馬毛は柔らかいうえ適度な弾力があり、ホーロー鍋を傷つけることなく洗い上げることができます。

ストウブは、フランス・アルザス地方生まれの鋳物ホーロー鍋のブランド。星つきのレストランから一般家庭まで、世界中で愛されています。黒やグレーをメインに、シックで落ち着いたカラーリングのアイテムがそろっています。

ストウブの一番の特徴といえば、鍋の裏についた「ピコ」と呼ばれる小さな突起。食材から出た水分が蒸気となり、この突起を伝って水滴となって再び食材の上に満遍なく降り注ぎます。鍋の中で水分が絶え間なく循環することで 、味ムラができず、ジューシーでふっくらとした仕上がりに。さらに、食材の味と香りが閉じ込められる効果もあります。

ストウブの中で最もベーシックなお鍋となる「ココット ラウンド」は、円形の鋳物ホーロー鍋。シンプルすぎないデザインと、蓋のゴールドのつまみがクラシカルで高級感満点。使い勝手の良いラウンド型で、長く愛用できます。

サイズは、18cm、20cm、22cm、24cmの4サイズ。色はブラックとグレーがあります。

ごはんをおいしく炊くためだけに開発されたお鍋。「ピコ・ココット」の平らな蓋とは違い、ドーム状の蓋が採用されています。「ピコ」よりも長めの「システラ」という突起を蓋裏につけることで、より多くの滴がお鍋の中に落ち、お米がふっくらツヤツヤに炊き上がります。

もちろん、煮込み料理など他の料理を作る際に使ってもOK。ホーロー素材ならニオイが残らず、次にお米を炊いたときに気になることがありません。

１合のお米が炊けるSサイズと、２〜3合用のMサイズがあります。

人気ブランド「minä perhonen」とコラボしたココットが登場。蓋に描かれているのは、海藻がゆらめく海の中で魚たちがゆったりと回遊している景色。神秘的な海がもたらす豊かさと穏やかさが表現されています。

万能に使える20cmのココットの他、大きめのお魚も丸々入る23cmのオーバル、食卓のサーブにもぴったりな20cmのホットプレート ラウンドの3種類がラインナップ。どの形もリネンとユーカリの2色展開です。

オレンジを代表に、ピンクやイエローなど、南仏の風景を連想させるカラーリングが人気のル・クルーゼのお鍋たち。フランスの小さな村フレノワ・ル・グランで1925年に生まれたル・クルーゼは、100年近く伝統の製法を守りながら、職人の手で1つ1つ見た目にも美しく、機能的なお鍋を作り続けています。

これまでは鋳物ホーローのイメージが強かったのですが、最近では鋼板ホーローのアイテムも展開中。こちらのアイテムも、色選びに困ってしまうほどカラバリが豊富です。

ル・クルーゼのお鍋のおいしさの秘密の1つは、ドーム型の蓋にあります。こんもりと盛り上がった蓋が効率よく熱をまわしてくれ、食材が内側からゆっくりと加熱されます。さらに、蒸気がしっかり食材を包み込み、均一にじっくり加熱。野菜はさらに甘く、肉や魚はふっくら柔らかに仕上げてくれます。

また、蓋とお鍋の間にできるわずかな隙間もお料理をおいしく仕上げる秘密。完全に密閉するよりも、蒸気が隙間からゆっくりと逃げていくことで旨味が凝縮します。

独自のスチームコントロール機能で、素材の雑味は逃しながら、旨味と栄養をしっかり閉じ込めてくれる鋳物ホーロー鍋。

20cmは、2〜4人分の料理を作ったり、３合のお米を炊くのに最適なサイズです。

色は、ホワイトやグリーン、ブルー、イエロー、オレンジ、レッドなど全9色展開。色選びに迷ったら、まずは定番人気のチェリーレッドがおすすめです。

日本の土鍋にヒントを得て、フランスの職人とともに日本のライフスタイルに合うように開発されたお鍋です。

深さがあるので、炊き込みご飯や煮物、煮込み料理はもちろん、少量の揚げ物やパン作りもできます。お米なら３合も炊けるしっかり容量。

すっきりコンパクトな作りで収納に場所にも困りません。

熱伝導が早く軽量なカーボン（鋼板）スチールに、「ル・クルーゼ」の象徴的なカラーのエナメル加工を施したソースパンです。ミルクを沸かしたり、スープやお味噌汁作るのはもちろん、一人分のパスタを茹でるのにも使える便利なサイズです。

