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薬草魔女とは、16~17世紀に実在した、薬草を使って人々を助けてきた女性たちのこと。エビデンスがなかった当時は「怪しい存在」とされ、女性が活躍することへの社会的弾圧から処刑されてしまった悲しい歴史があります。時は流れ、あらゆる植物が研究され、自然療法が見直される時代となりました。魔女たちが実践していたナチュラルな方法で、癒しの生活を送ってみましょう。
薬草魔女たちは治療や健康に欠かせないハーブを自宅の周りで育てていました。育てたハーブは、アルコールに長時間つけ、チンキ剤という薬を作ったり、お湯と一緒に煮て飲んだり、植物油と混ぜて軟膏にするなどあらゆる使い方をしていました。
人里離れた場所に住む魔女たちは、早朝から森の中を歩き、あらゆる薬草を探しにいきます。森は薬草の宝庫。珍しいものから旬なものまでさまざまな植物に出会うことができます。病気に侵された患者がいれば、必要なハーブを探しにすぐ出かけていました。毎日触れる植物や空気、動物から、一番パワーをもらっていたのは、彼女たちだったのかもしれません。
魔女の元へは、お忍びで患者が集まっていました。まだあらゆる病気が解明されていない時代なので、あらゆるハーブを使って、治療や消毒をし、癒しを施していたのです。修道院でもハーブを栽培していましたが、魔女たちは町の秘密の診療所として、人には言えない悩みなどもすべて担っていました。
植物の知識に長けている魔女たちは、日々欠かすことなく勉強をしていました。古くから伝わる対処療法を学ぶだけでなく、ハーブを使った研究を進め、治療に役立てていたのです。現代では医療が進歩し、自然の力だけで大病を治すことは難しく感じますよね。しかし、日々の病気の予防として、彼女たちの学んだ自然な力を大いに活用することができます。ハーブを料理に使ったり、お茶として飲んだり、身近なところから暮らしに取り入れていきましょう。
一番取り入れやすい活用法は、料理に使うこと。お肉はローズマリーと一緒に焼く、パスタにはパセリを、サラダにはルッコラを使うなど、毎日の料理に活用することができます。ハーブはできるだけ自宅で栽培してみましょう。育て方や特徴を知ることで、より美味しく食すことができます。
■『育てて楽しむ はじめてのハーブ』高浜真理子 監修、植松良枝 レシピ制作 (家の光協会)
何を用意するのか、どう育てればいいのかわからないという人のための入門書。主要なハーブの育て方やレシピ、日常の活用法までわかりやすく知ることができます。おしゃれでシンプルな装丁と写真は、眺めるだけでも楽しむことができます。
育てて楽しむ はじめてのハーブ
1,430円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
料理にプラスするだけでぐんと風味がひきたつハーブ。本格的に料理を楽しめたり、レシピの幅が広がることはわかっていても、「わざわざ今から買いに行くのは手間かな」「買っても使い切れないかな」と使わずにすませることってありませんか?キッチンで使えるハーブをベランダや室内で育てれば、必要な時に必要なだけ摘み取れて、香りや花・きれいな緑に目も心も癒されます。見て食べて楽しいキッチンハーブのうち、初心者さんでも室内で簡単に育てられる美味しいハーブの育て方をレシピと合わせてご紹介いたします。
色や花がつくハーブは、吊るしてドライにすることで別の使い道も。長期保存して料理に、布きんちゃくに入れてサシェ作りなどに使うことができます。部屋のインテリアにもぴったりですよね。旬が過ぎても、必要な時に必要なだけ楽しめる、古くからの用途のひとつです。
今すぐハーブを育てるのが難しい…という人は、まずは既製品を買って親しむのも手。こちらはシダーウッドやハーブ、スパイスをブレンドした虫よけサシェです。クローゼットの虫を避け、衣類を清潔に保ちます。使う時は服に直接触れないよう、ハンガーに吊るして使用しましょう。
アデイ(a day) アロマプロテクトサシェ for closet フォークローゼット 3個入り
1,980円〜(税込)
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フレッシュハーブがたくさん穫れる時期は、お料理に、ティーに、ふんだんに使えてうれしいですね。元気のいいハーブは、ドライにすれば、長期保存OK!ハーブのない季節にも、たくさんのお料理の出番に応えてくれます。ドライハーブの作り方、加えてドライハーブを使うレシピもご紹介しましょう。
ハーブの芳香が心を癒すことは、エビデンスが明らかになる遥か昔から知られていました。人々は睡眠時や心を落ち着かせるためにハーブを使用してきたのです。魔女たちは病気だけでなく、恋愛や出産など、女性の悩みに寄り添う形で多くの薬草を使用しています。精油やサシェを使って、当時と同じ香りを感じてみましょう。
