出典: 日本では、あまり馴染みのない「ミートローフ」。もともとドイツ発祥のお料理で、ヨーロッパからの移民達によってアメリカに伝わった、古くから食べられているアメリカの家庭料理です。
出典: 肉だねを混ぜて成型したら、あとはオーブンにおまかせなので、作り方は意外と簡単。切り分けた断面も美しく、おもてなしにも最適で、クリスマスなどのメインディッシュにもしたい一品です。
出典:www.flickr.com(@chispita_666) ミートローフと同じく、ひき肉を使うハンバーグ。どちらも同じお料理と思いがちですが、違いは焼き方と形にあります。ハンバーグは肉だねを円形や楕円形に小分けにしてフライパンで焼きますが、ミートローフは肉だねすべてを長方形に固めてオーブンで焼くのが一般的です。
出典: さらに、ミートローフはゆで卵を入れるなどのアレンジが多様で、切り分けるときに鮮やかに食材の色が出るのが特徴。また、ハンバーグは熱いうちに食べますが、ミートローフは冷ましてから切り分けて食べます。
出典: 茶色いミートローフには、緑の野菜を添えると見栄えがよくなります。インゲンやクレソンなど細長い野菜はミートローフの下に敷き詰めたり、ひとつずつ切り分けた際には、ソースはあえて横にさっと垂らすと、まるでレストランのような仕上がりに。
彩り野菜を付け合わせにして、大きめなお皿に盛り付けよう
出典: 大きめのお皿に葉物とキャロットラペなどの色合いの良い野菜を付け合わせて。最後にブラックペッパーを散りばめれば、立派なメインディッシュの完成です。
パーティーやお弁当などに。小さめカットで気軽に食べよう
出典: 小さめにカットして、パーティーのピンチョスとしても。気軽に食べられるのが嬉しい。お子様も食べやすいのでお弁当のおかずとしてもおすすめの食べ方です。
出典: 代表的なゆで卵入りのミートローフの作り方をご紹介します。
合いびき肉や玉ねぎ、牛乳に浸しておいたパン粉、卵など材料をすべてボウルに入れて、
手で粘り気が出るまでよくこねる。
焼き上がり後に取り出しやすいよう、パウンド型にクッキングシートを敷く。
1)で混ぜた肉だねを半分入れたらゆで卵3個を並べ、残りのたねをその上にかぶせるように詰める。
220℃に予熱しておいたオーブンで40分程度焼き、その間にデミグラスソースを温める。
焼き上がったら透明な肉汁が出るか、竹串を刺して確認して取り出す。
完全に冷めてから切り分けてお皿に盛り付け、ソースをかけて出来上がり。
火加減はすべてオーブンにおまかせなので、実はとっても気軽に作れます。
出典: 合いびき肉と玉ねぎ、にんじんといったシンプルな材料でお肉と野菜の旨みを味わう、ミートローフの基本レシピ。230度のオーブンで40分ほどじっくり焼いて完成の、スタンダードな一品です。
ミートローフはオーブンで焼くのが一般的ですが、それ以外にもフライパンや電子レンジ、オーブントースターに炊飯器まで、様々な調理方法が可能で、それぞれ味わいもや食感なども変わってくる、アレンジも多様なメニューです。以下では、アレンジメニューを調理器具ごとに詳しくご紹介します。
オーブンシートで巻いて焼く「しっとりミートローフ」
出典: 型のかわりに、オーブンシートを巻いて焼くミートローフ。ベーコンも混ぜ込んだ肉だねをシートで包んでいるので、焼き上がりは肉汁の旨みを逃さず、ボリュームたっぷり美味しくいただけます。
出典: 手で形成する、型なしでも作れる簡単ミートローフ。野菜が具材がたっぷり入っているので、お肉の量が少なくても満足感があり、よりヘルシーな仕上がりに。肉だねを寝かせてしっとりと味を染み込ませるところがポイントです。
出典: くるくる巻いたスライスチーズがとろりと出てくる、切り分けて楽しいミートローフ。鶏ひき肉と豚ひき肉が半量ずつの、あっさりとした味わいの肉だねはチーズと相性抜群。栗も入って食感も良い、季節感もある一品です。
《オーブン使用》特別な日の献立に。華やかミートローフレシピ
ベーコンを巻いてさらに豪華「ふんわりミートローフ」
出典: ベーコンを巻いてジューシーに仕上げるミートローフ。にんじん一本を丸々すりおろし、よく炒めて入れるので、肉だねは優しい味わいになり、ベーコンとの相性も抜群です。ほうれん草ソテーを下に敷いて彩りも豊かに。
出典: 見た目も華やかで特別な日に食べたい「ミートローフ風パイ」。パウンド型にパイシートを伸ばして敷き、肉だねを包んで焼くので、肉の旨みもたっぷり吸収して外はサクサク、ミートローフはしっとりに仕上がります。パイの内側に塗った粒マスタードが良いアクセントに。
まるでケーキのような断面の「かぼちゃのミートローフ」
出典: 自然な甘みのかぼちゃを肉だねで挟んで、じっくり焼くミートローフ。かぼちゃが入ることでお肉のコクと旨みもアップ。断面はまるでケーキのように美しく、見ても楽しい食べても楽しい一品です。
出典: 牛乳パックをカットして型にしてフライパンで作るミートローフ。しっかりと詰めることで崩れにくく焼きやすいので、初めてミートローフを作る方にも、お試しで作る方にも牛乳パック型はおすすめです。高温なオーブンではなく、フライパンで焼くからこそできる半熟卵の断面が色鮮やか。
