パスタは、冷えると麺がかたくなり、味がしみ込みにくくなります。そこで、冷製パスタを作るときは、味をからませるために、表面積の多い細麺を選ぶのがコツ。カッペリーニやフェデリーニなどがおすすめです。

冷製パスタのソースは、前もって冷蔵庫で冷やしておきます。お口に入れた瞬間にひんやり気持ちのいい冷たさが感じられるように、ぜひ守っておきたいポイントです。

細めのパスタをたっぷりのお湯で表示より長めにゆで、氷水にさらします。その後、キッチンペーパーなどでよく水気を拭き取ることで、ソースもよくからみます。

冷製パスタは、温かいパスタとは違って、芯を残さないように仕上げます。氷水でしめた段階で、芯のない食べやすい状態になるように調整しましょう。あとは、ソースとオリーブオイルなどを食べる直前に混ぜるだけ。

冷製パスタといえば、やはりトマトが王道。冷製パスタの中でもトマトは人気1位のようです。こちらは、ローマで出合った本格レシピだそうですよ。

人気のトマトとバジルを組み合わせれば、まさにイタリアン。塩レモンの爽やかな酸味が食欲をそそります。

生ハムも、冷製パスタの具として人気。調理しなくても使えて便利ですし、塩気がきいた本格的な味わいを簡単に楽しめるところが魅力ですね。こちらは、生ハムとトマト、クレソンの冷製パスタ。

カルボナーラの冷製もおすすめ。ヨーグルトを加えていますので、さっぱりといただけます。ちょっとだけコクのある冷製パスタが食べたくなったら、カルボナーラにしてみてはいかが？

魚介も、冷製パスタにぴったり。イカやホタテは、さっと塩ゆでしてプリプリのまま仕上げ、トマトなどとともに冷やしておきます。具だくさんで贅沢な夏パスタを召し上がれ。

こちらは、タコや鯛、サーモンなどの海の幸をマリネして冷製パスタに仕上げています。バランスもよく、疲れやすい夏の体を支えてくれそうですね。

特別なディナーなどに、生ウニとイクラの冷製パスタはいかがでしょうか？贅沢ですが、だからこそ、その味は格別。たまには、こんなお食事も素敵かも。

スモークサーモンの塩気と、キウイのフルーティな甘さ、すだちの爽やかさがマッチした冷製パスタ。クリームチーズのまろやかさが全体をまとめます。柚子胡椒のアクセントもいい感じ。

ホタテや海老などの魚介のうまみがたっぷりのスープが決め手。夏のランチにおすすめの、贅沢な冷製スープパスタです。つるつるっといただける、のどごしのよさもいいですね。

こちらは、市販のたらこソースを使ったお手軽な作り方。アボカドはレモンで色止めして、食べる直前にソースで和えて食べるスタイル。ちなみに、ランチジャーなどを使うと、冷製パスタのひんやり感がキープできていいかも。

夏にさっぱりと和風で…とくれば、やはり梅。大葉やみょうがなどの香味野菜とともに清涼感のあるおいしさに仕上げます。麺つゆを使うので簡単です。

おなじみのネバネバ食材、納豆とオクラ。バテやすい夏の体を癒してくれる冷製パスタです。ほっとする、日本ならではの優しい味わい。

揚げ物も食べたいけれど、やっぱりちょっと重いかな…そんなときにおすすめなのが、揚げナスの冷製パスタ。濃いめの出汁がおナスにじゅわっとしみて、油を気にせずさっぱり食べられます。

唐辛子入りのだしに漬け込んだ明太子。シンプルにパスタと和えるだけで、間違いのないおいしさですね。大葉や刻みのりをたっぷりのせて和風テイストで召し上がれ。

爽やかなレモン風味が夏らしい、醤油味の和風冷製パスタ。トマト、キュウリ、ナスなどの夏野菜を加えて、彩りを華やかにするのもいいかもしれません。

ミートカレーのコクとうまみがたまらない、ちょっとボリューム感のある冷製パスタ。たまには、スタミナのつくこういうアレンジもいいですね。

彩り美しい自家製のサルサソースをからめた冷製パスタ。サルサソースは、メキシコなどラテンアメリカで愛されるソースで、フレッシュトマトを使ったサルサ・メヒカーナはどんな料理にも合うみずみずしいおいしさが特徴です。

夏野菜と小海老を使い、ナンプラーなどでエスニック風味でまとめた冷製パスタ。大人はタバスコを加えてピリ辛で楽しんで。

トマト缶やツナ缶に調味料を加え、よく冷やしておきます。あとは和えるだけの簡単冷製パスタ。火を使う時間を短縮したい暑い日におすすめ。

市販のドレッシングで簡単に味つけできるのも、サラダ感覚の冷製パスタならでは。こちらは、青じそドレッシングを使っていますが、ごまドレッシングやわさびドレッシングなど、どんな味でもOKです。

トマトジュースにコンソメやにんにくを加え電子レンジにかければ、簡単トマトソースのできあがり。豆板醤を加えたり、タバスコをかけてピリ辛にするのもおすすめ。しっかり冷やして、野菜はああり合わせのものを加えましょう。

サラダ感覚の冷製パスタは、フルーツとの相性も抜群。写真は、ほろ苦いグレープフルーツが生ハムの濃厚なおいしさによく合う、大人の味の冷製パスタです。ワインにも合いそう。

桃は、冷製パスタによく使われ、レシピもいろいろあるようです。こちらは、桃のほか、ブルーベリーやマイクロトマト、そしてモッツァレラチーズを使った、華やかでフルーティな冷製パスタ。ガラスのプレートに盛り付ければ、見た目も涼しげに。

旬のプリンスメロンを使って、みずみずしい冷製パスタはいかがでしょう。フレッシュな甘さが楽しめる、前菜のようなおしゃれなひと皿になります。

鶏をプラスして、栄養バランスもばっちりな冷製パスタ風トマト素麺に。素麺は、ゆでる時間が短いのもメリットですね。忙しいときなどにもおすすめ。

カッペリーニを、一部、春雨に置き換えてカロリーダウンした冷製パスタ。ヘルシーでありながら、食べ応えもしっかりあるので満足できそうですね。