ゆずの皮に含まれるビタミンCは、レモンの2倍。果肉に含まれるクエン酸は、みかんの3倍。ということは、ゆずの「皮」も「果肉（果汁）」も使うのがポイントなのですね。ゆずをまるごと使う塩ゆずなら、そんなゆずの栄養をたっぷりいただけますよ。

毎日の食卓でゆずの栄養を取り入れたいときにおすすめなのが塩ゆず。塩とゆずを混ぜ合わせた調味料です。

作り方は簡単。塩レモンをつくるのと同じ要領で、瓶に塩とゆずを交互に入れて時間を置くだけです。ゆずの重量に対して10％～20％の粗塩を使いますが、適宜お好みの塩分量に調整してみてくださいね。

塩ゆずは一度作ってしまえば何かと使えてとっても便利◎。香り豊かな塩ゆずは、和食にも洋食にもよく合うのでレシピの幅も広がります。

鍋のおともに使ったり、炒め物の味付けに加えてみたり…。焼き魚に添える大根おろしに混ぜる、納豆に混ぜる、パスタに絡める、なども簡単でおススメです。和風だしに溶いてゆず風味だしにするのも◎。うどんやにゅうめんにもよく合います。

フードプロセッサーでペースト状にしても◎。

一回ずつゆずの切り方を変えるのもいいですが、一つの瓶に2種類の切り方をしたゆずを入れるのも変化があっておすすめ。見た目にも楽しいですよね。

塩ゆずの簡単アレンジとしておすすめがこちら。基本の塩ゆずに粉唐辛子を混ぜるだけで出来上がりです。鍋やおでんはもちろん、焼き鳥や焼肉に添えてもおいしいですよ。

もしご自宅にヨーグルトメーカーがあるという方は、塩ゆず作りにも使ってみてください。時短が叶うだけでなく、味もよりまろやかになります。

自家製塩ゆずで自家製のお漬物って、なんだか優しい気持ちになりますね。箸休めにおススメの香り豊かなお漬物をどうぞ。

こちらも隙間時間にぱぱっと作れる白菜の浅漬け。ゆずの風味が爽やかです。塩ゆずはあえて控えめに使用したレシピになっているので、もし食べるときに少し味が薄いなと感じたら、お好みで醤油をかけてくださいね。

ホイル焼きは、中までほくほくとした食感を楽しめるレシピですよね。もちろん旬の白身魚を使ってもいいですし、定番の鮭のホイル焼きをゆず風味でいただくのもおすすめ♪

ゆずの爽やかな香りが漂います。塩ゆずに十分味がしみ込んでいますので、しょうゆなしでも美味しくいただけますよ。

こちらは、ペースト状の塩ゆずと白ごまをごはんに混ぜておにぎりにして、大葉と豚肉で巻いたおにぎり。ゆずの爽やかな香りと塩加減が絶妙です。朝ごはんにもいいですが、見た目も華やかなのでお弁当にもぴったりな一品に。

刻んだゆず塩の味や香りがしみ込んで、ゆずの香りで食欲増進しそうですね。食べたときにもジュワっと広がり、五感で味わえるおかずです。

こちらは塩ゆずとすしのこを使ったピクルス。野菜はザクザクと好きなように切ればOK。味加減も、お好みで簡単にアレンジできるのもうれしいですね。

刻んだ塩ゆずを鶏肉にすりこみ、一晩寝かせてこんがり焼けば、風味豊かなグリルチキンに。サラダとの相性も良く、箸が進みそうですね。

たたいてのばした鶏のささみに塩ゆずをすり込み、休ませてから焼いたヘルシーな朝ごはん。薄く伸ばしているので、調理時間が短いのも嬉しいですね。

火が通りやすいようにスライスしたチキンに、千切りにした塩ゆずなどをもみこみ寝かせてソテー。ご飯にも、おつまみにも◎

少し意外かもしれませんが、塩ゆずはスイーツにも使えます！切り餅にあんこを挟んで焼くだけのあんこサンド餅に、塩ゆずを加えるとぐっと美味しさがアップします。