おうちの観葉植物の元気を取り戻そう!
植物の元気がない原因は?
そして日光同様に欠かせないのが、お水。毎日必ずあげる必要はありませんが、土の表面が乾いてきたらお水をあげるのが基本ですね。
土からの水だけじゃ足りないのかも
とは言え、水やりも日光浴も十分なはずなのに、元気がない...なんて経験されたことありませんか?もしかするとそれは、土からの水分だけでは植物が十分に潤っていないのかもしれません。多くの植物は、葉っぱからも空気中の水分を吸収することができます。どうしても乾燥しがちの室内、そこで「葉水」が活躍してくれるんです。
植物に潤いを与える「葉水」
葉水とは?
「葉水」とは文字通り、葉っぱに水を直接吹きかける方法。観葉植物の様に室内では、霧吹きで葉っぱにお水をあげることで、植物に潤いを与えてあげます。霧吹きは出来るだけ細かな霧が出るタイプがおすすめ。葉っぱに水滴が溜まるほどに濡らすのではなく、湿らすイメージで十分です。
霧吹きするお水の温度の基本は、常温。冷たすぎるお水は、逆に葉っぱがストレスを感じてしまうこともあるそうです。霧吹きにあらかじめお水を入れて置いておくと、使う時には常温になっているので便利ですね。
お庭の植物にも
お庭の植物にも葉水は効果的です。お外の植物には、ホースなどののシャワーで一気にあげて大丈夫なので、水やりの際に地面だけではなく、葉っぱにもお水をかけてあげましょう。
葉水の嬉しい効果とは?
瑞々しい葉っぱに
葉水をあげることで、瑞々しい綺麗な緑を保つ事ができます。植物自体は元気そうでも、葉の色が薄くなってしまった時などは、日光と同時に葉水での水分補給をプラスしてあげると良いかもしれません。
虫がつきにくくなる
ホコリがたまらなくなる
葉水をあげるタイミング
お庭の水やりを早朝行うことが多い様に、葉水も気温が上がり過ぎる前の朝がおすすめ。特に、エアコンなどで空気が乾燥している時には、回数を増やしてあげても良いかもしれません。逆に、加湿器などをつけお部屋の湿度が高い時には、あまり必要ない場合も。あげすぎると、カビなどの原因にもなるので注意してくださいね。
葉水が必要な植物といらない植物
もうお気づきかもしれませんが、もともと乾燥した地域に生息する多肉植物は、葉水を必要としません。とは言え、ホコリがつもっていては見た目も綺麗ではないので、拭けそうな多肉植物は割りばしなどにキッチンペーパーなどを巻いた棒か、軍手などでサッと拭き取ってあげてくださいね。
機能的で見た目も素敵な『霧吹き』
植物をたくさん育てている方には、大容量のタイプがおすすめ。何度も水の補充が必要だとめんどくさくなってしまう作業も、これなら効率的にこなせそうですね。
植物が成長したり元気な状態をキープするには、お水と日光が欠かせません。特にお部屋の中の観葉植物は日光が不足しがち。窓際に置いてあげるのはもちろん、時間に余裕がある休日などには、数時間だけでも良いのでお外に出してあげると効果的です。