ひとつあるだけで、ぐぐっと食卓が華やかな雰囲気になるキッシュ。手が込んでいるように見えますが、作るのはそれほど難しくはありません。具材もあり合わせのものでも大丈夫。キッシュはとてもレシピの幅が広いお料理のひとつなんですよ。

キッシュは大きく作ることも、ひとり分ずつ小さく作ることもできる便利なお料理です。食べる人数に合わせて、調整しやすいのも嬉しいポイントですね。

キッシュとは、生地を敷いた上にアパレイユとよばれる卵と生クリームでできたソースと野菜などの具材を流し込み、チーズなどをのせて焼き上げたもの。フランスが発祥のお料理です。

具材に決まりはなく、お好みのものをお好みの分量で入れていくことができます。とても自由度が高く、自分好みに仕上げやすいお料理でもあります。

生地はタルトやパイなどが基本ですが、型に直接、アパレイユを流し込んで、生地なしで作ることもできます。パイ生地は冷凍パイシートを使うとお手軽に作ることができます。

早速、様々なキッシュレシピをご紹介していきましょう♪

チョリソーのピリ辛のお味がちょっぴり大人っぽいキッシュレシピです。パイシートはタルト型の外側がすこし高くなるように作ると、カットしたときに高さが出て美しく見えます。

12センチのタルト型で作るちいさめキッシュです。型が小さいと焼き上げの時間が短くできます。しっかりとタルト型に冷凍パイシートを押し付けると、きれいな波型があらわれます。

トップに具材を並べる華やかな見た目が楽しいですね。特に大きなトマトの赤が効いていますね。

豚ひき肉に味噌味をつけたちょっぴり和風なキッシュです。かぼちゃの皮の部分を型抜きして、トップに飾って可愛らしいアクセントにしています。

冷蔵庫の中に残っているお野菜をざくざく大きめにカットして大胆にアレンジしたキッシュ。アパレイユを流し込む前に、具材がトップに出るように配置します。残り野菜とは思えない華やかな雰囲気が演出できます。

市販のちいさなタルト台を使うと、あっという間にできるうえ、型をたくさん持っていなくても、ひとり分ずつ小分けして作ることができます。パーティーの前菜としてもおすすめです。

タルト台に具材を流し込むときは、アパレイユが膨らむことを考えてすこし控えめに入れると、焼きあがったときに具材が溢れ出てしまうことがありません。

キッシュのサクサクの生地も手作りすることができます。小麦粉とぬるま湯、水にオリーブオイルで風味付けしています。思いのほか簡単に作ることができるので、驚いてしまいますよ。

じゃがいも、ベーコン、玉ねぎをたっぷりと使ったベーシックなキッシュです。フレッシュなローズマリーの葉をトッピングして、香りよく仕上げています。

ローストした鯵（アジ）を並べてアパレイユを流し込んでいます。フレッシュタイムをアレンジすることで、鯵の臭みも気にならなくなります。洋風に鯵を食べたいときにおすすめのレシピです。

バナナのキッシュというと甘いものを想像してしまいますが、こちらのキッシュはベーコンと合わせた塩味のおつまみ風です。シナモンで風味付けして、大人のためのおつまみに仕上がっています。

じゃがいもは大きめにスライスしてトップに飾れるようにしています。アンチョビは少量でも味にパンチがあるので、キッシュの味わいがしっかりと引き締まります。

生クリームの代わりにスキムミルクを入れてコクを出しています。カロリーも抑えることができるうえ、ヘルシーなキッシュに仕上がります。

こちらはなんとキッシュの生地を餃子の皮で作ってしまうというアイデアレシピ。大判サイズの餃子の皮をマフィン型に入れて成形しています。軽い仕上がりで、おつまみにも良さそうですね。

サンドイッチ用の薄い食パンをずらしてカップ状にしています。ぎざぎざの角が王冠のようで可愛らしいですね。

生地なしのキッシュは型に直接アパレイユを流し込んで作ります。生地がないので、カロリーも低く抑えられます。

マフィン型にオーブンシートを敷きこめば、型なしキッシュも簡単にできます。かぼちゃにクリームチーズを合わせて、食べごたえもあります。スイーツ感覚でいただけるキッシュです。

包丁なしであっという間に作ることができるスピードキッシュレシピです。アスパラも手で折ってしまえば、ボリューム感も出て、簡単ですね。

ケーキ型で作るキッシュは高さが出て、見栄えがいいですね。高さのあるキッシュを焼くときは、中までじっくり火を通すために途中でアルミホイルをかぶせて、上部が焦げないように気を付けるのがポイントです。