっと作れる。すし酢×《調味料2～3種類》
×オリーブオイル＋すりおろしにんにく⇒「新玉ねぎのサラダ」
1年のうち春にしか味わえない新玉ねぎのみずみずしさ、優しい甘さをサラダで存分に楽しもう。ワインが進む休日ごはんにおすすめ＊
生で食べても、焼いても
煮込んでも甘くてとろけるような柔らかさの新玉ねぎは
この時期だけのもの。血液サラサラ効果や、ビタミンB1
の吸収も良くしてくれます！
×マヨネーズ ＋つぶ入りマスタード⇒「きゅうりとカニかまのサラダ」
スライサーで細長くカットしたきゅうりとかにかまぼこと、マヨネーズ・つぶ入りマスタード・すし酢をしっかり和えるのがポイント。
「朝にぴったりなサラダ」（作成したしおちゅんさん）。
×オリーブオイル＋麺つゆ＋おろし生姜 ⇒「トマトとしらすの和風サラダ」
おろし生姜がかすかな辛み、青じそが香りと鮮やかな色味を添えて。
「時間がたつと青じその色が変わってしまうので、食べる直前に和えるのがオススメ！」と作成したakkiさん。※麺つゆはかつおだしを使用。
×昆布＋白だし⇒「5種の野菜で浅漬け風サラダ」
春キャベツ、大根、にんじん、きゅうり、セロリと昆布をカットしてジップロックに入れたら、すし酢と白だしを加え、ジップロックごと揉んで、30分味をなじませます。
おとな好みには、「輪切り唐辛子を入れて漬けるとピリ辛に仕上がりますよ！」（作成した松田みやこさん）。
×粒マスタード＋すり胡麻（白）⇒「キャベツとツナのサラダ」
切りやすい大きさにカットしたキャベツと調理料をボウルで混ぜ合わせてから、汁気をきったツナ缶を加えて和えて出来上がり！
すりごまを多めに入れるのがおすすめです!
甘酢とマスタードの酸味がいいさっぱりサラダです
×ごま油＋レモン汁＋鶏がらスープの素（顆粒）＋ごま⇒「豆苗と海苔のやみつきサラダ」
豆苗はキッチンばさみでカット。海苔は手でちぎり…包丁不要、5分ほどでテーブルに出せます。
鶏がらスープの素とごま油の中華風な味つけによって、豆苗の青臭さや苦みも気になりません。
作りたてのシャキシャキも最高ですし、少し置いたしんなりもまた最高です^ ^
常備菜に。お弁当に。つくり置きしておくと大助かり＊
“〈すし酢〉に漬けるだけ”のおかず・2種
〈すし酢〉に漬けるだけ。傷みにくいためお弁当の彩りにも最適♪冷蔵庫で1週間ほど日持ちするのもありがたい♪※保存容器は使う前に煮沸するなど清潔に気を配って。取り出す際のお箸も同様です。
新生姜の季節に【がり】をたっぷり作り置きしておこう！焼き魚に添えて、手巻き寿司に、お弁当にと1年じゅう活躍してくれますよ♪
みんなの手が伸びる「箸休め」たち
材料をジップロックに入れたら、よく揉んで30分放置します。冷蔵庫で4－5日保存できます。
大根とにんじんを千切りにし、塩をまぶしてからしばらく置いてから手で絞り、すし酢などで和えて15分足らずで完成。
「出来立てよりも1時間おいた方が味がまろやかになっておいしいです♪」（作成したトイロさん）。
セロリの筋をカットしたり、ピクルス液をレンジで温めるなどの手間はありますが、お弁当にも◎
「2〜3時間なら浅漬け、半日置くとしっかりめに！」（作成した桃世真弓さん）。
ジップロックに入れて冷蔵庫で1時間。
山芋は夏ばてを防ぐ優秀食材としても知られていますが、ネバネバトロトロ感に絡むゆず胡椒の香りと辛みを楽しみたい。
すし酢が実はとってもピクルスに合うので、是非お試し下さい(^_^)
昆布はひと晩漬けてから利用。材料をいったん沸騰させて“浅漬けの素”を作ったら、ジップロックの上から重しを。
時間のある時におすすめの本格的なレシピですが、一度作れば、毎春、家族からリクエストされること必須です♪
ひと手間でオシャレなご馳走に。＊休日ごはん＊にも
×ゴマ油＋粗びき黒コショウ⇒「カップトマトのサラダ」
トマトはヘタ側を少し切り落とし、中をくり抜いてカップ状にし、冷蔵庫で冷やしておく。切り落としたヘタ側も使いますので取り置いて下さい。
