もっと知りたい!漬物のこと
この漬け物が日本の記録に現れるのは、天平年間(729~749年)の木簡(墨で木札に文字などを書き、送り状や文書に使用したもの)です。ウリや青菜などの塩漬けのことが記載されていました。その後、奈良時代に入ると大陸の文化が伝来、酒や味噌などの調味料が醸造されるようになり、漬け物も多様化していきます。
漬物の栄養価について
発酵食品である「漬物」は何と言っても食物繊維がとっても豊富。漬物を食べることにより腸内環境を整えてくれたり、抗酸化作用で美肌や保湿効果に一役買ってくれ代謝をアップする効果も期待できると言われています。
漬け物に含まれる有用成分
漬け物に含まれる成分の中で最も特筆されるのが食物繊維の多さです。食物繊維は栄養成分というわけではありませんが、腸内をキレイにしてくれるなど有用な働きがあることで知られています。ビタミン類が豊富なことも漬け物の特徴です。加熱によるビタミンの破壊がないうえ、発酵菌がさまざまなビタンミンを蓄積させるのです。そして豊富なミネラル類。カルシウムやカリウム、鉄、亜鉛といった生体維持に不可欠な成分がバランスよく含まれています。
日本が誇る保存食「漬物」の種類について
保存もでき栄養価も高い日本が誇る保存食の「漬物」は、それぞれの地域ごとの野菜を漬けたり、お肉やお魚、そして漬け方を変えたり、塩だけではなく粕漬けなど漬ける素材を変えたりと様々な種類の漬物が作られてきました。
野菜と塩の力で作られる「漬物」は、世界中でも愛されており、その国ごとに「ザワークラウト」「キムチ」「ピクルス」など各国で独自の漬物があり、それぞれ古い歴史があったりしてしれば知るほど面白いです。
覚えておきたい「基本の漬物レシピ」
浅漬けの作り方
ぬか床の作り方と手入れ
家にあるもので作れちゃう!「簡単漬物レシピ」
みそヨーグルトでお漬物
きゅうりのパン粉漬
白菜漬け
30分で完成!蕪の千枚漬け
ビールで簡単お漬物
大根の旨ダレ漬け
たくあん、ぬか漬け、柴漬け…市販の漬物を使ったアレンジレシピ
クレソンと豆のぬか漬けサラダ
クリームチーズと柴漬けのブルスケッタ
サラダチキンの和風タルタルソースがけ
TKGレインボーピザ
たくあん入りコールスロー
沢庵と竹輪と大葉の和物 柚子胡椒マヨ味
モヤシのたくあん炒め
白菜漬け物の餃子
お漬物春巻き
牛肉とキュウリ漬けの炒め物
生活にもっと「漬物」を取り入れましょう♪
いかがだったでしょうか?日頃何気なく頂いていた漬物ですが、古い歴史があり、その歴史とともに変化し、今では身近なものから漬物を作ることができたり、市販のものもアレンジして洋風なアイデアレシピに早変わりしたりと食卓にはなくてはならない存在になりました。栄養価も高いのでこれを機に毎日の暮らしにもっと漬物を取り入れていきましょう!
日本を代表する発酵食品の「漬物」は栄養価も高く保存もきき、私たちの食卓にはなくてはならない食品の一つです。漬物の歴史は古くなんと729~749年頃の文献にその漬物に当たる経緯が記されているそうです。なんとも感慨深い!