チェリーレッド、ブルー、ピンク、オレンジの色展開。どれも料理時間が楽しくなる明るい色ばかりです。

名古屋にある精密部品を製造する町工場がその鋳物技術を生かし、3年の年月をかけて開発した鋳物ホーロー鍋が「バーミキュラ」。一貫してメイドイン・ジャパンにこだわり、ものづくりをしているブランドです。

最大の特長は、日本の職人技により100分の1ミリの精度で調整され、鋳物ホーロー鍋としては例を見ないほどフタと本体ピッタリと合って機密性が高いこと。これにより熱伝導と遠赤外線加熱、蒸気対流という3つの熱の伝わり方がコントロールされ、食材の味が引き出されます。

お鍋の内側にも料理をおいしく仕上げる技術がたくさん。

蓋の淵がはなめらかな流線型を描いた形状になっていることで、素材の旨味を含んだ蒸気が効果的に循環されます。また、鍋底に設けられた凹凸が食材を点で支えることで食材を加熱しすぎません。

バーミキュラのお鍋が1つあれば、無水調理、炊飯、ロースト、スチームの調理が可能です。

高い密閉性があるため、切った野菜やお肉を入れて火にかけるだけで、煮込み料理やスープが簡単においしくできあがります。水を１滴も使わずに調理ができるから、素材の味が凝縮しておいしく仕上がります。

本体と蓋の両方についたダブルハンドルで、鋳物ホーロー鍋独特な重みを感じづらく、デイリーに使いやすくなっています。

サイズは22cmの他、14cm、18cm、26cmも用意。マットブラックやパールブラウンといった落ち着いた色から、パールピンクやパールグリーンのかわいらしい色までそろっています。

上記の「オープンポットラウンド」と同じ仕様ですが、浅底になったお鍋です。ネーミング通りすき焼きや、テーブルを囲んだお鍋料理、パエリアなどの料理に向いています。

2023年10月に発売された「オープンポット2」は、無水調理を可能にする高い機密性はそのままに、食材の余分な水分を瞬間的に蒸発させ、旨味を凝縮する機能を新採用して大幅な加熱時間の短縮に成功したモデルです。

極限まで薄く作られているため、従来モデルよりも30%もの軽量化に成功。鋳物ホーロー鍋にありがちな重さを感じることが少なく、扱いやすさも格段にアップしています。

国内で唯一、ホーロー作りの全ての工程を自社で一貫して生産している老舗メーカーです。シンプルでクリーンな保存容器「ホワイトシリーズ」のほか、乳白色で温もりを感じるデザインのお鍋やケトル、バットなど、豊富な商品ラインナップで人気です。

１〜2人分のお鍋やうどんを作るのに最適なサイズ感の鋼板ホーロー鍋です。

しっかりと厚みがあり熱を食材に優しく伝えてくれるので鍋料理や煮込み料理にぴったり。IHコンロはもちろん、オーブンやトースターでも使える優れものです。

色は「野田琺瑯」らしいホワイトと、シックなブラックの2色があります。

「POCHKA（ポーチカ）」とはロシア語でつぼみの意味があり、つぼみのようなぽってりとした形が愛らしいお鍋です。

12cmのミルクパンは、紅茶やコーヒー1杯分のお湯を沸かしたり、少量のお野菜を茹でたり、赤ちゃんの離乳食づくりにもぴったり。

左右両サイドに注ぎ口がついていて、利き手を選ばずに使えます。

220ml容量のこの鍋は、コップ１杯分のお湯を沸かしたいときにぴったり。その他にもゆで卵を作ったり、離乳食作りに最適なコンパクトなサイズ感です。

お鍋としてはもちろん、ドレッシングを作ってそのまま食卓に出したりする際にも活躍してくれそうです。

デンマーク生まれの「DANSK」は、北欧らしい色合いとデザインが魅力のブランド。

Jens H.Quistgaard氏がデザインし、1956年に発売された「Kobenstyle（コベンスタイル）」は、コレクターが出現するほどの人気シリーズです。2012年に復刻版として販売がスタートし、現在も世界中に根強いファンがいます。

