旬の『夏野菜』をおいしく味わおう♪
今回は、トマト・ゴーヤ・とうもろこし・オクラ・ズッキーニ・ナスなど、旬の『夏野菜』を使った夏の献立レシピをご紹介します。
生でも加熱しても美味しい『トマト』
夏の日差しを浴びて育った『トマト』には、栄養がたっぷりと詰まっています。生で食べたり、煮込み料理にしたり、炒めものにしても美味しい食卓の味方！トマトの赤色の成分「リコピン」は、熱に強く油に溶ける性質があるので、油を使った調理法にすると、より効率よく栄養を摂取することができますよ。
トマトは重みがあり、裏側に放射線状に白い線が入っているものを選びましょう。トマトは品種も豊富なので、料理によってトマトの種類を変えると美味しく作れます。例えば、イタリアントマトは煮込み料理にしたり、フルーツトマトは甘さを活かしてサラダやジャムにしても◎料理に使う時は、湯剥きすると食感が良く仕上がります。
タコとトマトのイタリアンサラダ
食材を切って和えるだけの簡単サラダ。マリネ液にコンソメが入っているので、コクのあるデリ風のサラダに。キュウリなど他の夏野菜を使って彩りよく仕上げたら、旬のおもてなしの1品に。
大葉が爽やか！トマトとシラスの冷製パスタ
夏のランチにおすすめのトマトの冷製パスタ。ニンニク・オリーブオイル・塩と味付けは簡単ですが、トマトやシラス本来の美味しさを存分に味わえます。パスタは細いカッペリーニを使うと、のど越しも良く時短になるのでおすすめです。
汁だくトマトみそ鶏
電子レンジだけで作れるので、火を使いたくない暑い日にぴったりのレシピ。下味の味噌とにんにく、上にのせたトマトがソース代わりになってくれます。とろっと溶けたトマトが鶏肉と絡まってあっさりといただけます。
冷やしトマトおでん
夏は、冷やしおでんはいかが？だし汁が染み込んだトマトはさっぱりジューシーな味わい。トマトは湯むきしておくと、食感が良くなります◎
トマトとオクラの夏豚汁
トマトとオクラなど夏野菜を使って、汁物の定番「豚汁」を夏仕様にアレンジ！具材は大きめに切ると、食べ応えのある豚汁に仕上がります。
焼いたり、揚げたりetc...いろんなアレンジを楽しめる『ナス』
『ナス』の原産地はインドといわれており、世界中にいろんな品種が存在します。クセのない味わいのため、和食から洋食まで幅広い料理に活躍してくれます。
色が濃くツヤがあり、重みがあるものが美味しいと言われています。なすは油と好相性なので、炒めものや揚げものにしても美味しくいただけますよ。
なすの塩もみ
漬物が食べたいと思ったら、こちらのレシピをどうぞ。5分もかからずに作れるので、時間がないときにもぴったりです。浅漬けなら、ナス本来の美味しさをしっかりと味わえます。薬味がなくても出来ますが、薬味を加えた方が風味豊かに仕上がります。
ナスのカルパッチョ
焼きナスを白身魚と一緒にカルパッチョにするというアイデア料理。トマト・バジル・レモンの鮮やかな彩りが食卓を華やかにしてくれそうです。
ナスグラタン
市販のミートソースを使うのであっという間に作れちゃいます。お好みの夏野菜を加えて具だくさんのグラタンにしても美味しくいただけますよ。
茄子とピーマンの肉味噌炒め。
夏野菜のナスとピーマンを使った肉味噌炒め。甘辛い味噌がよく絡んだナスはリピート間違いなしの美味しさです。ナスは多めの油で炒めてトロトロに仕上げましょう。
ナスのはさみ揚げ
こちらはナスに肉ダネをはさんだボリューミーな一品。縦半分に切ったナスを使うので食べ応えもあり、食卓に出したときのインパクト大！とろっとしたナスとジューシーなお肉は病みつきになる美味しさです。
ごはんもビールも進む。独特の苦みが美味しい『ゴーヤ』
