フランス・アルザス地方生まれの調理器具メーカー「STAUB（ストウブ）」の、鋳物ホーロー製調理鍋。本国フランスでは、一般の家庭はもちろん、特にプロの料理人に愛用者が多いのだそうです。

ストウブの鋳物ホーロー鍋シリーズには、「ピコ・ココット ラウンド」、「ピコ・ココット オーバル」、ピコ・ココットよりも浅めの「シャロー」などがあります。その美しいフォルムも魅力の1つです。サイズも用途に合わせて選べます。

さらに、お料理が映えるシックなブラックやグレー、深い色合いが美しいレッドやブルーなど、カラーバリエーションも豊富です。自分に合ったサイズやカラーをじっくり探したいですね。

ストウブの鋳物ホーロー鍋は、ひとつの鍋にひとつの砂型を使って手作りされます。鋳物なので重さはありますが、保温性・熱伝導率がともに高いため、IHを含めどんな熱源でも調理ができ、保冷性能も高いので冷蔵庫でも保存できます。さらに、お鍋の内側に施された独自の加工のおかげで、焦げ付きにくく洗いやすいというメリットも。

調理時に水を加えず、食材に含まれている水分だけで調理をする「無水調理」が可能なのも大きな特徴です。

食材から出た水分が重いふたの裏側の突起（ピコ）を伝って再び食材にまんべんなく落ちていく、ストウブ独自の「セルフ・ベイスティング・システム」というしくみで、調理の際に香りや風味、栄養を逃しにくく、食材の旨味が引き出されやすくなっています。

ゴボウとひじきの炊き込みごはん。ストウブの鋳物ホーロー鍋なら、調理中に蒸気を循環させて旨味をじっくりと引き出してくれます。主役のごちそうになる美味しいごはんを鍋ごと食卓へ運んで、みんなでワイワイといただきたいですね。

おでんも、ストウブのお鍋で作るとうまみたっぷりに。食卓でも存在感を発揮します。

ストウブで作ったローストポークに自家製パンを添えたおもてなしメニューです。

冬の季節は、根菜の煮込み料理があったまりますね。こちらのレシピでは、鶏のもも肉と根菜類を、イタリア風にニンニク、唐辛子、赤ワインで煮込んでいます。煮込む前にオリーブオイルで鶏肉をしっかり焼き、オイルに鶏のうまみを染み込ませています。

こちらは、大根と下仁田葱と鶏ひき肉の煮物です。鶏肉と下仁田葱を炒めたら、大根と醤油以外の調味料を加え蒸し煮にし、最後に醤油と舞茸を加えて煮込みます。味を染み込ませるため、大根が柔らかくなったら一旦冷まします。無水調理なので、大根と下仁田葱の甘みやうまみが感じられますね。

カスレとは、フランスの豆の煮込み料理。白インゲン豆、豚肉、根菜などの野菜、ソーセージを、トマトをベースとしてじっくり煮込み、最後にパン粉とパルメジャーノをかけて鍋のままオーブンで焼きます。野菜がたっぷりなのでヘルシーですし、それぞれの具からのうまみも感じられるスープです。最後にオーブンで焼くことで香ばしさが加わるのもいいですね！オーブンに鍋ごと入れられるのも、ストウブ鍋の魅力のひとつです。

オリーブオイルを熱したストウブ鍋に、じゃがいも・にんじん・ローズマリー・ローリエを入れて塩をふり、ふたをして蒸し焼きにします。シンプルなレシピですが、ほくほくのじゃがいもがとても美味しそうです。

ストウブが得意なのは、煮込み料理ばかりではないんです。パンやお菓子もふっくら美味しくなりますよ。こちらでご紹介するのは、「捏ねないパン」のレシピです。材料は、準強力粉、塩、イースト、水のみ。材料をゴムベラでさくっと混ぜ、一晩ほどかけて冷蔵で一次発酵させ、生地をストウブ鍋に入れたあとに二次発酵して焼き上げています。

ストウブのお鍋と、それを活用したレシピなどについてご紹介しました。ひとつあればきっと料理の幅が広がるストウブのお鍋、あなたも取り入れてみませんか。