パーティにぴったりのビジュアル系串鍋がトレンドだとか。使っている材料はいつもと同じなのに、ちょっと見せ方を変えると、こんなにおしゃれに♪串に刺さっているので、取りやすいというものメリットです。だしは、和風でも洋風でもOK。お鍋の世界がまたひとつ広がりそう♪

仙台名物のせり鍋のように、葉物野菜がどっさりの「草鍋」も人気。火を通してかさが減るので、野菜がたっぷり食べられます。野菜のうまみが出ただしで、お蕎麦のシメというのも通な楽しみ方。日本酒が飲みたくなる、大人のお鍋です。

串鍋は下処理がポイント。野菜を豚肉で巻いて串をします。ほうれん草や白菜・キャベツなどは下ゆでしてから巻くとうまくいきます。逆に、下ゆでした白菜やキャベツなどで肉を巻き込む方法もあります。断面がきれいなので、それを生かして串に刺すのもおすすめ。

油抜きした油揚げを開いて、肉や野菜を巻き込むのもいいですね。材料が一体となっておいしいだけでなく、断面もきれいでお鍋が華やかになります。

海老、ホタテ、タラなどの魚介を串刺しにした海鮮串鍋。鶏ガラだしであっさりと仕上げます。ポイントは、海老やタラの下処理をきちんとすること。くさみのない澄んだスープになります。

油揚げを開いて豚肉や野菜などの具材を巻いた「信田（しのだ）巻き」をお鍋に。うどんも入れて、うどんすき風の仕上がりです。夕食が遅い時間になってしまったときにもおすすめの、体に優しいメニューです。

野菜をお肉で巻いて串刺しに。肉のうまみが野菜にしみ込んで、どんどん食べられるおいしさと軽さ。豚巻きは、きつめに巻いて、巻き終わりに串が刺さるようにするのが崩れないポイントだとか。

こちらは、味噌味の肉巻き串鍋。ネギや大根をお肉で巻いて、串に刺しています。味噌味は、心も体もほっこりと温めてくれますね。

串に刺した赤かぶ、じゃがいも、人参、ブロッコリー、プチトマトなどの野菜をスープで煮込み、まるごとのカマンベールチーズをディップにして食べる斬新な串鍋。サラダ風でもありますね。とってもおしゃれで女子会などにも喜ばれそうです♪

せりの根っこまで食べる仙台の郷土料理「せり鍋」は、せりの風味とシャキシャキした食感の良さで人気があります。草鍋の原形かもしれませんね。野菜が主役の鍋は、野菜本来のおいしさが味わえます♪

材料はシンプル。だしは昆布ですっきりと。せりの風味と鴨のうまみを最大限に味わうお料理です。シメはお雑炊はもちろん、お蕎麦などもおすすめ。大人の楽しみ方で堪能したいお鍋ですね。

塩麹を揉み込んだ鶏肉や野菜などを鍋に入れたら、ごらんのように豆苗でフタをするようにして煮ます。お肉を入れることで栄養バランスにも優れたヘルシー鍋になります。

串鍋や草鍋のシメに、日本蕎麦はいかがですか？野菜や肉からうまみの出ただしがお蕎麦にからんで、そのおいしさに驚かされます。お鍋はシメが大きなお楽しみですから、いろいろとアイデアを凝らしてこだわりたいですね♪

こちらは、チーズ串鍋の残ったスープを使ったチーズクリームパスタ。シメがこれなら、パーティのお客様もきっと大喜び♪盛り上がりそうですね。うまみのエキスをすべて吸ったパスタは、濃厚で深い味わい。生パスタなどもおいしいですよ。

まず草鍋でたっぷりの野菜を食べ、そのうまみが出ただしで牛しゃぶを楽しむ斬新アイデア。野菜をたくさん食べたあとなので、お肉は少しだけでOK。野菜を先に食べた方が体にいいともいいますので、理にかなった食べ方かもしれませんね。

人気抜群のチーズ串鍋。特製の出汁は、辛みとうまみが絶妙の「うま辛」と、トマトの酸味・甘みがチーズに合う「トマト」の2種類から好きな方を選べます。シメは、うま辛はラーメンで、トマトはチーズ雑炊。

串鍋や草鍋は、贅沢な材料を使うのではなく、いつもの材料を使いながら少しだけ視点を変えておしゃれに･･･というところがいいですね。パーティなどおもてなしメニューにぜひ作ってみて下さいね。