フレッシュチーズはどれも新鮮なほど美味しいと言われますが、ブッラータは特に賞味期限が短く、幻のフレッシュチーズと呼ばれるほど。街中にチーズ専門店がたくさんあるイタリアと違い、日本ではお目にかかる機会の少ないチースでした。
しかし最近では国内産のブッラータも登場するなど、その美味しさも相俟って、じわじわとファンを増やしつつあります。

また、ほかのチーズのような濃い塩味や個性的な香りがないブッラータは、フルーツとの相性も抜群。ジャムや蜂蜜などの甘みを加えてスイーツのようにして楽しむこともできます。

ブッラータそのものの味を楽しむために、まずはシンプルな味付けで食べることをおすすめします。オリーブオイルと塩を少々振って、こってりとした本来の味を味わってみて。

ブッラータがなかなか手に入らない時は、ひと手間かけた手作りチーズで雰囲気を楽しんでみましょう。電子レンジで少し柔らかくしたモッツァレラチーズに、細切りモッツァレラと生クリームを混ぜたものを包みます。切り分けた中からクリームが流れ出るワクワク感を再現できますよ。時間がたつほど固くなりやすいので、出来立てを食べるのがポイントだそうです。

ブッラータチーズの美味しさをシンプルに味わうなら、まずはやっぱりカプレーゼから。甘いフルーツトマトとフレッシュなバジル、とっておきのオリーブオイルがあればそれだけでご馳走です。お好みのスパイスソルトといっしょにテーブルに運び、みんなの前でチーズを割れば、おもてなし料理としても喜ばれますね。

こちらはスモークサーモンと合わせて。彩りも綺麗な上、サーモンの塩味をチーズのミルクがまろやかに包んでくれます。
本物のブッラータでももちろん美味しくできますが、実はこちらのレシピのチーズは手作り。おうちでできるブッラータ風チーズの詳しい作り方は後ほどご紹介します♪

黄色ピーマンで作った鮮やかなピュレをドレッシングにしていただく、ひと手間かけたサラダです。ブロッコリーと紫玉ねぎの色合いも綺麗ですが、アンチョビやにんにくを使ったドレッシングとブッラータの組み合わせが美味しそうなので、ほかにもいろいろな野菜サラダで試してみたいですね。

甘酸っぱいイチゴにこってりブッラータチーズが絡み合う、ワインにも合うフルーツサラダ。彩りもきれいなのでパーティーなどにも喜ばれそう♪

新玉ねぎ（もしくは紫玉ねぎ）をまるごと堪能できるグリルに、パルマハムの脂と旨み、フレッシュなブッラータを添えていただくなんともおしゃれなタパスです。これは大人のお酒を一段と美味しくしてくれそう…。なのに調味料は市販のたれとオリーブオイルのみという簡単レシピなのも嬉しいですね。

同じく玉ねぎを使ったレシピですが、こちらは小玉ねぎ（ペコロス）を使って。皮ごと半分に切ったら、シーズニングスパイスやパセリ、オリーブオイルを回しかけてじっくり焼くだけでできあがります。見た目も可愛い玉ねぎにブッラータの組み合わせは、パーティのおもてなし料理にもぴったり。

本格的なカプレーゼでなくても、こんなふうに一人分を小さなお皿に盛りつけると、可愛い前菜になるんですね。こちらのカプレーゼはバジルではなく大葉を使っています。お豆腐のようなブッラータは大葉との相性も良さそう。シーズニングソルトやオリーブオイルと組み合わせて、和洋のコラボレーションを楽しみましょう。

生ハムの上にブッラータチーズを添えるだけで、とっても簡単なのにちょっと手の込んだような前菜が完成！お好みでオリーブオイルや黒コショウをかけていただきます。ワインやシャンパンのペアリングとしても◎

パプリカやアスパラ、きのこ類のグリルにブッラータをトッピングした、寒い季節にもおすすめの一品です。あつあつの野菜にのせたブッラータが溶け出したら、ソース代わりにたっぷり絡めていただきましょう。

トマト缶を使った手作りのミートソースに、ブッラータを丸ごとのせたご馳走ディッシュです。淡白なブッラータにナイフを入れてミートソースと絡めれば、生クリームと一体になってまろやかさな美味しさに。

モッツァレラと同じようにトマトと合わせることが多いブッラータですが、こちらはさっぱりとしたレモンと粗びきこしょうをきかせたパスタです。レモンとクリームはもともと相性の良い組み合わせ。手軽にできるランチメニューとしても活躍しそうですね。

