焼き料理に見えるかもしれませんが、実は煮る料理なんです！オイルに浸してから低い温度でじっくりと煮るため、肉汁を逃すことなくジューシーな仕上がりになります。

保存方法が発達した現在でも調理法として定番となっているコンフィは、調理工程も難しくないので自宅で作る人も増えてきているようです。

コンフィはワインやスパークリングワインとの相性抜群！ホームパーティーやおもてなしに出せば、喜ばれること間違いなしのコンフィ。今回は基本の調理法と色々なコンフィレシピをご紹介したいと思います。

まずは材料から。コンフィはオイルで煮る調理法ですので油にはこだわりましょう。上質なオリーブオイルやラードが一般的です。そして、味をしっかりとつけるために、塩とハーブを準備します。

コンフィは保存のきく料理です。食べきれず保存したい時のために、密封できるびんを用意しておきましょう。

1.食材に塩をすりこんだらハーブと一緒に密閉袋へ。（密封袋がない場合はラップで包む）そのまま冷蔵庫で3時間～半日寝かせる。
2. 大きめの鍋に食材を入れ、浸るほどたっぷりと油を注ぐ。
3. 弱火～中火にかけ、温度が高くなりすぎないように80度前後を保って2時間程煮込む。（見た目では確認しづらいので、温度計を使うことをおすすめします）
4. 煮込みが完了したら、そのまま置いて油を冷まします。

焼き目がなくてもOKな場合は上記の工程で完成です。こんがり焼き目を付けたい場合は油を引かずにフライパンを熱して、食材を入れて焦げ目がつくまで焼きます。

なんと炊飯器でもコンフィは作れちゃうんです。下味さえつければあとは、スイッチポンでできちゃうから初心者さんにもチャレンジしやすいですね。

1. 食材に塩をすりこんだらハーブと一緒に密閉袋へ入れ、そのまま冷蔵庫で3時間～半日寝かせる。
2. 炊飯器に70度ぐらいのお湯を3合分注ぐ。
3. 密閉袋の中に食材が浸るまでたっぷりと油を入れ、空気をしっかりと抜く。
4. 炊飯器に密閉袋ごと食材を入れたら保温スイッチを押し、3時間置いたら完成。

上記手順に加え、こちらも焼き目をつけたい方は、フライパンに食材を入れ焦げ目がつくまでやきましょう。

冷蔵庫で保存が効く砂肝のコンフィは、急な来客や、疲れた日の晩酌にぴったりのレシピです。ワインとの相性も抜群なので、お友達との持ち寄りパーティにも喜ばれそうですね。

ヘルシーで、むね肉にじっくり火を通すことでとっても柔らかくしっとりとした食感に作ることが出来る、鶏むね肉のコンフィ。そのまま食べてもパスタに絡めても◎ アレンジも多彩なレシピです。

柔らかでジューシーな鴨のコンフィがなんと炊飯器でできてしまうという画期的なレシピです。時間も短縮でき、火加減も気にせず作れるので、コンフィ初心者さんでも大丈夫♪お店みたいな完成度の炊飯器で作るコンフィ、ぜひTRYしてみてはいかがでしょうか？

しっとりやわらかな豚ヒレ肉のコンフィ。クミンを使ってスパイシーに仕上げ、ご飯のおともにも、お酒のおつまみにもピッタリな一品に。

スパークリングワインや白ワインにぴったりのサンマのコンフィです。じっくり火を通しているので身もほろほろでとっても美味しいですよ！

ねっとりした食感が癖になる、白子もコンフィにできます。コンフィにすることで約一週間保存が効くので、新鮮な白子がたくさん手に入ったときは是非試してみてくださいね。

ふっくらとした大きな牡蠣をコンフィに。プリップリでたまらない美味しさです。バゲットと一緒にワインのおつまみにも最適。オイルをたっぷり使ってパスタにするのもいいですね。

ビンチョウマグロを使った自家製のコンフィです。自家製ツナは市販のものよりねっとり濃厚でクセになる美味しさですよ。ぜひ試してみてくださいね。

流行のスキレットで作ってそのままテーブルに出せちゃう、ホクホクタイプの野菜たっぷりコンフィです。ローズマリーとガーリックをたっぷり効かせて召し上がってみてくださいね。

ワインのおつまみや口さびしい時に、ちょうどいいおつまみになる豆のコンフィ。そのまま食べるだけではなく、サラダにかけたり、パスタに和えたり、載せるだけでシンプルなお料理がレストランのように変身できるとっても便利な簡単レシピ。常備しておきたい万能レシピです。

甘くてジューシーなトマトをスキレットでコンフィに。ワインやシャンパンと一緒にどうぞ。

ビールのおつまみにピッタリな、そら豆のコンフィ。弱火でじっくり火を通すことで、皮ごとそのまま頂くことが出来ます。

いかがだったでしょうか？じっくりオイルで煮込むコンフィという調理法。様々な食材でアレンジ可能です。