×マヨネーズ＋アンチョビペースト＋サラダ油＋すりおろしニンニク＋卵黄⇒「シーザーサラダ」
好みの野菜をボウルに盛ったら、温玉、焼きベーコン、粉チーズ（パルミジャーノ)、クルトンなどをトッピングします。
休日ならではの“手間ひま”メニュー、作るのも頂くのも家族や仲間とゆっくり楽しんで。
×オリーブオイル＋ナンプラー＋ライム果汁⇒「せりと大根のエスニックサラダ」
ベーコンはブロックをカットするのが美味しいと思います。
×オリーブオイル＋ハチミツ ⇒「生ハムと大根のフレッシュサラダ」
塩を振った薄切りの大根の水気を絞り、生ハムと和えて。これも薄切りのレモン（皮も食べられるもの）を添え、ディルを載せてはなやかなひと皿に。
×マヨネーズ＋すり胡麻＋ゆず胡椒⇒「スナップエンドウと新玉ねぎのツナ胡麻マヨ和え」
スナップエンドウの弾ける歯触り、柚子胡椒のピリリとした風味が刺激的♪
ポイントは「茹で上がったスナップエンドウは水に浸けると水っぽくなるので団扇で扇いで素早く冷まします」（作成した河野ひとみさん）。
野菜を余らせてしまいそう…。冷凍できる野菜、できない野菜は？
×オリーブオイル⇒「パプリカの簡単マリネ」
凍ったままのパプリカを調味液で漬けることで、より早く解凍&味つけができます。パプリカが液体にしっかり浸かるように、保存袋の空気をしっかり抜きましょう。
パプリカは少し凍ったくらいが冷たくて美味しいので、半解凍くらいで仕上げましょう。
カットしたパプリカをすし酢と好みのハーブの調味液に漬けてジップロックに入れ、冷凍。自然解凍して頂きます。
※生のパプリカを使う場合も要領は変わりませんが、後出の『パプリカの甘酢漬け』をご参照ください。
ビタミンCやカロテンが豊富なパプリカ。晩春から夏にかけて国産が出回りはじめ、価格も安くなりますから、たくさん購入して作り置きしては。
千切りが難しいなら「千切りスライサー」におまかせ！
サラダにもマリネにも頻繁に登場する“千切り”のテクニック。
包丁で千切りは修行が足りない、ちょっと難しい…という方には、「千切りスライサー」が心強い味方になってくれますよ！
※下記をご参照ください。
マリネや浅漬けは保存容器の衛生にも気を配ろう
日持ちするとはいえ、マリネや浅漬けも数日以内に食べきることが大切。漬けた日は容器に記入しておきましょう。
取り出す時は、清潔なお箸やスプーンで。
調理形態によりますが、消毒した保存容器を使用する、しっかり冷ます、真空状態にする、
水気はしっかり切る、小分け保存、取り分ける際はキレイなカトラリーを使う、こまめに
水をかえるなど保存状態には気をつけ下さいね(o^^o)
ホームメイド〈すし酢〉レシピ3種
ご紹介のレシピは、砂糖や塩の配合が微妙に異なります。ますは作ってみて、お好みの味を探そう。
アップルサイダービネガー（りんご酢）を使って
酢と砂糖と塩を合わせて作る酢飯用の合わせ酢。
うちは酢はアップルサイダービネガーを使っています。
砂糖は甜菜糖。
塩はシーソルトです。
他のすし酢より甘さ控えめかもしれません。
甜菜糖を使っているので出来上がりはちょと茶色い酢飯になってしまいますが。
それと、すし酢は日持ちするので多めに作って冷蔵庫で保存しておくといいです。
甘酢
甘めの仕上がりがお好みの方に。
・暑い夏、寒い冬、季節に合わせて配合を変えると良いです。
暑い季節はさっぱりと砂糖大さじ8、汗をかくので塩小さじ2を使います。
寒い季節はこっくりと砂糖を大さじ10、塩小さじ1にします。
甘すぎないすし酢がお好みなら
すし飯に使う“甘すぎないすし酢”の配合は、40秒から1分19秒あたりまで登場します。
おしまいに
トマトとミョウガ、ツナを、すし酢、醤油と和えた初夏の和風サラダ。
「冷やして食べるのがおすすめです。」（作成した若子みな美さん）。冷蔵庫から出したてのトマトをカットして作業すればOK！