フライパン用アルミホイルで成形する「フライパンミートローフ」
出典: すりおろしにんじんとみじん切りしたエリンギがたっぷり入った、ふんわり柔らかいミートローフ。フライパン用ホイルシートで四角になるように包んでフライパンで両面焼き、最後に水を入れて蒸し焼きにして完成です。普段使い慣れているフライパンは、オーブンよりも気軽にできます。
焼き時間も短縮。日持ちしてお弁当にもおすすめの「ミニミートローフ」
出典: 見た目にもかわいいお弁当用ミートローフ。小さめなので焼き時間もフライパンで20分弱と短く、前日に肉だねをこねておけば、朝の忙しいお弁当作りも楽になります。ゼラチンを一緒に混ぜることで冷めてもジューシーな仕上がりに。
《レンジ使用》カロリーオフもできるアレンジミートローフレシピ
おからやひじきなど和食材たっぷり「しっとりおからミートローフ」
出典: 鶏ひき肉やにんじん、おからパウダーなど材料をすべて混ぜてラップで形成し、レンジで裏表あたためて完成の簡単ヘルシーレシピ。レンジ調理なのでにんじんや枝豆の色も鮮やかで、ごはんも進む味わいです。
パン粉なしでも作れる「アップルレーズン野菜ミートローフ 」
出典: ポークとりんごとレーズンの相性ばっちりな、具だくさんミートローフ。パン粉をオートミールに代用できるので、食感も良く栄養価もアップ。味がしっかり付いているのでソースなしで食べられ、食卓でも見栄えする一品です。
豆腐入りでふんわり「チーズミートローフのクリスマスリース」
出典: 軽く水気を切った木綿豆腐や合い挽き肉、玉ねぎなどを混ぜて、リース型に整えてレンジで加熱するだけのヘルシーレシピです。トッピングの野菜も自由で、家族みんなで作って、より楽しいクリスマスに。
《オーブントースター使用》予熱なしでも作れるお手軽ミートローフレシピ
出典: 思い立ったときに手軽にオーブントースターで作れるミートローフ。肉だねは3㎝くらいの高さにすることで、トースターで15分程度でもしっかり中まで焼くことができます。切り分けて冷凍しておけば、忙しい日のごはんやお弁当にも役立ちます。
栄養たっぷり。和風な「お豆とひじきのミートローフ 」
出典: ひじきと金時豆がたっぷり入った、和風な味わいのミートローフ。野菜との相性も良く、サラダとともにドレッシングをかけて食べるのもおすすめです。ココットに入れて焼くと印象も変わってかわいい仕上がりに。
《炊飯器使用》ボタンを押すだけ。簡単調理ミートローフレシピ
お釜に入れればケーキ型になる「炊飯器で作る簡単!ミートローフ」
出典: 炊飯器のお釜をそのまま使って調理するミートローフ。ベーコンを底に敷いたら肉だねやゆで卵を乗せて炊飯すればでき上がり。ケーキのように切り分ければ、子供たちも喜ぶおかずに変身!
出典: 耐熱のジッパーバッグに肉だねを入れ、お湯を入れて「早炊き」で炊飯スタートするだけのミートローフレシピ。お湯でしっかり茹でるので生焼けを心配することなく、初めての方にも安心の作り方です。炊飯中に他のおかずも作れるので便利。
特別な日や、作り置きして普段も食べたい【ミートローフ】
出典: 一緒に練りこむ具材によって、様々な表情を見せてくれるミートローフ。オーブンから食卓へ、ひと塊で出てきたときの驚きと、切り分けるときの断面の感動。それをみんなで共有しながらいただく一口は、最高のひとときです。
作り置きもしやすいので、普段のおかずとしても、クリスマスやお誕生日などにはちょっぴり豪華な具材を使って、お気に入りのレシピで【ミートローフ】に挑戦してみませんか♪
ミートローフが気になった方は、是非こちらの記事もどうぞ。
華やかなのに気軽に作れるお肉料理が多数紹介されていますよ。
大人も子どももみんな大好きなハンバーグ。ご家庭で作る方も多いハンバーグですが、肉汁が溢れなかったり、焦げてしまったり、ソースが安定しないことありませんか?今回は、ハンバーグを上手に美味しく作るための基礎知識をはじめ、ソースのアレンジ、タネのアレンジ、そしてタネが残ったときのアイデアレシピまで、ハンバーグを完全マスターするためのレシピをご紹介していきます。
クリスマスのディナーに作りたい「ローストチキン」と「ローストビーフ」。難しそうに見えるけれど、食卓に登場したときの歓声や華やかさは、これらのメニューならではですよね♪今回は作り方が丁寧に紹介されている「ローストチキン」と「ローストビーフ」のレシピをご紹介します。作りやすい調理法や味付けなど、お好みのものを探してぜひ今年のクリスマスに挑戦してみてくださいね!
スーパーの精肉売り場で見かける大きな"かたまり肉"。なんとなく手がかかりそう…と思って敬遠していませんか?でも、調味料に漬けて一晩寝かせるだけなど、味付けは至ってシンプル。じっくり味の染み込んだ美味しいメイン料理が出来ますよ♪豚・牛・鶏を使ったおすすめレシピをご紹介します。
こちらの記事で素敵な画像をお貸しいただきました。ありがとうございました。
日本では、あまり馴染みのない「ミートローフ」。もともとドイツ発祥のお料理で、ヨーロッパからの移民達によってアメリカに伝わった、古くから食べられているアメリカの家庭料理です。