毎日料理はしているけれど、実は意外と知らないのが「調理用語」。その調理法は本当に正しいものですか?基本の『しょうゆ洗い』や『青煮(あおに)』から、『針しょうが』や『霜降り』などあまり耳にすることのないものまで、知っておくと便利な調理用語をご紹介。さらに、調理用語を理解したら作りたい、美味しいお食事のレシピも♪2018年06月14日作成
日課となっている食事作り。なんとなく毎日繰り返しているけれど、その調理法は本当に正しいものですか?実は普段何気なく触れている「調理用語」にも、良くわからないものが潜んでいるはずです…。
主に和え物やおひたしを作るときに用いられる『しょうゆ洗い』。茹でた野菜の水分を絞った後、しょうゆを掛けてさらに絞ります。そうすることで、しょうゆの塩分が水分を引き出してくれるので、野菜がきゅっと引き締まり、味が染み込みやすくなるんです。また、臭み消しの効果も。
このように調理したことはあっても、初めて耳にすることが多い「調理用語」。今の知識にプラスしてあげることで、きっとこれからの料理が見違えてくるはず。奥深い「調理用語」の世界をのぞいてみましょう!
緑色の野菜の色みを失わないように煮ることを「青煮」といいます。高い温度で短時間で煮る、塩茹でにする、茹でた後に氷水に浸けて急速に冷やす方法があります。アクが強い野菜には、灰や重曹を入れて茹でることも。
「呼び塩」とは、かずのこや塩魚など、塩気の強い食材の塩分を抜くため、薄い塩水に浸けること。真水では食材自体が水っぽくなってしまいますが、塩水ならちょうど良い塩加減に。たとえばかずのこなら、0.5~1%くらいの濃度の塩水を使います。
きゅうりやふき、オクラなど、緑色を鮮やかに仕上げたい時に「板ずり」を行います。食材を洗ってまな板の上に乗せ、たっぷりと塩を振り掛けます。両手を使って、強めにゴロゴロとこすりつけていきましょう。
水や油を使わずに、食材を鍋やフライパンで炒めて加熱することをいいます。焦がさないよう、弱~中火で菜箸を使って混ぜたり、鍋を揺すりながら炒めるのがポイント。ごまやこんにゃくなどの調理に用いられることが多く、香ばしい風味が引き立ちます。
まるで針のように細長く切ったしょうがを「針しょうが」といいます。和え物、酢の物、魚の煮物の上に添えたり、散らしたりして使用。料理に乘せるときには、竹串を使うときれいに盛ることができますよ。
食材に熱湯を掛けて、表面だけを加熱すること。まるでうっすらと霜が降りたように白くなるために、「霜降り」と呼ばれるようになったんだそう。煮る前の下ごしらえに行われ、生臭さやぬめりを落とすことができます。
千切りよりも少し太めの切り方を「千六本」といいます。千切りが約1mmほどの幅なのに対し、千六本は少し厚めの2㎜幅。まず4~5cm長さに切ったら、縦を2mmほどの厚さに切り、少しずつずらして重ね、さらに2mmほどの幅に切っていきます。
「天盛り」とは、こんなふうに料理の上にねぎや柚子、針しょうがなどを、山のように乗せること。日本料理の盛り付けの方法で、料理に彩や季節感をプラスしてくれます。
豚肉を茹で、あたたかいうちに「しょうゆ洗い」。そうすることで豚肉に下味をしっかりと付けることができるので、味わい深さがUPします。
フードプロセッサーで高野豆腐をミンチにすることで、そぼろの代わりにしたローカロリーなあんかけ。最後に針しょうがを乗せれば、さらにヘルシーに!
板ずりしたきゅうりは、四等分に。梅肉、おかか、ポン酢をビニール袋に入れて、先ほどのきゅうりもイン。しっかりと揉み込めば完成の、お手軽レシピです。
実は意外と知らない「調理用語」についてご紹介しました。曖昧だった調理法をちゃんと理解することで、毎日の料理がもっと楽しく♪奥深い調理用語を勉強してみませんか?
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日課となっている食事作り。なんとなく毎日繰り返しているけれど、その調理法は本当に正しいものですか?実は普段何気なく触れている「調理用語」にも、良くわからないものが潜んでいるはずです…。