目覚ましが鳴り、朝起きると、まっさきに目の前のことへ――。
いつもの朝、心と体のコンディションを整える暇なくやるべきをこなして、「あっという間に1日が終わったな・・」と感じている方は多いのではないでしょうか。なんだか疲弊しちゃいますいますよね。
そこでおすすめしたいのが、一日のスタート、「朝の時間の過ごし方」に変化をつけてみること*
今回はいつもの朝の時間に取り入れてみてほしいことを、7つご紹介。
心と体を整える行動を、朝時間に取り入れて、習慣化してみましょう。1日の流れがスムーズになり、心にゆとりも生まれますよ♪ 朝がつらいと感じがちな方も、ぜひ参考にしてみてください。
① 窓を開けて、朝日を取り込む。➔ セロトニンの分泌を促しましょう
出典: 目が覚めたら、まずは、家中の窓を開けて、風を通しましょう。朝日が入る東側の窓は特に重要!しっかりと日の光を取り込めるくらい、開けましょう。
そして、気持ち良い朝の空気を感じながら、窓際やベランダで、朝日を浴びましょう。
「太陽の紫外線が気になる」と思われるかもしれませんが、紫外線を浴びると体内でビタミンDが生成されるなど、多少は必要なもの。また、体が太陽光を受けると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が脳内で分泌され、リラックスしやくなりますよ。また、頭の回転をよくする効果も。仕事前の朝時間にぴったりですね。
セロトニンによって血圧や代謝も高まり、体は活動状態に。体と心が、1日の始まりをしっかりと認識してくれますよ。
出典: あわせて、ゆっくり深呼吸をしたり、リズミカルに歩いたりすることも、セロトニンの分泌に効果的です。
幸せホルモン・セロトニンを意識した行動をとってみることが、調子のよい1日を作り出すことに繋がりますよ。
「セロトニン」について詳しくはこちらをご覧ください
② 白湯で水分を摂る。➔ 全身を温め、腸の働きを高めましょう
出典: キッチンに立ったら、朝ご飯を作り始める前に、まずはお湯を沸かす習慣を。
そして、1杯の白湯を飲みましょう。
出典: 白湯を飲むことで体が温まり、胃腸の働きがよくすることができます。また、内臓の温度が1度上がると、基礎代謝も約10%アップ。痩せやすい体づくりをサポートしてくれますよ。
また、人は寝ている間に、コップ1杯の水分を失っているといわれています。乾いた体への水分補給にもぴったりです。
出典: 「第二の脳」ともいわれる腸。消化吸収だけではなく、実は「感情」にも深くかかわっているんです。腸の不調は精神的な不調にもつながってしまうそう。腸の未消化物や老廃物の排出を促してくれる白湯で、腸内環境を整え、心と体の良い状態をキープしていきましょう。
ブームとなった「白湯」。沸かしたお湯をゆっくり飲むだけでOKという手軽な健康法は、美容や健康に気を遣う女性たちのアンテナに引っかかり、あっという間に広がりました。でも、気が付いたら白湯を飲み忘れ、いつも通りのコーヒーや紅茶を飲む生活に戻ってしまっていませんか?ブームで終わらせるのはもったいなさすぎる、白湯の効果と飲み方についてまとめてみました。
白湯の作り方や飲み方について詳しくはこちらの記事をご覧ください
③ しっかりと体をほぐす。➔ 体をゆるめてストレスを軽減しましょう
朝、目覚めたら、ベッドの上でもいいので、簡単なストレッチで体を伸ばしてあげましょう。体が気持ちいいと感じる程度のストレッチをすると、ストレス解消になりますし、リラクゼーション効果もあります。
さらに、ゆっくりとストレッチを行うと、自然と深呼吸をする状態になりますよね。腹式呼吸で、呼吸を整えることは、自律神経の乱れをケアすることにもつながります。自律神経が整うと、精神的な落ち込みも軽減するため、ポジティブな気持ちで1日を始められるようになりますよ。
④ 朝はニュースを見ない。➔ 情報量をコントロールしましょう
出典: 本当に余裕を感じる朝を過ごしてみたいと思う方は、朝、なんとなくテレビをつけるのをやめてみませんか。
特に、ニュース、ワイドショー番組の流し見をやめてみましょう。意識していないつもりでも、ネガティブなニュースは、私たちの頭の片隅にインプットされるもの。そして、視聴者の怒りや悲しみを煽るような内容があれば、心がざわついてしまいます。一見楽しく感じられるトレンドに関するニュースが、焦燥感のもとになることも。
時にはニュースを、お昼時間や夕方、夜などにチェックしてみてはいかがでしょう。