「DANSK」は鋼板ホーローのため軽くて使いやすいところも魅力。さらに、オープン、電子レンジ、食洗機にも対応しているのが嬉しいポイント。

特徴的な蓋部分のクロスの持ち手のおかげで鍋を重ねて収納できますし、鍋敷としても活躍。持ち手を取り外すことができてコンパクトに収納することもできます。

コロンとかわいいフォルムと、ふっくらとしたチーク材の持ち手がキュートなバターウォーマーです。

560mlが入る容量で、一人分のスープを作ってお鍋のまま食卓でいただいても素敵。その他、ゆで卵やソース作り、少量の野菜をゆでたりする際に活躍してくれそうです。

1.6mmの分厚い素地と、内外部をカバーした熱伝導率の低いホーロー層が熱を閉じ込めてくれます。重い蓋が重しとなり、蒸気を逃しにくくして素材本来の味を引き出してくれます。

特徴的な十字のつまみがついた蓋は、上にお鍋を置いて鍋敷として使うことも可能。ちょっとしたことですが、使いやすいアイデアがつまっています。

富士ホーローは1947年創業の国内最大級の老舗琺瑯製造メーカーで、家庭用キッチン用品を中心に、建設資材・工業部品など、琺瑯製品の製造を幅広く製造を手がけています。

シンプルなアイテムもありますが、遊び心あるデザインが豊富なのが魅力。1970年代に大人気だったシリーズの図案を復刻したモデルやキャラクターコラボなど、他にはない可愛いデザインが見つかります。

創業75周年を記念して、1970年代に販売していた柄を復刻した昭和レトロなシリーズ「メモリーズ」。中でも一番人気はサンフラワー柄のキャセロールです。ポップで可愛いひまわりが咲き誇り、使うたびに気分が明るくなります。

キャセロールの他、同じ柄のソースパンやミルクパン、ケトル、容器などもラインナップ。昭和レトロ好きにはたまらないシリーズです。

「富士ホーロー」とミッフィーがコラボレーション。白いお鍋にミッフィーの顔だけが描かれていて、機能的なのになんともいえない可愛らしさがあります。アイテムにより表情が違っていて、思わずコレクションしたくなってしまいそう。ミッフィーの他に、お友だちのボリスの顔が描かれたシリーズもあります。

見た目にこだわったアイテムだけでなく、機能的な鍋が揃っているのも「富士ホーロー」の最大の特長です。

写真は、１つで茹でる、煮る、蒸す、揚げると、さまざまな調理法ができる万能多機能鍋。いろいろな調理に挑戦したいけれど、鍋を収納するスペースがない人、料理初心者におすすめです。

WMF（ヴェーエムエフ）は1853年にドイツで創業したキッチン＆テーブルウエアのブランドです。当初は銀食器などを作っていましたが、1927年には世界で初めて圧力鍋の開発に成功した他、2018年には天然鉱石から生まれたミネラル素材「フュージョンテック」を開発。伝統的な技術をいかしながら、常に革新に満ちたものづくりをしています。

2018年に開発された「フュージョンテック」は、ガラスやセラミックなど厳選された30種類以上の天然鉱物を1300℃で融解して作られた独自のミネラル素材。そのミネラル素材を鋼板に塗布して860℃の高熱で結合させて一層構造にさせているため、高温や衝撃に強く、非常に丈夫で傷つきにくく、欠けにくいという特長があります。

ガラス・セラミックが含まれるため遠赤外線効果が高く、料理が美味しく仕上がるうえ、食材に早く熱が伝わりって蓄熱性も高いので味がしっかり浸み込みます。

まず１つ目に買うのなら、茹でる、煮込む、炒めるとマルチに活躍する「ローキャセロール」を選ぶといいでしょう。２０cmと24cmの2サイズがありますが、長く使うことを考えると大きめの24cmがおすすめです。