ビタミンCとカリウムがたっぷりの『ゴーヤ』は栄養価が高く、食欲を増進させる苦味が特徴です。ゴーヤに含まれているビタミンCは熱に強いので、炒め物にもおすすめです。
ゴーヤは、青々としてずっしりと重みがあり、イボがはっきりとしているものを選びましょう。苦みが苦手...という方は、塩もみをすることで苦みが和らぎ食べやすくなりますよ。最近では、夏の日よけ対策でゴーヤを“グリーンカーテン”として育てている方も多く、実がなったら食べることが出来るのでまさに一石二鳥です。
ゴーヤの豚みそ
味噌と砂糖の甘めの味付けにゴーヤの苦みが絶妙にマッチ。白いごはんはもちろん、冷奴や素麺に合わせても美味しくいただけます。冷蔵で10日ほど保存できるのも嬉しいですね。
ゴーヤとツナのおかかサラダ
鮮やかな緑色が綺麗なサラダ。ゴーヤは塩もみしてサッと茹でることで、苦みがやわらぎ食感も引き立ちます。醤油とレモン、黒胡椒の味付けにツナのコクが加わって、食べ応えのあるサラダに。
ゴーヤのきんぴら
きんぴらの野菜といえば“ごぼう”が定番ですが、夏にはゴーヤで作ってみましょう。ゴーヤは甘辛い味付けによく合います。ごはんのおかずとしてはもちろん、ビールも進むのでおつまみとしても◎。しっかりとした甘辛い味付けなのでゴーヤが苦手な方でも食べやすいですよ。
ゴーヤのハンバーグ
こちらは火を使わずにレンジで作れるお手軽レシピです。ぽん酢と大根おろしで食べると、夏でもさっぱりといただけます。
ゴーヤのたまとろ丼
トロッとした卵とトマトと組み合わせることで、まろやかな味わいに。味付けは白だしのみで、それぞれの素材の味をシンプルに楽しみましょう。ゴーヤの緑・卵の黄・トマトの赤で彩りも綺麗ですね。
フレッシュな甘さが嬉しい『とうもろこし』
世界三大穀物の一つである『とうもろこし』。旬のものは、みずみずしく甘いのが特徴です。主成分は、エネルギー源となる糖質で、その他に食物繊維やビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれています。
とうもろこしは、皮が濃い緑色でひげが褐色のものを選びましょう。薄皮を付けたまま茹でるとジューシーです。また、皮を剥いてラップに包み電子レンジで加熱すると、ビタミンを逃すことなく美味しく食べられます。
とうもろこしご飯
新鮮なとうもろこしが手に入ったら、おすすめなのが「とうもろこしご飯」。実を切り落としてから炊飯器に加えて、お米と一緒に炊き上げます。味付けは塩でシンプルですが、とうもろこしの甘さが引き立ったごはんに仕上がります。しっかりと塩気がきいているため、そのままおにぎりにしても美味しくいただけますよ。
たっぷりコーンコロッケ
ホクホクのじゃがいもに、とうもろこしをたっぷりと加えてコロッケに。冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめ◎
とうもろこしの冷製茶碗蒸し
とうもろこしの甘さをしっかりと味わえる、ひんやりとした冷たい茶碗蒸しは夏にぴったり。とうもろこしとだし汁をミキサーにかけて、蒸して冷やすだけなので意外と簡単。とうもろこしは全部使わずにトッピング用に残しておくと、見た目も綺麗にな仕上がりますよ。
とうもろこしとお豆腐の落とし揚げ
材料を混ぜて揚げるだけの簡単レシピは、子供から大人までみんなに喜ばれそうな1品です。豆腐を使っているのでヘルシーなのも嬉しいポイント。塩のみのシンプルな味付けなので、とうもろこしの甘みを存分に感じられますよ。旬のとうもろこしをたっぷり加えてプチプチ食感も楽しんで。
ハズさないおいしさ。ウィンナーとコーンのカレー炒め
とうもろこし・たまねぎ・ウインナーをカレー粉で味付けした子供が喜びそうな1品。こちらは冷凍コーンを使っていますが、旬のとうもろこしを使うと味も格別！冷蔵で5日持つので、常備菜として作っておくと、お弁当やおつまみにも大助かり。
