香味野菜の特徴、ちゃんと知ってる?
今回は香味野菜の中でも、ポピュラーな、しそ、生姜、にんにく、みょうが、長ネギ、三つ葉、パセリ、パクチーをピックアップしてみたいと思います。
香味野菜の効果効能、また香味野菜を使ったレシピなども合わせて紹介していきますので、食欲がないという時や、夏バテ対策にも、ぜひぜひ参考にしてみてください♪
紫蘇(しそ)
独特の味と香りで、料理を引き立ててくれるしそ。いろいろな料理に使えて便利ですよね。殺菌効果や防腐効果もあるようなので夏の食材との相性も抜群ですね。
しそ(シソ)は、古くから薬効があるとして重宝されてきた野菜で、ビタミンA、ビタミンC、ミネラルなども豊富で栄養的にもばっちりの野菜です。食欲を高めたり、貧血を予防したり、精神を安定させたりするという効果もあり、がんの予防にも効果が高いと言われています。
長芋の梅肉大葉巻き
焼きトマトの大葉パン粉焼き
生姜
体を温める効果がある生姜。女性には強い味方とされてきた香味野菜のひとつです。お魚の臭みを消してくれたりもしますよね。常備しておきたい香味野菜です。
生姜にはビタミンB1、B2、ビタミンC鉄分、カロチン、カリウム、カルシウムが主に含まれています。また辛味成分、精油成分であるジンゲロールが含まれていて、このジンゲロールの効果が生姜の効果の中心成分です。冷え性、風邪の初期症状の緩和(咳、喉の痛み)鎮痛、潰瘍・腫瘍の治療、吐き気の緩和、便秘解消、むくみ防止、消臭などの効果が考えられています。
ジンジャーソースが決め手!豚の生姜焼き
ジンジャーレモンアイスティー/ジンジャーレモンソーダ
にんにく
スタミナ効果があるといわれているにんにく。食欲をそそるにんにくの香りは、食べた後、においが気になりますが、効果や効能が高く、にんにく好きの人も多いですよね。
・免疫系を刺激する
・抗酸化物質として作用する
・血清コレステロールを下げる
・消化を助ける
・血管壁を拡張することにより血圧を下げる
・血小板凝集を阻害することにより血液をサラサラにして、血液凝固と心臓発作の危険性を減少させる
ガーリックライス
ニンニクみそトンカツ
茗荷(みょうが)
独特な香りが、お料理をさっぱりとした味わいにしてくれるミョウガ。冷奴や、お蕎麦の薬味など、夏の食材と相性がいい事で知られています。
頭がスッキリするのは、ミョウガに含まれるアルファピネンという香り成分の働き。このアルファピネンはヒノキの香りにも含まれおり、リラックスしながら血の巡りを良くするという効果があります。また、アルファピネンには食欲増進や身体を温めながら、溜まった熱を排出するデトックス効果もあると言われており、冷房で冷え過ぎた身体にピッタリの食材と言えそうです。
豚肉のミョウガ巻
野菜の浅漬け
長ネギ
鍋料理には欠かせない長ネギ。長ネギも生姜と同様に体を温める効果があり、風邪を治すのに効果的と言われています。
長ネギの薬効はいろいろありますが、民間療法として最も良く知られているのは、風邪薬としての効能です。昔は、風邪をひいたらネギ湯を飲めといわれたほどで、風邪の妙薬として用いられていました。長ネギが風邪に効く理由は、体を温める効果があるからです。白い部分を細かく刻んで、みそ少々と、生姜をすりおろしたものを少量まぜて、熱湯で溶いて飲みます。体が芯から温まると同時に発汗が促されて、熱も下がります。
ピリ辛ねぎチャーシュー
ネギ塩の冷や奴
三つ葉
さわやかな香りが特徴的な三つ葉。お吸い物や丼などの彩りとしてよく使われますね。三つ葉の香り成分には、ストレスや睡眠などにも効果があるとされています。
みつばの香りの成分は、クリプトテーネンとミツバエンというものです。これは、神経を静めてストレスや不眠症を解消したり、食欲増進の効果があるようです。緑の濃い糸みつばは、ビタミンAが豊富に含まれており、目や皮膚の粘膜を保護します。そして、視力低下や肌のトラブルに有効です。鎮静効果があるので、不眠症やイライラの解消に良いようです。
そして、みつばは鉄分が多いので、ヘモグロビンが増え、貧血も改善されると言われています。
また、肝臓で出来た胆汁を腸に送る力を増強しますので、肝臓にも良い食品ですね。
じゃこと三つ葉の和風カルボナーラうどん
とても簡単な混ぜるだけのレシピ。じゃこと相性抜群の三つ葉は、香りが効いていて美味しいこと間違いなしですね!
エビとミツバのかき揚げ
ミツバのふんわりかきたま汁
パセリ
脇役として使われることが多いパセリ。食べずに捨ててしまうこともあるのではないでしょうか?しかし、パセリには生理不順を治してくれる、なんていう女性に嬉しい効果や口臭予防の効果もあるそうです。
パセリには、ビタミンA、B、C、鉄分、カルシウム、フラボノイド、ミネラル(鉄、マンガン)を含んでおり、特にβーカロテンが豊富に含まれております。βーカロテンの効果は、抗酸化作用があり、免疫力強化、ガン予防、体内のサビ化防止、老化防止、アンチエイジングに効果的であります。
パセリとアボカドの美肌冷製パスタ
蒸しれんこんのホットパセリサラダ
パクチー
タイ料理のハーブとして有名なパクチー。英名ではコリアンダーと言います。独特の味で好き嫌いがはっきりと分かれますよね。好きな人は大好き!嫌いな人は全く食べられない…なんて事も。エスニック料理に良く合います。パクチーにはデトックスとアンチエイジングという嬉しい効果もあるそうです。
パクチーの葉に含まれるβカロテンには抗酸化作用がありガンの予防や肝機能の回復、アンチエイジングにも効果を発揮します、ビタミン類のほかにカルシウムや鉄分を豊富に含んでおりデトックス効果や美肌効果も期待できます。直接食べずにパクチーの汁で口をゆすぐことにより口内炎の緩和や消臭効果で加齢臭の改善や予防になどの効能もあります。
ひよこ豆のエスニックサラダ
パクチーソース
いかがでしたか?
いかがでしたか?今回は香味野菜を使ったレシピをご紹介しました。いつもは脇役の香味野菜だけど、いろいろな効果や効能があることがわかりましたよね。お料理をより一層引き立てるために、香味野菜を使ったメニューを試してみてくださいね!
味を引き立てるために、料理に添えたり調理で加えたりする香味野菜。香味野菜が添えられている事で食欲増進したり、お料理の味が引き立ったりしますよね。