濃厚なブッラータチーズがあれば、人気の韓国料理・チーズタッカルビもこっくりと味わい深く。こちらは焼肉のたれとケチャップがあればできる簡単レシピです。

味わい深いサルシッチャとブッラータを組み合わせた贅沢なパニーノです。そこにアボカドとミニトマトも加わったら、美味しくないわけがありません。サルシッチャが手に入らないときは、お気に入りの粗挽きソーセージで代用してみてはいかがでしょうか？

クロスティーニは、イタリア版のオープンサンドのようなものだそうです。ブッラータと旨味のあるアンチョビ、さらにセミ・ドライトマトをトッピング。簡単なのに味わい深いおつまみとして、ワインのお供にもぴったりの一皿です。

こんがりと焼いたフレンチトーストにブッラータチーズとりんご、そして生ハムをトッピング。りんごの酸味とハムの塩気に濃厚なチーズが絶妙にマッチ！ブランチとしても、贅沢なスイーツとしてもおすすめ。

休日の朝食にぴったりなブッラータチーズとチェダースライスチーズ、2種類のチーズを使った贅沢トースト。こちらはホットサンドメーカーを使ったレシピですが、フライパンを使って作ることもできますよ。

モッツァレラよりもさらにミルキーなブッラータは、果物ともぜひ組み合わせてみてほしいチーズです。こちらは洋梨・柿とのコラボレーション。バルサミコ酢にはちみつを加えたソースでいただきます。生ハムも添えたら、気分も華やかになるおしゃれな前菜のできあがりです。

こちらはおなじみのトマトではなく、苺を使ったカプレーゼです。トリュフオイルを少々垂らして仕上げるそうですが、お好みのオイルをいろいろ試してみるのもいいですね。

生のフルーツ以外にも、ジャムと合わせて食べるとスイーツのようにして楽しめます。ブッラータを丸ごとひとつ独り占めしたスペシャルなデザート。たまにはそんなご褒美おやつで至福のひとときを満喫してみては？

冷凍マンゴーで作ったマンゴーソースにブッラータチーズをトッピングした冷製パスタ。マンゴーの甘酸っぱさがブッラータチーズでクリーミーに。デザート感覚でいただきましょう。

牛のオブジェがお出迎えしてくれるこちら、渋谷チーズスタンドは「街に出来たてのチーズを」をコンセプトに、保存料を使わない手作りフレッシュチーズを提供しているお店。これまで輸入ものがほとんどだったブッラータを、日本国内の自家工房で製造販売することに日本で初めて成功したという先駆者でもあります。

お店では、練りたてのモッツァレラ（要予約）など、専門店でなければ味わえないチーズをいろいろ楽しむことができます。フレッシュチーズを作っている様子をいつでも見られるなんて、ちょっと新鮮ですね。

店内ではモッツァレラやリコッタなどのフレッシュチーズのほか、自家製熟成チーズも食べることができます。また、それらを使ったピッツァやサンドイッチ、中のモッツァレラが伸びるあたたかいチーズケーキもおすすめ。チーズと一緒に味わいたいイタリアワインなども用意されていますよ。

恵比寿駅徒歩1分という便利な立地にあるCheese Cheers Cafe 恵比寿は、話題のフレッシュチーズやラクレットチーズを取り揃えたこだわりのチーズ専門店。木のぬくもりを感じる山小屋テイストの店内で、ゆっくりくつろぎながらチーズ三昧のひとときを過ごせます。

かなり存在感のあるこちらのブッラータは、皮が分厚めのしっかり食感。でも中はふんわりトロトロ。たっぷりのプチトマトとオリーブオイル、スパイスとのバランスも専門店ならではの絶妙さです。

渋谷駅ハチ公口から徒歩5分、渋谷モディ内9FのレストランフロアにあるCheese Dish Factory 渋谷モディ店は、その名の通りチーズ尽くしの料理をあれこれ楽しめるお店。渋谷の夜景が一望できる窓側シートもあり、チーズとお酒をたっぷり堪能したい方におすすめです。

中からクリームとモッツァレラが溢れ出る、王道のブッラータ。イタリアから移住してきた、北海道ファットリア・ビオのチーズ職人さんのお手製だそうです。国産フレッシュチーズは1日数量限定とのことなので、食べたい方はお早めに。

お店の看板メニュー・ブッラータチーズは「飛び上がるほどおいしい」と評判！オリーブオイルや塩コショウをかけてシンプルな味付けでいただくことができますよ。トッピングされたレモンピールがさわやかなアクセントに。

goodspoonはチーズ工房が併設されたイタリアンレストラン。大阪・なんばCITY店では作りたての自家製ブッラータチーズを毎日手作りしているんです。