冬が旬、長ネギを美味しく食べよう！
長ネギが風邪に効く理由とは？
消化促進、風邪、解熱、不眠症、頭痛、下痢、強壮、食欲増進などの効用があります。また、特有の刺激臭は、硫化アリルという成分で、これは白い部分（漢方では葱白という）にあり、消化吸収を助け、ビタミンＢ1の利用効果を高め、血行をよくし、殺菌作用を促す働きがあるのです。
硫化アリルは切って時間がたつと減少してしまうので、食べる直前に切って加えるのが最も効果的です。
薬味としても大活躍♪
薬味としても長ネギは活躍しますよね。切り方のコツや保存方法もチェックしておきましょう。
毎日でも食べたい長ネギのレシピ♪
素材を活かした小鉢レシピ
柔らかく煮たネギに粒マスタードで作ったソースをかけた、ちょっとおしゃれな煮物レシピ。白ワインビネガーとマスタードの酸味の効いたソースがネギの甘みを引き立てます。
レンジで調味液ごと加熱して作る、シンプルなマリネです。ネギの白い部分は加熱すると甘みが出て生とは違うとろとろの食感に。作り置けば重宝すること間違いなしのレシピです。
コンフィとはオイル煮のこと。こちらのレシピは水も加えてあっさりとしたコンフィに仕上げていますよ。仕上げにレモンと黒コショウを加えて、和風なイメージの長ネギをおしゃれな一品にしています。
食欲が進むおかずレシピ
体に優しい白身魚の蒸し料理。塩麹に漬けた鰆をたっぷりの長ネギと蒸すだけなので、とても簡単で美味しいレシピです。あっさりして旨味を逃さない蒸し料理なら、ネギも沢山食べられますね。
ネギを豚肉でくるくると巻いてフライパンで焼くネギ巻きのレシピ。ご飯が進みそうなおかずです！ 豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれていて、ネギを合わせて食べれば効果的に摂取することができますよ。
レトルトカレー・長ねぎ・卵の3つを使うだけで出来ちゃう簡単おかず。こんがり焼いて甘みを出した長ネギとカレー、とろとろの卵が混ざり合って絶妙な美味しさになります。忙しいときにもささっとオーブンで作れる、お役立ちの一品になりそうです。
パリパリの春巻きの皮の中に隠されているのは、なんとネギ入りのホワイトソースです。具材はネギだけですが、ホワイトソースにとろみと甘みが出て満足な美味しさに。はふはふ言いながら頂きたいですね！
心も体もほっこり、スープレシピ
キャセロールは、鍋で煮込む料理のこと。鶏もも肉と長ネギなどの野菜をスープで柔らかく煮込んで、熱々で頂きましょう♪ 煮込み時間も少なく、たっぷりの野菜も食べられる冬の食卓にぴったりのレシピです。
赤かぶもこれから美味しい旬の食材です。かぶと長ネギは、バターとオリーブオイルでゆっくりと炒めて甘みを引き出して。仕上げに冬にかけて美味しい旬の野菜、プチヴェール（芽キャベツとケールをかけあわせた葉野菜）を添えます。ピンク色の見た目もとても可愛い一品です。
長ネギとベーコンに、卵も入って優しい味に。更に生姜も入って温め効果が倍増です。朝食に是非食べたいスープです。
しっかり食べたい主食レシピ
ねぎが主役のねぎご飯。煮干し出汁で炊いたご飯とネギの相性が抜群です。ネギの白い部分は先に炊きこみ、青い部分はご飯を蒸らす時に加えるのが上手に火を通すポイントになります。ネギは青い部分もβカロテンなどの栄養価が高いので、捨てずに丸ごと味わってみてください。
昆布で出汁をひいたあっさり味のうどんですが、ネギをたっぷりと入れるのがポイント。ネギの旨味がしっかり味わえます。生姜も入れて体の芯から温まれるレシピです。
冷蔵庫に何にもない！という日でも、ネギさえあれば立派な一品が出来ちゃいますよ。ご飯に長ネギをごま油で炒めて混ぜ込み、更にフライパンでこんがり焼き目をつけた焼きおにぎり。香ばしい香りが食欲をそそります！
ネギはパスタともよく合います。こちらはぺペロンチーノをネギとサーモンで和風にアレンジしたレシピ。焼いたネギの香ばしさとサーモンがベストマッチです。お好みですだちなどを絞って召し上がれ。
冬の元気は長ネギから！
こちらは貝柱とあわせて土鍋で炊き込むネギご飯！
写真は、作り置きして毎日いただきたい長ネギ（白ネギ）のマリネ。
これから美味しい冬野菜の代表といえば「長ネギ」ですね。食卓では脇役的な扱いの多いネギですが、甘みを増した旬の長ネギはとっても美味しいものです。一方で、ネギは昔から風邪に効くとも言われています。