調理方法で食感の違いを楽しむ『オクラ』
『オクラ』は、アフリカ原産の野菜で、カルシウム・ミネラル・ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。ネバネバとしたヌメリが特徴ですが、サッと茹でたらシャキッと、煮込んだらクタッと...調理方法によって食感の違いも楽しむことができます。
濃い緑色でうぶ毛がたくさん生えたオクラを選びましょう。塩もみしてから茹でると、うぶ毛が取れるので色合いがより鮮やかになります。
オクラの肉巻き
脇役になりがちなオクラをメインにした肉巻き。生のオクラを豚肉で巻くことで新鮮な食感を楽しめます。豚肉でボリュームアップしているので、食べ応えも満点です。
オクラの炒め煮
オクラをサッと炒めてから煮込むだけの簡単レシピ。ガクだけ切って、丸ごと使うのでオクラをしっかりと味わえます。だし汁がたっぷりと染み込んでクタッとしたオクラも美味しい。しみじみとした素朴な味わいの一品です。
オクラ明太
茹でたオクラを明太子と合わせた超お手軽レシピ。すぐに出来ちゃうので、あと1品欲しいなんてときにもおすすめです。熱々のごはんにのせて丼にしたり、お酒のおつまみとしても美味しくいただけます。
オクラたっぷり！梅風味の豚しゃぶサラダ
オクラとみょうがをたっぷりと使った「豚しゃぶサラダ」。野菜は大きめに切ってサッと茹でているので、食感や食べ応えも◎夏バテ気味の身体でもモリモリ食べれちゃいますよ。
オクラのお吸い物
旬のオクラを汁もので味わうのもおすすめ。オクラの粘りがお吸い物にほどよくとろみ付けしてくれます。オクラの断面の星形が浮かび上がってキレイですね。
洋食にも和食にも合う『ズッキーニ』
イタリア料理などで幅広く使われている『ズッキーニ』。きゅうりのように見えますが、実はかぼちゃの仲間なんです。カリウムがたっぷり含まれており、皮ごと食べられます。
ツヤのある濃い緑色のものを選びましょう。ズッキーニといえば、ラタトゥイユやパスタなどの洋風のイメージが強いですが、淡泊でクセが少ないため和食など幅広くアレンジすることができます。
ズッキーニの生ハム巻き
ズッキーニを生ハムでくるっと巻いただけの簡単＆おしゃれなレシピ。味付けは塩コショウとオリーブオイルでシンプルに、旬のズッキーニならではの瑞々しさを存分に味わって。
ズッキーニボート
ズッキーニの形をそのまま活かした大胆なアイデア料理。ズッキーニを器にすることで見栄えもよくなるので、おもてなし料理にもおすすめです。こんがりと焼き上げたズッキーニとベーコン、チーズが絶妙な美味しさ！
豚肉とズッキーニのピリ辛炒め
ズッキーニは淡泊な味なので、こってりとした炒め物にもよく合います。ピリ辛の味付けは、白いごはんがモリモリ進んじゃいますよ。
ズッキーニの塩昆布炒め
塩昆布とごま油で味付けした和風のおかず。炒めて和えるだけのシンプルな料理だからこそ、ズッキーニの美味しさを存分に味わえます。
ズッキーニの炒め煮（煮物）
ズッキーニは、和風の煮物にしても美味しいんです。あえて大きめに切って食感も楽しみましょう。美味しいだし汁をたっぷりと吸ったズッキーニは絶品！さらに、ベーコンと一緒に煮ることで旨味もアップ♪
いろんなレシピで『夏野菜』を楽しんで♪
いかがでしたか？色鮮やかでみずみずしい『夏野菜』。今回の記事を参考に、旬の夏野菜をたっぷりと使った料理を作って、フレッシュな食感や味わいを堪能しましょう。
旬の『夏野菜』には栄養と美味しさがギュッと凝縮されています。色鮮やかな野菜が多いので、食卓を華やかに彩ってくれるのも嬉しいですね。