特別な日の小さな主役「前菜」とは?
英語で「アペタイザー」、フランス語で「オードブル」と呼ばれる料理
英語では「アペタイザー(Appetizer)」、イタリア語では「アンティパスト(Antipasto)」、フランス語では「オードブル(Hors-d'oeuvre)」と呼ばれています。
日本では、「先付(さきづけ)」「突き出し」「お通し」と呼ばれる料理が前菜にあたり、コース料理の前に食欲をそそることを目的としています。
初心者でも簡単に作れる♪前菜の盛り合わせレシピ
また、お腹いっぱいにならないように、少量のお料理を盛り合わせましょう。
食欲をそそるためには、盛り付け方にこだわるのもポイントです。
赤・緑などの補色(反対色)でコントラストを強めたり、高さを出したりすると、立体感が生まれておしゃれな前菜の盛り合わせが完成します。
まずは、盛り合わせるとバランスよくまとまる前菜レシピをご紹介します。
ワインに合うおつまみ♡ピンチョス
シェイブドアボカドのピンチョス
かいわれチーズの生ハム巻き
スペインの定番 ガスパチョ
きゅうりのガスパチョ
お皿の上に別のお皿を重ねたり、グラスや器を置いたりすると、前菜の盛り合わせがグンとおしゃれになります。
トマトをメインにしたガスパチョが定番ですが、きゅうりやアボカドを主役にして使用するのもおすすめです。トマト・生ハム・サーモンに頼りがちな前菜に、きれいな緑色をプラスできます。
トマトとバジルのブルスケッタ
フリッタータ
フリッタータとは、イタリアのオムレツみたいな卵料理のこと。キッシュと似ている料理ですが、パイやタルト生地を使用していないのが違いです。ホールで作ってカットすれば、大人数向けの前菜を準備できます。
具材をフライパンで焼き上げるだけなので、簡単にチャレンジできるのも◎ フライパンやスキレットのままテーブルに並べれば、おしゃれな食卓を演出できます。
テーブルに華がさく「サラダ」のレシピ
生ほうれん草と生ハムのサラダ
アイスプラントとサーモンのサラダ
スモークサーモンとりんごのカルパッチョ
味も見栄えも◎簡単なのにおしゃれな前菜レシピ
くるくる野菜のピクルス
ピクルスの作り方をマスターしておくと、ホームパーティーの前菜だけでなく、普段のお食事時にも重宝します。
煮沸したガラスの容器に、調味料と好みの野菜を漬け込むだけなので意外と簡単に作れるのが魅力。いろんなカタチにカットできるスパイラライザーがあれば、ピクルスのおしゃれ度がグンとアップします。前菜の盛り合わせに、簡単に彩りをプラスできるのもメリットです。
スモークサーモンとクリームチーズの大根ロール
火を一切使わずに作れる大根ロールの前菜レシピ。スモークサーモンとクリームチーズを大根で巻くだけなので、味付けに失敗しないのも嬉しいポイントです。
薄切りにカットした大根からサーモンのピンク色が透けているのが、おしゃれ感たっぷり。柚子こしょうを飾って、さわやかな香りとピリリとした辛みを楽しみましょう。
スタッフドマッシュルーム
スタッフドマッシュルームとは、マッシュルームの中に刻んだ具材を詰め込んでオーブンやトーストで焼き上げるお料理のこと。一口サイズで手軽につまめる上に、おしゃれな雰囲気が漂うのが魅力です。
具材にパン粉を加えれば、カリカリとした食感を楽しめる一品に。にんにくやハーブをプラスすると、食欲をそそる風味豊かなスタッフドマッシュルームが完成します。
アスパラ肉巻きカラフル野菜ソース
ホームパーティーの定番♪イタリアンの前菜レシピ
カボチャのプチカプレーゼ
サーモンとズッキーニとレモンのカルパッチョ
ひよこ豆のアンチョビディップ
新鮮な野菜を美味しくいただけるアンチョビディップのレシピ。ひよこ豆缶やアンチョビなどがあれば、自宅で簡単に作れます。
野菜だけでなく、クラッカーやバゲッドに付けても美味しくいただけそう♪野菜を縦に盛り付けると、おしゃれ度がグンとアップします。
お豆腐でサーモンクリームディップ
大麦とオリーブ、夏野菜のグラナ・パダーノ・チーズチョップドサラダ ジュレソース和え
イタリアで「キッチンのハズバンド」と呼ばれ、各家庭で日常的に親しまれているチーズ「グラナ・パダーノ」を使用したレシピ。大麦やトマトで作ったチョップドサラダに、グラナ・パダーノならではの優しいコクをプラスできます。
手作りのジュレを盛り付けて、見た目も涼しげな一品に。とてもおしゃれなお料理なので、食べるがもったいなくなりそうです。
グリッシーニ
お家でレストラン気分を味わえる♪フレンチの前菜レシピ
フォンドール
フォンドールとは、フランスを代表するチーズのひとつ「モン・ドール」をフォンデュ状したお料理のこと。モン・ドールは、9月10日~5月10日の期間限定で販売されているチーズで、フルーティーで濃厚な味わいを楽しめるのが特徴です。
バゲットや茹でたじゃがいもにのせるのが一般的な食べ方ですが、今回は和のテイストを織り交ぜた一品に。里芋などの身近な野菜も、いつもより美味しくいただけそうですね。
リンゴとカマンベールのカナッペ
サツマイモのクリームチーズめんたいカナッペ
サーモンとアボカドのセルクルサラダ
セルクルとはフランス語で、底がない円形の型のこと。ケーキやムースを作るときに使用するのがポピュラーですが、お食事用の器具としても活用できます。
セルクルに、角切りにしたサーモン・紫玉ねぎ・アボカドのペーストなどを重ねて、いくらをたっぷりと飾ったレシピ。意外と簡単に作れるのに、ものすごく手の込んだお料理に見えるのもメリットです。
お正月のおもてなし料理にも◎和食の前菜レシピ
素揚げ銀杏(ぎんなん)
かまぼこのおつまみサンド
長芋の簡単おつまみ
枝豆のすりながし
おしゃれな前菜でホームパーティーを素敵に演出しよう
味付けはもちろん、見ためもおしゃれな前菜を準備して、ゲストにも喜んでもらいたいですよね。
イタリアン・フレンチ・和食などいろんなテイストの前菜をマスターしておけば、シーンやゲストに応じて使い分けできるのも◎。
盛り合わせや盛り付け方のコツもチェックして、準備万端でおうちパーティーの日を迎えてくださいね♪
ピンチョスとは、食材を串や楊枝などで刺して固定したスペイン料理のこと。一口サイズで、指でつまんで気軽に食べられるのが魅力です。
カプレーゼの定番食材である、トマト・モッツァレラチーズなどをミニクラッカーにのせた何度も美味しいピンチョス。上にさしたローズマリーが集まると小さな森のような可愛らしいですね。