ハーブを煮て、上がった蒸気を冷却することで抽出されたものが精油です。たくさんのハーブを使っても、出来上がる量はごくわずか。そんな貴重な精油は1滴小皿に垂らして香るだけでも、豊かな芳香を楽しむことができます。おすすめはカモミールやラベンダー、ベチバー等がブレンドされたフローラルグリーンのブレンドエッセンシャルオイルです。優しくて甘みのある香りが癒してくれます。
ニールズヤードレメディーズ ブレンドエッセンシャルオイル カーミング 5ml
2,970円〜(税込)
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乾燥させたお花やハーブを小さな袋の中に詰め込んだ「サシェ」。クローゼットの中や枕の下などに入れると、優しい香りに包まれて幸せな気分になれます。サシェの形には様々なものがあり、巾着型、テトラ型、クッション型など、自分の好きな形で手作りする事も出来るんです!今回は、暮らしの中に取り入れてみたくなる「可愛いサシェ」をまとめてみました♡
あらゆる不調の薬として、ハーブを煮出して飲む方法がありました。今でもヨーロッパの自然薬局では、薬剤師が症状に合わせてブレンドして販売しています。自分の不調に合わせて、一杯のコーヒーをハーブティーに変えるだけでも、簡単に生活に取り入れることができるためおすすめです。
女性は、どの年代もホルモンによる悩みが尽きません。そんな女性に寄り添ったハーブティーを五種類楽しむことができるセットです。ホルモンを整え、バランスを取りながら心も労わってくれるオーガニックのハーブで、リラックス時間を作りましょう。
ハーブティー オーガニック お試しセット (ウーマンバランス) ×5袋
1,250円〜(税込)
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カフェラテやカフェオレは、カフェの定番ドリンク。カップの上に広がるラテアートはまさに芸術!見てるだけでほっこりしますよね♪でも、コーヒーが苦手な方って意外と多いのでは?実は私もコーヒーが苦手で、ホットドリンクのレパートリーのなさに悩んでいました…。でも、おしゃれホットドリンクはコーヒーだけじゃないんです♪そこで今回は、コーヒが苦手な方でもおうちカフェを楽しめる、そんなおしゃれドリンクをたっぷりご紹介します。
ハーブは肌に使用することもできます。魔女の時代は火傷や擦り傷などの消毒薬として使われてきました。現代では化粧品としてクリームやボディオイルから、ケミカルではないナチュラルな方法で肌を労わることができますね。むくみや筋肉痛など不快な症状の緩和にも使うことができます。
ラベンダーやゼラニウム、マージョラムがブレンドされたマッサージオイルは、お風呂あがりに身体を整えるのにおすすめ。一日の疲れを取り、ゆっくりと眠りにつくための準備をハーブと共に過ごしてみましょう。
ニールズヤード レメディーズ アロマティックマッサージオイル 100ml
2,750円〜(税込)
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チンキとはハーブをウォッカなどのアルコールに漬けて成分を抽出したもの。そのまま飲んだり、うがい水、化粧品に混ぜるなど使い方は様々。冷蔵庫に入れると1年間保存できるので、どの季節でもハーブをそのまま楽しむことができます。
■『あした、ハーブを植えよう ―植物のチカラで家族を守る』山本真理(光村推古書院)
ハーブチンキの活用法や作り方、それぞれのハーブの知識を幅広く知ることができる本です。モイストポプリやスクラブの作り方、育て方のコツ等、ハーブガーデンを経営する著者ならではの使い方が盛りだくさん。挑戦しやすいレシピが多いためおすすめです。
あした、ハーブを植えよう ―植物のチカラで家族を守るー
0円〜(税込)
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環境を考えることやナチュラルな生活を送ることが、ますます注目されていますが、どう生活に取り入れていくのか難しいですよね。まずは使いやすいハーブを育てることや、植物を使った化粧品を使うこと、簡単な手作りドライハーブに挑戦することから始めてみましょう。自然に触れ、香りを楽しみ、身体に取り入れることで、当時の魔女たちが使った方法を私たちも実践することができます。人々を助けてきた植物の恵みを、現代でも感じてみましょう。
■『育てて楽しむ はじめてのハーブ』高浜真理子 監修、植松良枝 レシピ制作 (家の光協会)
何を用意するのか、どう育てればいいのかわからないという人のための入門書。主要なハーブの育て方やレシピ、日常の活用法までわかりやすく知ることができます。おしゃれでシンプルな装丁と写真は、眺めるだけでも楽しむことができます。