ロメインレタスは、エーゲ海コス島原産のリーフレタスの一種。「ロメイン」とは「ローマの」という意味があり、ローマ時代から食べられていたとの説もあります。ヨーロッパからアメリカに伝わり、今やアメリカでは一般家庭で使われている定番野菜になっています。

私たちがよく知っているレタスは、葉の一枚一枚が巻き込まれ球体をしていますが、ロメインレタスは楕円形で、葉同士もレタスほど密接していないのが特徴。明るいグリーンで水分をたっぷり含んだロメインレタスの葉は、サラダに使ったりハンバーガーにはさむなど、生で食べるのがおすすめですが、シャキシャキとした食感が一般のレタスより強いので、炒め物やスープなど火を通す料理にも向いています。

生で食べる場合は、葉を一枚一枚はがし、葉を立てるように水につけることでパリッとした食感が楽しめます。レタスは包丁で切らないのがポイント。刃物で切ると細胞が切断されてしまうので、空気に触れると断面が変色します。手でちぎることで、細胞が空気に触れにくく変色しにくくなります。また、手でちぎることで断面が増えるので、ドレッシングが絡みやすくなるというメリットもあります。

ポテトチップスとキムチが入ったユニークなサラダ。ロメインレタスがしんなりとしすぎないので、食感を楽しめます。ビールのおつまみにもなる味です。

生クリームと粉チーズで作るドレッシングはコクがあり、いつものオイルベースのドレッシングとはひと味違います。ベーコンの旨味が加わり、お腹も満足のサラダに。

あらかじめ塩麹に付けておいた豚肉がおいしさの秘訣。隠し味に入れた小さじ一杯の昆布茶が全体の旨みをアップさせてくれます。

豚こま肉とロメインレタスを炒めて、こってりとした生姜焼き風の味付けに。白いご飯が進む味です。

味付けは塩・こしょう・にんにくのみのシンプルさ。ロメインレタスは火を通しすぎず、さっと炒めるのがおいしさのポイントです。

ガーリックのほのかな風味が食欲を引き出すスープ。シャキシャキのロメインレタスと、ふわふわの溶き卵のコントラストがユニークです。

冷凍シュウマイを活用したアイデアレシピ。片栗粉でとろみをつけてあんかけスープにし、これ一杯でおかずにもなるスープです。