自分に入る情報量を、自分でちょうどよい匙加減を決めて、コントロールできるようになると、気持ちをフラットに保ちやすくなりますよ。
出典: 音がしないのはなんだか寂しいという場合は、お気に入りの音楽を流しみましょう。
自分の好きな音楽は、モチベーションアップのための大切なツールのひとつ。朝にぴったりの音楽を探すのも楽しいことですよね。
テレビで動画が見られる場合は、海や山、森などの映像を流し続けるのはいかがでしょう。清々しい自然の音で、リラクゼーション効果も高まります。
⑤ 今日1日をイメージする。➔ 頭の中の情報を整理しましょう
出典: 手帳を見て、今日1日のスケジュールを確認しましょう。分かっているつもりでも、実際に目で見て、再確認することで、頭の中が整理されます。何時に、何をするかということが分かると、自分の動きを具体的にイメージしやすくなります。
スケジュール管理がきちんとできていると心も自然と、穏やかな状態に。慌ててしまって、不要なミスが起きることも少なくなりますよ。
「to do list」を使って、やることを明確にするのも◎。視覚化することで、頭の中がすっきりと整理され、優先順位も掴みやすくなります。
スマホ管理は便利ですが、ペンと紙に手書きする方が触感などを通じて、脳にも刺激が伝わって良いとされています。短時間、紙に集中して、上手に朝のシーンを切り替えていきましょう。
⑥ 朝ごはんをよく噛んで食べる。➔ 消化吸収が良く、セロトニンも分泌
朝ごはんはしっかりとよく噛んで食べるように意識しましょう。時間があるときは、ひと口30回ほどを目安に。
よく噛むと胃や腸での消化吸収が良くなることはもちろん、食べ過ぎ防止の効果も◎。
体への負担が軽減。食後に「お腹がおもたい」というの感覚も和らぎます。
さらに、リズミカルに噛むことは、リズム運動のひとつとなり、「セロトニン」の分泌にもつながります。朝ごはんを美味しく、しっかり噛んで食べて、心も健やかに♪
出典: 意識的に噛む回数を増やすのも大切ですが、噛み応えのある食材をいただくことで、自然と噛む回数をアップできます。
浅漬けやぬか漬けなど、食感豊かな漬物は薄切りにはせず、大きめの乱切りにするのがおすすめです。
出典: ごぼう、こんにゃくなど歯ごたえのある野菜を、朝ごはんメニューにプラスするのも◎
また、シチューやカレーといった煮込み料理の具材を、大きくカットして取り入れるのもおすすめです。ナッツ類をつまんでもいいですね。
⑦ マインドフルネス瞑想を行う。➔ 雑念を払って心をクリアに
出典: 仕事を始める前、今日1日の本格始動の前に、マインドフルネス瞑想を取り入れてみませんか。
マインドフルネス瞑想を行うと、左前頭部が活性化し、気分をあげる効果があるとされています。また、怒りの感情を低下させ、不安を抑えることもできるように。
そのため、やることがたくさんあって、呼吸が浅くなりそうなとき。また、漠然とした不安に駆られてしまう…というときにもぴったり。
マインドフルネス瞑想で、自分の感情をコントロールし、集中力を高める時間を* あるいは雑念を取り払う方法として、ヨガもおすすめです。
1日の時間をコントロールする側にいるのは、「自分自身」であるべきです。忙しくても、決して1日の時間に振り回されることのない、冷静さを保てる術を身につけましょう。
世界のトップ達が実践していることで有名な『マインドフルネス』。近年、日本の企業でも導入され、話題になっているのをご存知ですか?メディアで取り上げられる機会が多いので、何となく言葉は知っていても「一体どういうものなのか、良くわからない…」という方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、現在注目されている『マインドフルネス』の特徴や実践方法についてご紹介します♪
「マインドフルネス」の具体的なやり方について、詳しく説明しています。
朝を制する者は一日を制す。だから、朝時間をもっと大切に
どうしても慌ただしくなってしまいがちな朝の時間。無意識にやっていたことを改め、ひとつひとつの行動の意味を考えていくことで、心にゆとりが訪れます。実践できたら、良い1日が始められそう!
自分にできることから、ひとつずつ、始めてみて下さいね♪
目が覚めたら、まずは、家中の窓を開けて、風を通しましょう。朝日が入る東側の窓は特に重要!しっかりと日の光を取り込めるくらい、開けましょう。