和食の基本「一汁三菜」をマスターしよう!
一汁三菜とは?
和食の基本といわれる「一汁三菜」。
日本人の主食である「ご飯」に、「汁物」と3つの「菜(おかず)」を組み合わせた献立です。
体に必要な「エネルギーになるもの」「体をつくるもの」「体の調子を整えるもの」という3つの栄養素を、バランスよく摂ることができます。
一汁三菜の並べ方について
一汁三菜の献立作りのポイント
最初にメインになるおかずを考える
出典:www.instagram.com(@tomita_tadasuke)
一汁三菜のメニューを決める。そう考えてしまうと、おかず三品も何を作ればいいんだろう…と頭でっかちになってしまう方も多いと思いますが、実はそんなに難しくないんです。ます最初に、メインになるおかずを決めましょう!今日は鶏肉?豚肉?それともお魚?大豆製品?卵を使う?冷蔵庫にあるものでまずはメインになるおかずを決めてしまいましょう。
副菜は野菜豊富で彩りもプラスする
出典:www.instagram.com(@cotogoto.jp)
その次に副菜を考えます。一汁三菜のうちメインの一菜は決まっているので、そこに合わせて考えます。
例えば、鶏肉の照り焼きがメインディッシュの場合は、色合いが茶色なので
●副菜①にかぼちゃの煮物、かぼちゃのサラダ
それに緑をプラスしたい…
●副菜②に青菜のおひたし、ブロッコリーを茹でたもの。おかずが多くなりそうならば、シンプルに冷奴など…
こんな感じでメニューを構成していきます。思ったよりも難しくないですよね。それでは早速、一汁三菜のメニューの構成を実際に考えていきましょう。
お肉をメインのおかずに考えた場合の献立案
豚肉の生姜焼き
■豚の生姜焼きに合わせたい副菜■
①菜の花の辛子和え、ほうれん草のおひたし、インゲン胡麻和え(野菜メインのビタミン類)
②冷奴、キュウリとワカメとシラスの酢の物、高野豆腐の含め煮(大豆など植物性のタンパク質や酢の物など)
①菜の花の辛子和え、ほうれん草のおひたし、インゲン胡麻和え(野菜メインのビタミン類)
②冷奴、キュウリとワカメとシラスの酢の物、高野豆腐の含め煮(大豆など植物性のタンパク質や酢の物など)
なすとささみの甘辛黒酢炒め
■なすとささみの甘辛黒酢炒めに合わせたい副菜■
メインディッシュにしっかり味がついているのであっさりした味付けの副菜でOKです。
①グリーンサラダ、青菜のおひたし、にんじんしりしりなど(緑やオレンジ色でビタミン摂取できるもの)
②シラスのせ冷奴、白和え、厚焼き卵など(大豆製品や卵など)
メインディッシュにしっかり味がついているのであっさりした味付けの副菜でOKです。
①グリーンサラダ、青菜のおひたし、にんじんしりしりなど(緑やオレンジ色でビタミン摂取できるもの)
②シラスのせ冷奴、白和え、厚焼き卵など(大豆製品や卵など)
魚をメインのおかずに考えた場合の献立案
さわらの塩焼き
■サワラの塩焼きに合わせたい副菜■
副菜①豆腐サラダ、大根と豚肉の煮物、マカロニサラダなど(少しボリューミーな副菜をプラス)
副菜②切り干し大根、青菜のおひたし、ヒジキの煮物など
副菜①豆腐サラダ、大根と豚肉の煮物、マカロニサラダなど(少しボリューミーな副菜をプラス)
副菜②切り干し大根、青菜のおひたし、ヒジキの煮物など
ブリの照り焼き
■ブリの照り焼きに合わせたい副菜■
①小松菜のおひたし、春菊の胡麻和えなど(緑黄色野菜の彩りとビタミンを意識)
②白和え、だし巻き卵、冷奴、春雨サラダなど(卵や大豆、春雨など)
①小松菜のおひたし、春菊の胡麻和えなど(緑黄色野菜の彩りとビタミンを意識)
②白和え、だし巻き卵、冷奴、春雨サラダなど(卵や大豆、春雨など)
大豆製品をメインのおかずに考えた場合の献立案
もやしと厚揚げのオイスターソース炒め
■もやしと厚揚げのオイスターソース炒めに合わせたい副菜■
①アジのたたき、シラスおろし、タコときゅうりの酢の物など(魚類をアレンジしたさっぱりめの副菜があるとベスト)
②大根とツナのきんぴら、かぼちゃの煮物、人参のサラダなど(ビタミン豊富な野菜を意識する)
①アジのたたき、シラスおろし、タコときゅうりの酢の物など(魚類をアレンジしたさっぱりめの副菜があるとベスト)
②大根とツナのきんぴら、かぼちゃの煮物、人参のサラダなど(ビタミン豊富な野菜を意識する)
使えて便利!常備しておくと助かる副菜レシピ
大根とツナのきんぴら
豆苗の塩昆布ナムル
ヒジキの煮物
夏野菜の揚げびたし
やみつき揚げ焼きごぼう
バランスよく和食をいただきましょう♪
素敵な画像のご協力ありがとうございました。
一汁三菜とは、ご飯などの炭水化物に味噌汁などの汁物、そしてタンパク質や食物繊維、ビタミンを摂れる副菜三品が基本の一汁三菜になります。なんとなくそれだけ考えると難しくとらえがちですが、実際に並んだ一汁三菜をみてみると、ご飯やお味噌汁、そしてメインになるタンパク源のおかず、そして野菜などの副菜2皿になり、思っているより簡単に献立の構成もしやすく、栄養のバランスも考えやすいんですよ。