色は写真のダークブラス、シルバーに似たプラチナム、赤みのあるローズクォーツの3色があり、どれも高級感あり。料理好きな方の贈り物にしても喜ばれるはず。

コンパクトな形と場所を取らないハンドルの形が特徴の「マルチポット」は、炊く・煮る・沸かす・揚げる・焼く・炒めるといった調理はもちろん、ホーロー鍋のメリットでもある保存にも優れたモデルです。

コンパクトなうえフチやハンドルは錆びにくく丈夫なため、食洗機で丸洗いもOK。１つ持っていると必ず役に立つはず。

おしゃれなホットプレートが大ヒットしたライフスタイルブランド「BRUNO」のホーロー鍋は、今までにないデザインとニュアンスのある色合で大人気。使い勝手の良さをしっかりキープしながら、「BRUNO」らしいナチュラルでおしゃれなデザインに仕上がっています。

ケトルや容器などのラインナップもあり、シリーズでそろえばキッチンがおしゃれになりそうです。

ペールトーンと丸みを帯びたシルエットが可愛い鋳物ホーロー鍋です。蓋の裏には突起があり、鍋内の水分を循環させてくれるので無水調理にぴったり。蓋を外せはオーブンでも使用でき、お料理のレパートリーが広がりそうです。

こんなに可愛いデザインなのに、鋳物ホーローにしては比較的リーズナブルなところも魅力。

少量の食材を茹でたり、2〜3人分のスープを作るのに最適な16cmの鋼板ホーロー片手鍋です。握りやすい長めのハンドルと蓋のつまみには天然の木材を使用していて、ナチュラル可愛い印象に。

丈夫で軽いため、デイリー使いはもちろんグランピングやキャンプなどアウトドアシーンにも最適です。

熱伝導が良く、ガラスでコーティングされて汚れが落としやすいホーローは、揚げもの用の鍋にぴったり。

外側はおしゃれな色ですが、油の状況や揚がり具合がひと目でわかるように内側は白色になっています。油の飛び散りを防ぐガードは取り外しでき、揚げもの以外の調理だってお手の物。油の温度がすぐにわかる温度計もセットになっています。

色はグレージュとブルーグリーンの２色展開です。

料理がおいしくできることが魅力の鋳物ホーロー鍋ですが、唯一のデメリットが重いこと。そのせいで扱いづらく、持っているけれど使わなくなってしまった……という声もよく耳にします。そんな鋳物ホーロー鍋の欠点を解消したのが「UNILLOY」。

「UNILLOY」を作る会社は、江戸時代から鋳物製造が盛んな新潟県三条市にあります。長年培われてきた技術を使い、使いやすさをとことん追求して生まれたブランドです。

一般的な鋳物ホーロー鍋の厚さは4〜5mmですが、「UNILLOY」の鍋はわずか2mm。薄いにもかかわらず、高い技術で鍋内の温度はしっかりキープしてくれます。薄いおかげで他ブランドの22cmサイズの鋳物ホーロー鍋と比べて0.8〜1.4kgほど軽く、苦にならず使えます。また、一気に加熱でき揚げものがカラッと揚がります。

色は写真のくちなしの他、卯の花（ホワイト）、くろがね（ブラック）、藍（ネイビー）、うすにび（ライトグレー）と、日本らしい名前がつけられているのも素敵。

「365methods（サンロクゴ・メソッド）」は、365日、毎日をちょっとアップデートする暮らしのツールを展開するブランドです。キッチンツールだけでなく、調味料やエプロン、バッグなど、生活に潤いを与えてくれる素敵なデザインのアイテムが揃っています。

「365methods」のホーロー鍋は「富士ホーロー」がOEMで作っているため品質に間違いはなし。そのうえ、「富士ホーロー」とはまた少し違った雰囲気のデザインが楽しめるところがポイントです。

「365 methods」のホーロー鍋は、ブランドを象徴するアイコン的存在。シンプルでありながら、今までのホーロー鍋にはない直線的なシルエットがスタイリッシュで印象的です。

写真のカフェオレ（ベージュ）とホワイト、イエローの3色があります。