みずみずしい白桃をさっと煮たコンポート。皮も一緒に煮ることで、かわいらしいピンク色に染まります。

桃の丸いカタチを活かすために、煮る時は半分に切るだけ。桃2個に対して水400g、グラニュー糖50g、レモン汁を5g加えます。煮る時間は15分ほどでOKです。
煮汁に、さらに砂糖とアガーを加え、煮立てて冷ませば透明感あるジュレも一緒に出来上がり。

出来上がったコンポートとジュレを使って、桃のショートケーキに。淡いピンクが、苺のショートケーキと違って涼やかに優しい印象ですね。

手作りジャムやシロップのいいところは、自分で砂糖の量を加減して、甘さを調節できること。こちらのプラムジャムやシロップは、自然な甘みが子どもたちにも大好評。ヨーグルトやパンにかけたりと大活躍です。

シロップは水や炭酸水で割ってドリンクに。天然のピンク色がきれいですね。

鮮やかなムラサキは、巨峰を皮ごと煮込んだ天然の色。煮ているうちに「湯むき」の容量で皮が自然に剥がれてくるので、皮をつけたまま調理してもOKです。しっかり色づけしたいときは、皮を予めむいてから、お茶パックなどに入れて一緒に煮ることで色を移せますよ。

暑い季節に郊外をドライブしていると見かける「ブルーベリー狩り」の看板。ついつい夢中で採りすぎて…なんて経験はありませんか？
こちらはブルーベリー200gにはちみつ40g、レモン汁小さじ2の割合で作る糖度控えめのブルーベリージャム。パンやアイスクリーム、ホットケーキ…たくさんかけて、すぐに食べきってしまいそう。

ブルーベリーと意外に相性がいいのが肉料理。甘さ控えめに作ることで、お肉に合わせるソースとしても使いやすく。水と赤ワインでのばし、ショウガとレモン汁を加えます。ローストビーフなどによく合うので、パンに挟んでも美味しそうですね♪

すこし珍しい果物、日本の温暖な地方で採れる河内晩柑（かわちばんかん）は、その外見から「和製グレープフルーツ」と言われることも。グレープフルーツより酸味が控えめで、果汁がたっぷり。

なるべく火を入れず生に近い状態で、てんさい糖のシロップ漬けに。果物本来のナチュラルな味が楽しめそうですね。

残りは皮をむいて房に分け、冷凍保存します。こちらは後々ソルベを楽しむことも。

「当たりハズレ」が大きい洋梨。甘みの足りない「ハズレ」の洋梨も、白ワインでさっと煮れば、気品ある味わいのコンポートに生まれ変わります。完熟したものは煮ると崩れてしまうので、熟していないものがオススメ。

できあがったコンポートで作る洋梨のアーモンドケーキ。アーモンドプードルをたっぷり使ったしっとり生地と、みずみずしい洋梨は相性バツグンです。

この時期は、暑さと冷房の寒さに交互に晒されて夏バテしてしまうことも。そんなときにオススメなのがこちらのジンジャースパイスシロップ。爽やかなショウガの風味を楽しんだら、飲んだあとは身体がポカポカに。

こちらは、ぐっと秋の香りがしてきそうな、ぶどうといちじくのコンポート。ショウガ、オールスパイス、シナモンを効かせ、赤ワインを加えて大人の味わいに仕上げます。

フルーツではありませんが、ジャムにおすすめの素材が「トマト」。こちらはトマトと砂糖、レモン汁だけで作るシンプルレシピ。電子レンジでサッと作れるカンタンさもうれしいですね。