秋風が吹き始めると、さつまいも・栗・かぼちゃのほくほくしたおいしさが恋しくなりますね。旬のおいしさほど贅沢なものはありません。いろんな料理法で、いろんな食べ方を楽しみましょう。

さつまいもとレンコンを使った、秋の炊き込みご飯です。おかずにもなりそうなほど具だくさん。さつまいもとレンコンは、少し厚めに切るとより甘みが感じられ、食感も楽しめます。

さつまいもが主役の秋の煮物。甘くてほくほくのさつまいもに、豚肉のうまみがしみ込んだ大満足のおかずです。あんずの甘酸っぱさも、いい味わいを添えています。

ホワイトソースを使わず、牛乳とチーズでシンプルに仕上げたさつまいものドリア。さっぱりした味付けだからこそ、さつまいもの甘さがより際立ちます。家にある材料で簡単にできますので、ぜひお試しを。

バターでさつまいもを蒸し焼きにして、メープルシロップを加えて煮からめるだけ。材料3つでシンプルで、フライパンひとつでできますので手間もなく簡単なのがうれしいですね。

さつまいもを焼いてからプリンにするので、より甘みが濃厚で味わい深くなります。さつまいも本来の甘さを生かすため、砂糖もごく少量。おいもの味がお口いっぱいに広がります。

さつまいもをたっぷり使った、季節のチーズケーキ。シンプルですが、おいもの甘みとチーズのうまみが調和する独特のおいしさが魅力的。ホイップクリームに黒豆をのせて、シンプルで品良く盛り付けましょう。

栗の旬は、9～10月頃。丹波栗や利平栗などが有名ですね。ビタミンB1やC、渋皮にはタンニンというポリフェノールの一種の成分も含まれており、栄養的にもバランスのいい食材です。栗ご飯が人気ですが、煮物などにもよく合います。

甘露煮と並んで人気なのが、渋皮煮。重曹を加えるのは、渋皮の渋みを取って、渋皮を柔らかくするためです。重曹は水から入れるのがポイント。最後にブランデーを入れると、大人好みに仕上がります。

ちょっと贅沢な栗のポタージュスープ。栗拾いなどで、栗がたくさん手に入ったら、ぜひ作ってみてください。こっくりとしたテイストで、ほんのり優しい甘さが口いっぱいに広がります。

栗と鶏肉は、とても相性がいいですね。栗を素揚げして、鶏とともに煮込みますが、ハチミツを使うので照りがいいですね。コクがある甘辛味がたまらない、秋らしさたっぷりのおかずです。

岐阜・中津川の栗きんとんは、秋の名物。そんな季節の和菓子をおうちで作ってみましょう。とってもシンプルな材料で、栗のおいしさを最大限に楽しめます。濡れ布巾で趣のある茶巾絞りにしてシンプルな陶器の器に盛り付ければ、上品なおもてなし和スイーツに。

パウンドケーキは、定番のお菓子として根強い人気がありますね。ほくほくの栗と、しっとり焼き上げた生地がよくなじみます。2日ほど置くと、よりおいしくなるとか。

カップケーキを使った、手軽なモンブラン。市販のマロンペーストをアレンジして使用しています。もちろん、生栗から作ったペーストも風味がいいですし、自家製の栗の甘露煮をトッピングするだけでも季節感が増しますね。

ヨーグルトを加えることでマヨネーズの量を減らした、ヘルシーなかぼちゃサラダ。副菜やサンドイッチなどにもぴったりのナチュラルスイートな味わいです。

坊ちゃんかぼちゃを器にした、パーティーにもおすすめのおしゃれなスープ。より濃厚な味がお好みなら生クリームを入れるのもいいですし、牛乳や豆乳だけであっさり味に作るのもいいですね。

かぼちゃを使った人気のメイン料理、グラタン。ほくほくかぼちゃと、とろとろホワイトソースが混ざり合って、たまらないおいしさ！かぼちゃの黄色もきれいで、こんがりと焼き色がついたあつあつグラタンは、食欲をそそります。

かぼちゃの優しい甘みを味わう白玉団子。コクのある黒蜜をかけていただきます。白玉のもっちり感に、ローストアーモンドのカリカリ感も加わって、食感の変化も楽しい一品です。

パーティーなどで喜ばれる本格的なかぼちゃタルト。土台にアーモンドクリームを詰めて焼き上げ、生クリームを泡立てたクリームシャンティをのせてから、マロンクリームをデコレーション。ハロウィンスイーツにもぴったりです。

ココットで焼くかぼちゃのスフレ。ふわふわで甘くて、素朴な優しさににあふれたお菓子です。ココットの場合は、ぎりぎりの高さまで生地を注いでも大丈夫なようですが、紙コップなどの場合は7分目程度で。

ほくほくおいしい「さつまいも・栗・かぼちゃ」を使って、いままであまり作らなかった料理やスイーツに挑戦するのも楽しいものです。こんなにおいしかったの!?と、意外な発見もあるかも。ぜひ、旬のほくほくを満喫しましょう♪